逢崎遊のレビュー一覧

  • 正しき地図の裏側より

    Posted by ブクログ

    学生の耕一郎がある冬の日に、酒に溺れる父の愚行に怒り殴り殺してしまう。
    逃亡生活を選択し、身を潜め静かに日常を暮らしていくことになるのだが…

    というありがちな逃避行物語ではあるが、耕一郎がドがつく程の真面目で寡黙な青年である故に、ドン底にいつつも犯罪に走ったり、人を貶めたりしないところが健気というか馬鹿正直というか。
    訳ありのホームレス仲間や、途中で出会うおっちゃんとの生活はただひたすら普通に生きたいが過去から立ち直れなかった者達の成れの果てみたいで、悲しくも現実から逃げていては何も変わらない生活を象徴していた。
    しかし耕一郎は若さもあって普通を諦めずに生きる選択をしていくことで父の死の真相

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    2026年03月13日
  • 正しき地図の裏側より

    Posted by ブクログ

    最後の最後で「正しき地図」と「裏側」の意味が分かった。けど、青年にとって「正しき地図」ってどんな地図だったんだろう?親子のすれ違いから始まった人生の相互転落劇。あん時あーしとけば違ったのに・・・そうかもしれない。でもそれはあくまで人生の一つの有り様。地図の裏側は有るとしても「正しき地図」ってのはそもそも存在しないのでは?って思ったところで青年の未来への慰みにはならないかもしれないが。でも実際そう思う。

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    2026年07月05日