望月朔のレビュー一覧

  • たのしい傭兵団 6

    購入済み

    毎日が命のやり取り

    学費を出してくれた叔父の頼みで社会の底辺とされる傭兵団の金庫番を務めることになった主人公の奮闘を描く本作。今回はその六巻。他所の国のお家騒動のに巻き込まれた主人公及び傭兵団が集団戦法を覚え、遊牧民から騎馬(及び相続権のない族長の息子)を貰い受け相手方の正規軍と相対しながらお家騒動の原因とそれに絡む陰謀を暴くさまは非常に痛快。それに主人公が傭兵たちに話す口ぶりが往年の股旅物の渡世人のようで時代劇ファンとしては楽しめるところ。ただ続刊が刊行されるかは気になる。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #アツい

    0
    2025年10月20日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

     人は誰もが、
     心に一枚の絵を持っている――。

     統一された政府により、様々な芸術が規制を受け始めた世界。しかし、そんな世界各地の壁面に封印されたはっずの名画が描き出される事件が起きる。
     『Der Kunst Iher Freiheit!(芸術に、その自由を!)』
     絵とともにそう書き残していく〈アーティスト・テロリスト〉を、人々は敬意を込めて「破壊者(ヴァンダル)」と呼んだ。
     政府を敵に回すという危険まで冒してまで彼らが絵を描く理由とはそして真の目的とは――?

    0
    2012年10月14日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡3

    Posted by ブクログ

    綺麗に終わったかな。題材とか新鮮で面白かった。

    欲を言えば、1巻の形を続けて欲しかったんだけど。

    0
    2010年11月27日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

    良い意味でライトノベルらしく無い。
    でも、光や色彩の描写のうまさと、優しい話がうまくマッチしてて良かった。

    0
    2010年10月06日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

    こちらは第16回電撃小説大賞金賞受賞作です。思わず手に取り読んでみましたが、世界観が綺麗で、各章完結というスタイルも作品にあっている。また、取り扱っているのは有名な絵画であるが、各章のタイトルに絵画名、その裏にはその作品の詳細がかいてあり、絵画がわからない方でも大丈夫なようになっています。内容としてはキャラクターの魅力が今一つだった点が残念ですが、文章は大変良いのそれほどで気になりません。お勧めできる作品だと言えるでしょう。しかし、個人的な意見としては1巻完結だと思っていただけに続巻が出るとのことで少し残念です。続巻には期待ができないと言うのが正直な感想ですが、1巻完結として読むならこの作品は

    0
    2010年03月15日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

    いい話。あまりラノベっぽくない。頑張れば一般文芸でも通じそう。私には絶対書けない世界観の話。ノーモアベット!

    0
    2010年03月01日
  • たのしい傭兵団 1

    nnt

    注意

    同じ本が同じ出版元から別のレーベルで発売されていたのですが、レーベルが変わったせいで、このBookLive内では別の作品として扱われているようです。

    二重買いに注意。


    中身は面白いです。

    0
    2019年09月05日
  • たのしい傭兵団 1

    Posted by ブクログ

    チートというほどではなし。転生や転移でもなし。わりと真正面から経営系の話。のふりしてそうじゃないよな。
    イラストのせいもあるけど、ヒロインとかサブキャラに違和感。
    あるけど、じゃなくてイラストのせいか。

    0
    2019年03月07日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

    美奈川護のデビュー作。

    メディアワークス文庫に移籍したのはやっぱ正解だったなあと、いや悪いとは云わん(終章はベタだけどけっこう来るものが)がやはり設定に無理がありすぎると思うの。

    ちなみにサイボーグと少女とカジノの話はさすがにやり過ぎだろと思ったんだがマルドゥーク・コーポレーションなあたりもしかしてオマージュだったりするん?

    0
    2013年09月17日
  • いばらの呪い師2 病葉兄妹 対 墓場博士(イラスト簡略版)

    Posted by ブクログ

    シスコンの兄とブラコンの妹のが織り成す異能力バトルの第2段

    絵師さんの描く風景がスゴク好きなのでつい2巻もてにしたのですが、やっぱりこの方が描く雲は素敵ですね。
    その部分は満足です。

    内容の方はせっかくの異能バトルなのに会話で戦う描写が多いのでテンポが悪い。
    それと主人公補正が強いためちょっと冷めてしまいます。
    せっかくのブラコン、シスコンのいい設定があるんだからもっとこの辺を活かす展開を期待したかったなぁ。

    0
    2012年01月08日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

    ただ絵を描くだけのアートテロリストというのは面白い。
    心の中に誰でもひとつの絵を持っているだとか、
    印象的な言い回しがあって素敵だった。
    印象的なシーンは多いが、
    ストーリーのオチが微妙な気がした。

