遠藤かたるのレビュー一覧

  • 推しの殺人

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    ネタバレ

    話そのものは読みやすく、わかりやすい。
    が、とっ散らかっている感じは否めない。
    いろいろ小さい謎はクローズしていくのだが、これからどうするのだろうという大問は投げっぱなしだ。

    まあ、嫌なやつは成敗されていくので、その辺はスカッとするのだろうが、必殺仕業人みたいなエンタメであった。
    桐野夏生のOUTにはちょっと到達しそうにない。

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    2025年10月13日
  • 推しの殺人

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    どうなるのだろうと展開が気になるのでサクサク読めたが、ミステリーとしては微妙。オチも無理矢理感ある。

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    2025年10月10日
  • 推しの殺人

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    可もなく不可もなく。読みやすいし、サクサク読み進められるけど物語に深みはない。ミステリー初心者とか、読書初心者にはとてもいいと思う。良くも悪くも謎はひとつしかないので、とっつきやすく、でも軽い。推し、というからにはファン目線のアイドルのストーリーかと思っていたのに逆だったのでそこが残念。ネタバレになるので詳しくは言えないけどマネージャーさんと、冒頭のルイのファンがラストに出てきたとき、胸を打たれた。ミステリーというよりいい話、という印象。

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    2025年09月25日
  • 推しの殺人

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    テンポも良くメンバーたちの掛け合いも面白かった。
    ハラハラドキドキ怒涛の展開でスラスラと読むことができたが、自分のような重厚で王道なミステリーが好きな人にはあまり向かないかも。

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    2025年09月01日
  • 推しの殺人

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    大阪で活躍する女性3人組の地下アイドル『ベイビー★スターライト』。

    財政的にも危機的な状況にあった事務所の社長が、メンバーの1人に殺された。
    果たして、3人は事件を隠蔽し、うまく逃げおおせることが出来るのか?

    一種の倒叙ミステリーと言えるでしょうか。
    犯人は最初から分かっていて、捜査当局が如何にして真相に辿り着くのか?

    色々な真実が明らかとなって来ますね。
    最後、マネージャーの土井の優しい行為にウルウルです。
    最後のライブの後、事件はどうなったかは、読者に委ねるスタイルも○。

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    2025年08月11日
  • 推しの殺人

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    ネタバレ

    あぁ…警察呼ぼう…まず警察よぼうよ…。理解し合えずギスギスしていたけど、罪を共有しないと仲間になれない悲しいアイドルたち。【友情なんて美しいものじゃない。私たちをつなぐのは罪だ。共犯者という歪んだ関係で結ばれている。】というフレーズがとてもしっくりきた。

    読み終わり:土井ーーーーー!!!!

    色々気になるポイントはあったけど、テーマは推しというより青春?といった感じで、ベビスタを応援しながら読みました。個人的には後味引かない読後感すっきりミステリーという印象。彼女たちの未来が、彼女たちにとって納得のいくものでありますように。

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    2025年06月26日
  • 推しの殺人

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    ネタバレ

    表紙が可愛くて惹かれた本。
    読んでみると、自分が想像していた以上に、人を殺し隠蔽した登場人物が冷静で、またもともとギクシャクしていた関係が同じ罪を背負ったということで、3人が団結していくという描写に驚いた。
    人殺しはよくないが、どん底を経験した人たちの底力はすごいと思った。

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    2025年06月22日
  • 推しの殺人

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    裏表紙に書いてあったあらすじの通り、地下アイドルのメンバーの一人が人を殺めてしまい、それを全員でなんとか隠蔽しようとする話。
    ホントに最初から最後までこの通りで、一難去ってまた一難を描いていた。
    みんな男をみる目がなさすぎー
    ことが殺人でなければキラキラした青春の日々に見える。
    やけに清々しい終わり方をしているけど、絶対にこのあとは地獄が待っていると思う。

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    2025年06月10日
  • 推しの殺人

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    所々に緊迫する場面があったり、3人の絆が深まっていく場面があったりして読みやすくて面白かった。ただ、期待していたほどの大どんでん返しはなく、謎解きの要素は少ないと感じた。

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    2025年05月14日
  • 推しの殺人

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    さすがこのミスで文庫グランプリを受賞した作品で悪くなった。しかし、どうも描かれてる世界が私には理解できないような世界なので、話に入り込めなかった。現実でも殺人まではいかなくても似たようなことがいくらでもありそうな世界だよな・・・

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    2025年05月12日
  • 推しの殺人

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    アイドルにまつわる小説ということで気になり手に取った1冊。
    どうしても芸能界には闇がある印象は拭えないので、この小説読んだ時も、「あーリアルでありそうだなー」っていうのが第一の感想だった。ただ、アイドルとしてまとまりがなかった女の子達が、重大な秘密を共有し犯罪にかたんするまで強固な絆に発展したのはなんでなんだろうかとも思う。
    私は絶対に死体を山に埋めに行く手伝いは出来ない。最大限に譲歩して、殺人のことを黙っておく位だろうか。
    その事がどうにも不思議でならなかった。

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    2025年05月06日