大田ステファニー歓人のレビュー一覧

  • みどりいせき

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    本普段から読む人向けというかなんというか

    勢いで書いたように見えてそこには確かな文体があるみたいに言われてたけどそもそも勢いをどこから感じたのかがよく分からんよく構成されてる

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    2025年07月16日
  • みどりいせき

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    タイトル「緑、遺跡?」と思っていたので中身を読んでから、大麻の話なので恐らく「緑い、咳」だろうと推測。固有名詞が説明なしでぶっ込まれるので、ペニーとは?はるって男?等々疑問は浮かぶけど、文体のフロウに身をぬだねる読書体験は唯一無二。文章や小説はこうあるべきという考えを自然と持たされていたと言うことに気づく。

    特に秀逸だと思うのは色彩表現で、はっと情景が浮かぶような文章が不意に放り込まれ、頭の中に勝手なビジョンが浮かび上がる。

    一昔前の不良は明確に大人に反抗してワルやってやるっすわ!て感じがしたけど、現代の若者はとりまの感覚でピースフルに大麻を回しのみする。という現代の若者のダル感とどうしよ

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    2025年01月12日
  • みどりいせき

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    読むドラッグって生まれて初めてで、最初めちゃくちゃ読みづれえなこれと思ってたら面白くてどんどん読み進めて2時間足らずで一気に読んだ。

    特に紙食うときのみんなの台詞や思考が秀悦!今まで見たことないページの使い方で感動した。

    こんな高校生活を送らなくてよかった、って思ってしまうけれど、みんなそれぞれの描かれていない事情があったり、若さ故の好奇心があったりするんだろうな。

    みんなも、ドラッグとポリには気をつけようね

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    2025年10月07日
  • みどりいせき

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    チャラい文体でありながら充実した内容と薬物が文学的に充填された青春小説でした。

    かつてバッテリーを組んでいた2人を囲む人間関係や三多摩エリアのリアリティに加えて、この時代にしかない言葉を楽しめる書籍でした。

    ふとした拍子に、もしや古文を読んでいる?と錯覚する雰囲気はこの作品ならでは。忘れたころにまた読み返したくなる一冊です。

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    2025年06月09日
  • みどりいせき

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    読みはじめ、整理されてない頭の中に入ったような感覚何度も読み直すもなかなか頭に入ってこないけれど、坂道を転がるように混乱しながらもスピーディーに読み出すと止まらず。春(主人公の友人)が登場し、闇バイトに加担し、その後闇バイトに主人公を巻き込んでしまったことを春とその闇バイトの仲間が主人公に謝ったところからすっと頭にストーリーが入ってくるようになる。文章で主人公が味わっている頭の中のごちゃごちゃ感だったり、文章が落ち着くなかで読者自体も非日常に巻き込まれていく感覚です。なので主人公が体験している非日常を深く味わうことができるかも。読む人を選ぶかもしれませんがこの世界観を体感してみてほしいです。

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    2025年04月23日
  • みどりいせき

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    独特な言い回しが続き、最初は何の話をしているかサッパリわからなかったんですが、なぜか読み進めるうちにだんだん理解出来るようになってきて、そのうち景色がありありと浮かぶようになってきます。

    これってもしかして「みどり、いせき」ではなく「みどりい、せき」と区切って読むのかな…?

    新しい令和の純文学とどこかで紹介されていましたが、まさにそんな感じです。

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    2025年01月19日
  • みどりいせき

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    こういう人のために小説ってあるんだ…と思った。作者の表現力、言葉選びがすごい。これぞ小説、これぞ文学。

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    2024年12月08日
  • みどりいせき

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    またタイマと友情の話だった。わら。
    この間読んだオールグリーンズもタイマと友情の話だったな。こっちの方が疾走感はなかったけど、しみじみいい話だった。青春っての?
    小学生時代の友情が尊いし。
    キマった時の描写は純文学っぽい、ていうかちょっと詩的だもんな。カンナビス小説。

