前田亜紀のレビュー一覧

  • カレーライスを一から作る

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    ネタバレ

    ご飯を食べるときはもっと感謝して食べようと思いました。そして家畜とペットの違いなどを学び、人間は自分勝手だなと思いました。

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    2025年10月27日
  • カレーライスを一から作る

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    武蔵野美術大学のゼミで、みんなでカレーを全部を一から(野菜もお肉も調味料も食器も)作ったというお話。先生は探検家で、おもしろい人だった。
    教科書に紹介されていた本で、説明文が苦手だから、難しいかなと思ったけど、すいすい読めた。でも、内容は難しい。
    全部を一から「作る」のはいい。でも、「育てる」は難しかった。マンガの「銀の匙」を読んだときも思ったけど、自分が育てた動物を、食べるために育てたとは言っても、ぼくは食べられるかな。食べれない気がする。もふもふしているのは、やっぱりつらいと思ってしまう。
    いろいろな意見が読めて、よかった。(中2)

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    2025年09月26日
  • カレーライスを一から作る

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    ネタバレ

    大学生達のゼミでの活動を記録したノンフィクション。
    カレーライスを一から作るといっても、米と野菜ぐらいだと思っていたら、器やスパイス、そしてなんとお肉もすべてということで驚いた。しかも無農薬へのこだわりよう。
    記録の中で1番丁寧に書かれていたのはやはりお肉。牛と豚は素人には殺すことができないため、必然的に鳥となる。飼う鳥を選んで飼育し、絞めて肉にするまでを自分達でやる。お世話をするうちに愛着がわいてしまって殺さない意見が出てくること。みんなで話し合ってやはり予定通りに食べること。スーパーで食材として買って調理するのとは全然違う。ゼミ生の活動を通して色々なことを考えるきっかけになる1冊。

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    2024年09月16日
  • カレーライスを一から作る

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    タイトルにビビッときた。
    まさかお皿やスプーンまで作っちゃうとは。

    完成したときの写真や味も含めて、
    素敵な本だと思いました。

    本物には敵わないけど、新しい視点をもらいました。

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    2024年02月29日
  • カレーライスを一から作る

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    グレートジャーニーの関野さんのムサビでのゼミ活動として、カレーライスを食材とか調味料まで一からつくる取り組みがあったと聞いて、興味を持って読んでみた1冊。昔一人暮らしを始めたころ、「お前カレーの作り方知ってるのかよ」と聞かれて「知ってるよ、あっためてかけるだけじゃん」と答えていた自分がお恥ずかしい。。1人でやることはできないけど、きっとやってみると学びはとても大きい、食べるということ、生きるということをとても考えさせられる授業で受けてみたかった、受けながら同じ学生の立場の人たちといろいろ意見を交換してみたかったと思った1冊でした。

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    2023年06月21日
  • カレーライスを一から作る

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    ☆二本足の動物なら屠殺場でなくて、殺してよい。
    ☆屠殺場の方 僕らの仕事は畜産農家のため、美味しいお肉にしないと申し訳ない。
    ☆人間だけでなく、生き物はみんなそれぞれの種の都合で動いている。全てに命がある。
    午後1時に作り始めて、9時にいただきます。
    ☆動物には感情がないのに、連れて行かれる時、悲しそうな声を出す。動物は今を生きている。

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    2023年03月31日
  • カレーライスを一から作る

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    約9か月の月日をかけて、野菜/米の種まき~栽培~収穫、鶏肉の屠殺、皿/食器づくりなどを経て、カレーライスを「一から」作った。
    様々な体験から感じたのは「あたりまえ」のありがたみ。何事においても「人の都合」で動物も植物も生死が決まり、だからこそ「(命を)いただきます」の重みになるだと、改めて心に沁みた。

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    2022年08月14日
  • カレーライスを一から作る

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    ルーから作る、ではなく、一から作る。

    ゼロからではない。人間が何かをゼロから作るなんてことは不可能だから。
    植物も種がいる。

    やはりぶつかる壁は育てたホロホロ鳥やウコッケイを屠って「肉」を取るところ。
    私もそうだけれど、植物を収穫したり雑草を抜いたりするのは抵抗がないのに、動物を殺して肉を食べるのには抵抗があるのは、人間の都合のいい発想なのだ。

    ペットと家畜や獲物は違う、とか、果物はいいけど鶏はかわいそう、とか。
    植物だって生きてる命なのだ。

    ウコンは苦いことを忘れてはいけない。

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    2022年07月18日
  • カレーライスを一から作る

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    中学生くらいの人に読んでほしいな……
    p180「世界中、どこの民族もペットは食べない」
    p184「クマはサケをなんのためらいもなくとって食べる。(中略)食べるくせに、殺すのを嫌がるというのはちがうと思います」
    p185 「塩と人工添加物以外は、全てに命がある」
    p186 「たとえば、若い葉っぱを食べることをどう思う?成熟して、古くなった葉っぱより、新鮮な若い葉っぱのほうがおいしいよね?でも、それは葉っぱの『生』をまっとうさせていないじゃない。そのことはどう思うの?申し訳ないと思う?』
    (中略)
    「葉っぱには……何も感じません」
    p133 「自然に死んだ動物の死がいを食べる民族は、どこにもいない

