黒川くさびのレビュー一覧
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純真さ
カトリーナはようやく人並の食事をとれるようになりましたが、相変わらず働こうとしています。見かねたクラレンスは彼女に他に何かやりたいことはないのかと尋ねました。彼女は雪が見たいというので、外に連れ出しました。彼女の純真さにクラレンスも心を開いたようで、自身の生い立ちを語りました。そこに部下のトーマスがやって来て彼女の身辺調査の結果を報告しましたが、それは酷いものでした。報告を受けたクラレンスはこれ以上彼女に悲しい思いをさせないと決意しました。このまま彼女には幸せになって欲しいですね。
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本当の名前
カトリーナは倒れた翌日、朝から起きて部屋の掃除を始めました。それを見たメイドのニナは心臓が止まるくらい驚きました。彼女は出された食事に手をつけようともしません。そこにクラレンスが現れ、彼女に本当の名前を教えて欲しいと言いました。彼女はシャルルではなくカトリーナだと正体を明かしました。クラレンスは彼女を追い出すどころかここにいていいと言いました。そして彼女に食事をするように命じました。一方、カトリーナが生きていることを知ったサシャバル伯爵家の面々は荒れています。もうどうしようもない連中ですね。
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クラレンス
カトリーナのことをシャルルだと思い込んでいるクラレンスはずぶ濡れになった彼女の態度が演技だと感じたようです。でも彼女はクラレンスの前で謝ってばかりで、濡れた体を拭こうともしません。そのせいか着替えに行こうとした途中で倒れてしまいました。熱があるだけでなく、栄養失調状態でした。このことを知ってようやくクラレンスは彼女がシャルルではないと思い始めたようです。クラレンスはこれから彼女をどう扱うのでしょうか?
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カトリーナ
サシャバル伯爵の娘カトリーナは伯爵家の侍女が産んだ子のため、伯爵夫人やその娘シャルルから虐待されて育ちました。あるときパーティーでシャルルが失態をしてしまい、王家からクラレンス殿下の元で指導を受けるようにとの命令が届きました。それが嫌なシャルルは代わりにカトリーナを行かせることを提案しました。シャルルの母は賛成し、父も黙認したことにより、カトリーナがクラレンスの元に行かされました。辺境の地のクラレンスの屋敷に何とかたどり着いたカトリーナでしたが、その姿を一目見たクラレンスの視線は冷たいものでした。シャルルとその母親も酷いですが、カトリーナが虐待されていても何もしない父親が酷いですね。
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作画も原作も信じ難い程に稚拙
「爵位持ちの父には腹違いの娘の姉妹が居り片方が虐待されている」という、まるで石の下に蠢く虫のように何度と無く見かけたような下らない設定
世界や時代背景が理解に苦しむ、この手の作品では宗教などの戒律が存在しない箱庭ばかりだ
世界を創り上げたいのではなく「かわいそうな私の替わりに鬱陶しい実家の家族を殺してくれる王子様が欲しい」という欲望のみで書かれている
漫画で描かれている事が信じ難いので思わず原作小説まで確認したら
地の文と作中人物を区別せず(おそらく書いている間に混乱したのだろう)に書かれているので読み難い
主役である娘は漫画では「伯爵に目を付けられてしまい」と、娘からしたら実父なのに表現しているのがあまりに有り得ないが
本当に原作においても娘が父に対して「伯爵に無理矢理関係を迫られた」と伯爵と母親が娘にとって他人のように表現されていて呆れる
これって娘はどうやって自分が妊娠したそのセックスについて知ったんだ?母親が父親に対しての敬意を娘に教えず父親に強姦されたと吹き込んだって事になるよな?
そして致命的な齟齬なのだが、原作の記述通りに読むと主役の娘の母親よりも父親の正妃の方が先に妊娠しているか、或いは主役の父と母は複数回セックスしていないと主役の姉妹の産まれる順番がおかしいという事が読み取れた
自分で書いていておかしいと気付かないのか?何で読んでいる方が辻褄合わせ考えないといかんのだ
原作では主役の母は男爵の家の生まれの令嬢なのに攻撃的な人格であって、娘に自分の夫の正妃と娘にとっての義理の妹を殺せと憎しみと怨みのみを吹き込んだと明言されている事だけは良かった
主役の娘が実家を破滅させる事が原作小説では目標なのねと分かった
何せ原作では主役の娘に実の父である伯爵がセックスを迫っている描写も有りそして主役の娘の姉妹が、主役に対し「金持ちなジジイの慰み者でもやってるに決まっているわ」と、とても伯爵の令嬢とは思えぬ下卑た悪罵まで投げかけている
そういう原作と比較すると、漫画版は原作に満ちた悪意や卑しさを多少は抜いて読み易く描いているのかも知れない
漫画版の初回では伯爵に対して娘が「助け…お父様」と父に縋ろうとする場面が有るのだから
よくTVアニメにしようと考えたものだ、何が面白いのだろう