望月朔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こちらは第16回電撃小説大賞金賞受賞作です。思わず手に取り読んでみましたが、世界観が綺麗で、各章完結というスタイルも作品にあっている。また、取り扱っているのは有名な絵画であるが、各章のタイトルに絵画名、その裏にはその作品の詳細がかいてあり、絵画がわからない方でも大丈夫なようになっています。内容としてはキャラクターの魅力が今一つだった点が残念ですが、文章は大変良いのそれほどで気になりません。お勧めできる作品だと言えるでしょう。しかし、個人的な意見としては1巻完結だと思っていただけに続巻が出るとのことで少し残念です。続巻には期待ができないと言うのが正直な感想ですが、1巻完結として読むならこの作品は
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注意
同じ本が同じ出版元から別のレーベルで発売されていたのですが、レーベルが変わったせいで、このBookLive内では別の作品として扱われているようです。
二重買いに注意。
中身は面白いです。 -
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- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
絵画が規制された世界で禁断となった過去の名画を街に描くアートテロリスト「ヴァンダル」を巡るお話。
そのライトノベルというより一般文芸作品的語彙使いもあいまって、なんというか、非常に精緻な、でも、静謐な絵画を見せられたような気になった。
悪くはない。でも……
このお話の主人公は少女エナだと思うのだけど、物語の語りは常に彼女でない第三者が主になっている。
その人達の思いが語られるのはまあいいとして、でも、最後まで、エナの心の奥底に直接切り込まなかったのは、もどかしく、それゆえ、なにかもの足らない。
なんというか、外からうかがっているようなもどかしさ、薄いベールを挟んで見ているような物足りなさを -
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Posted by ブクログ
第16回電撃小説大賞<金賞>受賞作。
世界的に知られている絵画を題材としているものの、その切り口は絵を知らない読者でも読みやすいように軽め。文学を題材としている「文学少女」とは、モチーフの取り方は似ていてもそれを作品に落とし込む部分ではかなり違うものとなっています。それはビジュアルによって表現される題材である点が影響しているのでしょうか。
他の印象としては、人物描写が粗く、その点について作品に入り込むのは難しいかなと。終盤の流れにしても、読む側に上手くイメージが溶け合っていかないなという感じです。
確かに出版に耐えうるレベルの作品ではありますが、今後シリーズとして読むのであれば全体的にも -
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