吉里恒昭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よく耳にする『自律神経は交感神経と副交感神経』という2種類だとせず、自律神経は3種類あるという『ポリヴェーガル理論』について噛み砕いて説明してくれている本。
『アクセルの赤』『ブレーキの青『チューニングの緑』という風に、色と可愛いキャラクターで可視化していて分かりやすいです。
赤だから、青だからダメ。というわけでもないし、刺激(出来事)に対して反応している生理現象だから、本人の性格や人格とは異なることだという考え方はおもしろいと思いました。
前半は理論の解説で、後半は具体的な日常への取り入れ方(細かく会話の例まで)を紹介しています。
常に『緑』を意識して、赤(動く)と青(休む)にブレンドし -
Posted by ブクログ
ポリヴェーガル理論へ興味を持ったものの、学術的な本を読むのはハードル高いな…と思った時に見つけた本です。赤・青・緑の比喩表現が分かりやすく、イラストも可愛く、読んでいてホッコリしました。
また自分が望まないのに怒りがわいてきたり、わけもなく悲しくなった時も、色を使い客観的に自分をさっと俯瞰できるようになりました。自分の中に感情を表現する語彙が少なくても、赤・青・緑という単語さえ頭に入っていれば良いのが、ありがたかったです。
難しい言葉を使わずパッとセルフモニタリングし自分を癒すための考えの一つとして、この本の内容に目を通せて良かったなと感じています。(この仮説が極論医学的に誤っていたとして -
Posted by ブクログ
人の心身の状態を「赤のモード(闘う/逃げる)」「緑のモード(安心する/つながる)」「青のモード(固まる/動けなくなる)」の3種類に分類し、相手や自分が現在どのモードにあるのかを「観察」によって把握することで、マネージャーがチーム内の関係性を良好に保ち部下の育成にも役立てられる、という内容です。
他人の反応は、その人の人格によるものではなく、現在置かれているモードとそのモード特有の身体の反応によるものである、という説が新鮮でした。呼吸や心拍数など身体の状態に意識を向けてみるのも面白いかもしれません。
相手が反発したりネガティブな発言をしてきたとき、その人は何かを守りたかったりただ安心したいだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ・失敗の予兆が見えた時点で気軽な声掛けや助け合いが起こる
・反発、抑圧、受容
・困っている:助けてほしい、守りたい->闘う・逃げる
・同じ写真を見ても、人それぞれに受け取るイメージに違いがあるのは、過去の経験の影響をお受けているからです。
・予測のつきにくい現代の仕事では、悲観的にならずに進めることはとても重要なことです。
・今まで頑張った分だけ、休息や内省が必要になります。
・成果が出ていても観察をしてあげてください。周囲から孤立する前に対話を持ち、本人が自分の状態を客観的に観られるようにサポートしてください。
・ディビッド・コルブの経験学習サイクル
・何を守ろうとしたのか?何に困っていたの