    続編ないと思ったら、続編があって驚いた。
    ただ続きを読もうとは思わない。

    0
    2011年04月23日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡3

    Posted by ブクログ

    題材はすごく好みで内容も楽しめたのだが、パンチが弱いのと結末が少々尻切れになってしまったのはもったいないなと。

    全ての話が流れすぎてしまい、収束させるときにその残り香でなんとか終わらせたという印象。あと少しでもクッションをはさめていればより最後の展開に盛り上がりが見せられたのではないだろうか。

    とはいえ着想は面白いし、自身の知識に頼りすぎずに物語として構築されていたので、及第点ではあると思う。作者の今後を楽しみにしたい。

    0
    2011年02月18日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

    絵画が規制された世界で禁断となった過去の名画を街に描くアートテロリスト「ヴァンダル」を巡るお話。

    そのライトノベルというより一般文芸作品的語彙使いもあいまって、なんというか、非常に精緻な、でも、静謐な絵画を見せられたような気になった。
    悪くはない。でも……

    このお話の主人公は少女エナだと思うのだけど、物語の語りは常に彼女でない第三者が主になっている。
    その人達の思いが語られるのはまあいいとして、でも、最後まで、エナの心の奥底に直接切り込まなかったのは、もどかしく、それゆえ、なにかもの足らない。
    なんというか、外からうかがっているようなもどかしさ、薄いベールを挟んで見ているような物足りなさを

    0
    2010年12月11日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡3

    Posted by ブクログ

    3巻にてシリーズ完結。ほとんど思いつきだけで描いてるような作品もある中で、絵画、プロパガンダ、などの扱いにくい素材で無事完結した点は評価している。ただ、この巻で広げた風呂敷はあまりに大きくて、結果あっけない一言で幕切れとなった。また1巻で登場したキャラクタ以上に世界が広がらなかった感じがするのも今ひとつ手放しに高評価できない理由かもしれない。1巻だけの読み切りでも良かったかもしれない。

    0
    2010年11月19日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡3

    Posted by ブクログ

    各話ごとにすっきりまとめるのは良点だが、終盤のあっさり感は否めない。けれど無駄に引き延ばさなかったのは評価できる。

    0
    2010年11月19日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡2

    Posted by ブクログ

    刺青だってアートです! それはともかく、「ヒロインと同じ力を持つ(?)」お約束の宿敵登場で緊迫ムード。あからさまな萌え線とか狙っておらず、文体に突飛さもなく、どうにも地味な印象を受ける作品(テーマにしている絵画は名だたるものばかりなんだけど)ですが、ここから一転して話を盛り上げていけるか期待。個人的にはそんな堅実さが割と好きですが。

    0
    2010年06月20日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡2

    Posted by ブクログ

    今回はまとまりのあった1巻とは違い、シリーズとしてストーリーを展開させるための布石の話。

    各エピソードは絵の存在感を感じられて面白いと思うんですが、すべてを流れとして読むと少々窮屈な気もします。個人的には短編構成なほうが好きだからかもしれませんが。

    また、2巻ではヴァンダルと警察以外の、第三者的な存在も登場してそれも今後の展開の鍵を握ることになりそうです。

    個人的には場面の瞬間瞬間で絵に切り出せるようなイメージがいくつか見られたのは読んでて楽しかったです。それが作者の魅力なのかもしれませんね。

    0
    2010年05月29日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

    第16回電撃小説大賞<金賞>受賞作。

    世界的に知られている絵画を題材としているものの、その切り口は絵を知らない読者でも読みやすいように軽め。文学を題材としている「文学少女」とは、モチーフの取り方は似ていてもそれを作品に落とし込む部分ではかなり違うものとなっています。それはビジュアルによって表現される題材である点が影響しているのでしょうか。

    他の印象としては、人物描写が粗く、その点について作品に入り込むのは難しいかなと。終盤の流れにしても、読む側に上手くイメージが溶け合っていかないなという感じです。

    確かに出版に耐えうるレベルの作品ではありますが、今後シリーズとして読むのであれば全体的にも

    0
    2010年05月22日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

    あらすじにとても惹かれた。
    内容的にはややこじんまりとまとまりすぎていたのと、オチにやや不満かも。

    0
    2010年04月05日
  • ヴァンダル画廊街の奇跡

    Posted by ブクログ

    2010/03/11:最後は綺麗にまとまってましたが、全体的に掘り下げが少なく物足りなさの残る作品でした。

    0
    2010年03月11日