前田亜紀のレビュー一覧
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タイトルにビビッときた。
まさかお皿やスプーンまで作っちゃうとは。
完成したときの写真や味も含めて、
素敵な本だと思いました。
本物には敵わないけど、新しい視点をもらいました。Posted by ブクログ -
グレートジャーニーの関野さんのムサビでのゼミ活動として、カレーライスを食材とか調味料まで一からつくる取り組みがあったと聞いて、興味を持って読んでみた1冊。昔一人暮らしを始めたころ、「お前カレーの作り方知ってるのかよ」と聞かれて「知ってるよ、あっためてかけるだけじゃん」と答えていた自分がお恥ずかしい。...続きを読むPosted by ブクログ
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☆二本足の動物なら屠殺場でなくて、殺してよい。
☆屠殺場の方 僕らの仕事は畜産農家のため、美味しいお肉にしないと申し訳ない。
☆人間だけでなく、生き物はみんなそれぞれの種の都合で動いている。全てに命がある。
午後1時に作り始めて、9時にいただきます。
☆動物には感情がないのに、連れて行かれる時、悲し...続きを読むPosted by ブクログ -
約9か月の月日をかけて、野菜/米の種まき~栽培~収穫、鶏肉の屠殺、皿/食器づくりなどを経て、カレーライスを「一から」作った。
様々な体験から感じたのは「あたりまえ」のありがたみ。何事においても「人の都合」で動物も植物も生死が決まり、だからこそ「(命を)いただきます」の重みになるだと、改めて心に沁みた...続きを読むPosted by ブクログ -
ルーから作る、ではなく、一から作る。
ゼロからではない。人間が何かをゼロから作るなんてことは不可能だから。
植物も種がいる。
やはりぶつかる壁は育てたホロホロ鳥やウコッケイを屠って「肉」を取るところ。
私もそうだけれど、植物を収穫したり雑草を抜いたりするのは抵抗がないのに、動物を殺して肉を食べる...続きを読むPosted by ブクログ -
中学生くらいの人に読んでほしいな……
p180「世界中、どこの民族もペットは食べない」
p184「クマはサケをなんのためらいもなくとって食べる。(中略)食べるくせに、殺すのを嫌がるというのはちがうと思います」
p185 「塩と人工添加物以外は、全てに命がある」
p186 「たとえば、若い葉っぱを食べ...続きを読むPosted by ブクログ -
カレーっていうと、簡単でおいしいもの。
それを一から作るという学生さんの体験は、率直に羨ましいと思いました。
こういう体験を日常ではしない私たちの想像力に訴えかけてくる本でした。
だけど文が読みやすくて、ふりがなもあるので、ある程度の学年になれば親子で読書するのに良いと思います。Posted by ブクログ -
面白かった。
武蔵野美術大学のゼミで、カレーライスの材料を一つ一つ米、野菜、肉、塩から作りながら、カレーをつくる。
指導者の関野先生も、学生たちが「ダチョウの肉がいい」といえば、ツテを辿って雛を手に入れ、飼う場所や飼い方を調べてくれる。また「それは難しいから駄目」とは言わないところが凄い。
学生たち...続きを読むPosted by ブクログ -
簡単に言ってしまえば、食育の本。
学生たちが、材料をスーパーで買う事なく一からカレーライス作りに挑戦しています。
この本のすごいところは、ほんとに全てを一から作っていて、びっくりしながら手に取りました。
野菜は種、肉は雛、塩は海水、器は土、スプーンは竹からというような感じ。ここまでやるか…と驚きの連...続きを読むPosted by ブクログ -
これこそ生きた学習。ここで学んだ生徒は、生きる意味と食べる意味を心底理解できたのではないかな。
しかし、松永さん… 年長ながら一番ブレてた…Posted by ブクログ -
追体験できて良かった
けどまあこれは分かった気にはなるけど、体感しないとあまり意味はない気もした
体感したからって何か明確な変化はないかもけど、すぐに現れることはない価値があるとは思うPosted by ブクログ -
スパイスから野菜まで、器からスプーンまで一からカレーライスを作った武蔵野美生のプロセスを追った本。育てた鳥を屠るかどうか、化学肥料を使うかどうか、学生の葛藤とそれを読んでる自分の葛藤が重なった。
プロジェクトを指揮しているのは冒険家として海を渡った旅記録「グレートジャーニー」で有名な関野吉晴先生。Posted by ブクログ -
私がノンフィクション好きなので子供の読書感想文用にすすめてみました。 某大学の学生によるカレーライスプロジェクト。
野菜や米やスパイスを栽培し、塩は海から取ってきて、肉もヒナから育て。。。まさに一からのカレーライス!
苦戦する様子が子供も面白かったようです。ヾ(´∀`)ノPosted by ブクログ -
4本足の家畜は自分では殺せない「賭場」じゃないと、2本足の鳥なら自分たちでしめて肉にすることができる。衝撃。
スパイスも自分たちで作れるのね・・・コリアンダー、ウコン、トウガラシなど。作物って最初の年はあまり穫れなくても年を追うごとにその土地に合った品種になっていくんだ。
作者たちがその道の専門家に...続きを読むPosted by ブクログ -
なんかの雑紙で紹介されていて気になって借りた本!
面白い!とっても面白い試み!!!!!!!
ホントに一からカレーライス作ります。米も、ダチョウもヒナから育てて締めます!すごい!!!!
いろんな紆余曲折があり、ダチョウに決めたもののヒナがうまく育たず途中で死んでしまったり、他の鳥に決めたものの、懐...続きを読むPosted by ブクログ -
なんだか写真が白黒で小さくて少ないなあと思いながら読んだが、屠畜の場面が分からないようにという配慮なのかなあ。子ども向けの本だから。
動物園かペットの動物しか知らない子どもが多いから、いきなり屠畜じゃ厳しいかもしれない。まあ、もとは映画なんだから、どうしても見たかったら映画を見ろということですね。
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