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    2022年01月29日
  • カレーライスを一から作る

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    カレーっていうと、簡単でおいしいもの。
    それを一から作るという学生さんの体験は、率直に羨ましいと思いました。
    こういう体験を日常ではしない私たちの想像力に訴えかけてくる本でした。

    だけど文が読みやすくて、ふりがなもあるので、ある程度の学年になれば親子で読書するのに良いと思います。

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    2020年04月30日
  • カレーライスを一から作る

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    面白かった。
    武蔵野美術大学のゼミで、カレーライスの材料を一つ一つ米、野菜、肉、塩から作りながら、カレーをつくる。
    指導者の関野先生も、学生たちが「ダチョウの肉がいい」といえば、ツテを辿って雛を手に入れ、飼う場所や飼い方を調べてくれる。また「それは難しいから駄目」とは言わないところが凄い。
    学生たちは草むしりの大変さ、雛の可愛さ、成育を心配したり、一つ一つについて向き合っていく。
    特に終盤の食べる為に飼っていた鶏たちを殺すところ。
    かわいいから殺さない、も人間の都合だ、と言っていたのも考えさせられた。
    その葛藤をしないことが普段私達が逃げている狡いところなんだなぁとわかった。

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    2019年12月26日
  • カレーライスを一から作る

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    簡単に言ってしまえば、食育の本。
    学生たちが、材料をスーパーで買う事なく一からカレーライス作りに挑戦しています。
    この本のすごいところは、ほんとに全てを一から作っていて、びっくりしながら手に取りました。
    野菜は種、肉は雛、塩は海水、器は土、スプーンは竹からというような感じ。ここまでやるか…と驚きの連続でした。
    普段肉や野菜を食べたり、蚊をつぶすことを普通にやっているのに、植物の剪定で枝を切る時や部屋に入ってきた虫を潰さないように外に出すときに、私は可哀想と感じる。
    人間って変だよな、何でだろう、と思った事があります。それに近いことも書かれていて、この学生たちと一緒に改めて考えさせられました。

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    2019年09月04日
  • カレーライスを一から作る

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    これこそ生きた学習。ここで学んだ生徒は、生きる意味と食べる意味を心底理解できたのではないかな。
    しかし、松永さん… 年長ながら一番ブレてた…

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    2018年06月17日
  • カレーライスを一から作る

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    ノンフィクション。カレーライスの材料を野菜はもちろん肉やスパイスを含めて全部一から作ろうという挑戦に惹かれて読み始めた。ふりがながふってあって児童生徒も読みやすい。食べ物があふれかえって、お金を出せばいくらだって人間は食べ物を食べられる。だけど、生命を奪っていること、当たり前じゃないことを忘れたくない。

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    2025年08月06日
  • カレーライスを一から作る

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    ネタバレ

    題名からスパイスとかいろいろな種類を調合して造る本かなと思い読み始めたが(^^;)実は米作り野菜スパイスづくり塩づくり鳥を育てるといった本当に何もかもを一から作るという大学の講座?の一年のお話でした(^^;;;
    いやこういう事かと色々考えさせられ、勉強になりました。

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    2024年07月03日
  • カレーライスを一から作る

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    追体験できて良かった

    けどまあこれは分かった気にはなるけど、体感しないとあまり意味はない気もした

    体感したからって何か明確な変化はないかもけど、すぐに現れることはない価値があるとは思う

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    2023年06月17日
  • カレーライスを一から作る

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    スパイスから野菜まで、器からスプーンまで一からカレーライスを作った武蔵野美生のプロセスを追った本。育てた鳥を屠るかどうか、化学肥料を使うかどうか、学生の葛藤とそれを読んでる自分の葛藤が重なった。

    プロジェクトを指揮しているのは冒険家として海を渡った旅記録「グレートジャーニー」で有名な関野吉晴先生。

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    2021年02月06日
  • カレーライスを一から作る

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    私がノンフィクション好きなので子供の読書感想文用にすすめてみました。 某大学の学生によるカレーライスプロジェクト。
    野菜や米やスパイスを栽培し、塩は海から取ってきて、肉もヒナから育て。。。まさに一からのカレーライス!
    苦戦する様子が子供も面白かったようです。ヾ(´∀`)ノ

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    2018年08月04日
  • カレーライスを一から作る

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    命の大切さ、普段自分が食べているものを感じさせてくれること。
    カレーライスを一から作る取り組みでそれを感じ取る話。
    植物から動物まで全て育てる、肉というがそれは自分たちが育てた動物を自分たちで屠ること。
    それが命をいただくこと、綺麗事ではない。
    可哀想など自分たちの都合を押しつけているがそれは生きるために誰しもが行動している。
    それをよく自覚し、今後の食にありがたみを。

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    2025年08月14日
  • カレーライスを一から作る

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    4本足の家畜は自分では殺せない「賭場」じゃないと、2本足の鳥なら自分たちでしめて肉にすることができる。衝撃。
    スパイスも自分たちで作れるのね・・・コリアンダー、ウコン、トウガラシなど。作物って最初の年はあまり穫れなくても年を追うごとにその土地に合った品種になっていくんだ。
    作者たちがその道の専門家に話を聞きながらマジでやっている。知らないことがまだまたいっぱいだ。

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    2023年02月20日