張國立のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
辺境作家 高野秀行氏がX(旧Twitter)で「面白い」と仰っていた。
随分前からこれが選書基準になっていて、そこから読んだ本はほぼ外れがない。近頃小説離れが酷かったが、彼の言葉を信じてページを開くや、薬が効いていくように時間を忘れた。本書の肝となる銃器や軍事関連の用語に蹴躓くことはあれど、それ以上に続きが気になり歩を進めていたのだ。
とはいえ帯に書いてある「謀略スリラー」(しかもメイドイン台湾!)なるジャンルとは、あまり面識がない。面白かったけど、内実は筋書きを追うのに必死で、もう一度確かめたい箇所が幾つもあった。
謀略もスリラーも、様々な事件や思惑が絡まり合って複雑怪奇に仕上がっていた -
Posted by ブクログ
炒飯の名手というスナイパーと定年退職目前の刑事が対峙するようになっていく話なのだけど、とにかくお腹が空く小説。炒飯から始まりサンドイッチから餃子からとにかくお腹いっぱいになりそうになる。そう書くと何やらユーモア小説風なのだけど、手に汗握る攻防戦である。スナイパー訓練時代の話なかなか興味深く、サイドストーリー的に進んでいくのかと思いきや後の話に繋がっていく。何故台湾のスナイパーがヨーロッパで潜伏しながら活動するのか、刑事は定年前に事件を解決できるのか最後まで目が離せない。続編が既に(台湾より先に)フランスで刊行されているとのことで、今後も楽しみ。
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Posted by ブクログ
炒飯の名手にして一流のスナイパーと引退間近の刑事のお話・・・と聞いて興味を持って読んだんですが。
いうほど炒飯要素は多くない。もっとがっつり物語に絡んでくるくらい炒飯炒飯してるのを期待していたんですが。自分で言っててどんな話なんだよとは思いますが。で、原題は「THE SNIPER」なんですね。
つまらないというほどでもないけど、ミステリというには謎の所在や手がかりがだんだんと見つかっていく感じが今一つわくわくする感じしないし。アクション的な面白さとしてもちらほら・・くらいで。刑事老伍のハードボイルド小説というわけでもなく、息子とのハートフルな・・というのでもなく。いろんな要素がちょっとずつっ