逢崎遊の作品一覧

「逢崎遊」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 正しき地図の裏側より
    第36回小説すばる新人賞受賞作。

    1998年生まれの若い作家さんだが、デビュー作とは思えない抜群のリーダビリティで一気読み。

    主人公は定時制高校に通いながら無職の父に代わりバイトに明け暮れる井口耕一郎。
    ある事がきっかけで故郷を離れ、彼の逃亡生活が始まる。

    わずか10代でホームレスとなった耕一...続きを読む
  • 正しき地図の裏側より
    素晴らしい新人作家と出会えました。
    働かずパチンコに明け暮れる父と、二人で暮らす耕一郎。ある日、耕一郎が頑張って貯めた八万円が父に使われたことをきっかけに、二人は完全に袂を分かってしまう……。
    最初は暗く不安な展開ですが、根は真面目な耕一郎のあきらめない心に共鳴するように、後半は段々と明るくなってい...続きを読む
  • 正しき地図の裏側より
    他の方の感想や、宮部さんと村山さんの帯に誘われて買いました。
    読み始めたらまさに帯の通り「ぐいぐいと読まされてしまい」一気読みでした。新人とは思えない筆力と、感動の展開で、今年最も読んで良かった一冊です。
    特に相葉さんと出会ってからのストーリーでは何度も泣かされました。
    本当に買わないのがもったいな...続きを読む
  • 正しき地図の裏側より
    2024年、今のところ読んでいちばんよかった小説(2月末ですが)。
    小野寺史宜さんの「まち」とか好きな人にはハマりそう

    父親を殺してしまったかもしれない(その理由も同情を禁じ得ないもの)少年が、街から逃げてホームレスとして生活→日雇い生活の中で出会った「おっちゃん」とたこ焼き屋を始めて生活を再建し...続きを読む
  • 正しき地図の裏側より
    父親にアルバイトで稼いだ金を取られ、彼女に酷いことをされ、逃げた場所でもリンチを受けてなけなしの全財産を取られて、と不幸続きの主人公に、もう酷いことが起きませんようにと、祈りながら読み続けました。酷い父親の元から逃げ出したけれど、行く先々で人の縁に恵まれて、人として成長して最後に父親の気持ちを理解す...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!