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    2024年11月17日
  • みどりいせき

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    最初ノリが謎で???ってなってたら途中からグングン引き込まれて久しぶりにこんな読書体験した気がするみんな読んでくれ…

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    2024年10月21日
  • みどりいせき

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    とにかく若者言葉が多すぎる!!!バイブスって聞いたことあるけど使ったことないよ!笑初めて読む文体を目の前にすると読みづらくて内容もあまり入ってこないと思ってしまうのだと最初は思った。が、春と再開した辺りからステファニーさんに慣れたのかスラスラ読めるようになり一気読み。ノンフィクションなのに薬物をやっている場面がどうにもリアルで少しビビっちゃった。❁マークからのひらがなしかないシーンはいつの間にか口ずさんでいた。なぜだ!?主人公が闇落ちしたように見えたが本人的には新しい居場所を見つけ、彼なりの青春を謳歌しているのか。出てくる登場人物の名前も超キュートで現代的な名前ばっかで小説の新感覚!面白かった

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    2024年10月15日
  • みどりいせき

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    読み始め: なんだこの文体は????何言ってるか全くわからんこれは日本語か????
    中盤: なんか癖になってきたな、題材も面白いかもしれない、この言葉ずっと浴びてられるかもしれない
    読み終わり: なんだったんだ?????

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    2024年10月15日
  • みどりいせき

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    馴染むまでの時間、黙ってつらつら読み下していればなんてことない話で、自分が好きで書く文章の言語感覚が近かった。文字にして伝わりにくいことや、春やまどかの性別、女の子3人のあだ名や本名もそうだし、春の利腕などかなり読者への信頼感というか読めばわかるという部分に対しての説明の少なさが好みだった。登場人物のメンタリティも含め楽しく読めた。

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    2024年10月13日
  • みどりいせき

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    主人公の桃瀬は、野球でバッテリーを組んでいた友人と再会するが、彼女は実は高校生のプッシャーとして薬物を売り捌いていて、だんだんその仲間になっていく。
    基本的に口語で文章が書かれており、独特なスラングも多用されていて高校生の会話に混ざったような不思議な感覚で読み進めていく。バイブスに馴染んでくると読みやすい。トんでるときの頭がふわふわになったような感覚を、ひらがなを多用したりわざと文字の間に空白を入れたりして表現していて表現唸る。
    本当に最初が入りにくいし何を言ってるかわからないけど途中からスッと読みやすくなるので諦めずに頑張って。

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    2024年10月08日
  • みどりいせき

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    闇バイトの巻き込まれる高校生の話。
    文体が独特で彼らの周囲にある暗さが認知しづらいんだけど、現実に闇バイトに手を染めてしまう人達の周りも明度が私たちと変わっているのかもしれない。

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    2025年11月07日
  • みどりいせき

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    話題作だったので読んでみました。
    が、意味が分からな過ぎて、これが日本語?!著者は現国習ったよね?TVだって見てるよね?!ご両親と会話してるよね?!と頭が??だらけになり、これが本当の今どきの高校生の実態だとしたら、意思疎通が図れない、と途方に暮れそうになりました。

    が、我慢して読み進めてゆくと、なんとなくニュアンスがつかめてきて、要約は出来ないけど意訳は出来るようになってきました。不思議過ぎる。
    要は、主人公の高校生が昔の友人と再会し、薬物の密売に巻き込まれてゆくお話でした。

    こう書くと犯罪小説ぽいですがそうではなく、軸はあくまで青春。
    思春期のエネルギーがモクモクしてるのに発散できない

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    2025年10月25日
  • みどりいせき

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    正確には「読み終わった」ではなく「途中で辞めた」。つるつる読めたけど、良さがわからなかったな…残念。

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    2025年06月23日
  • みどりいせき

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    誰か忘れたけれど、とてもオススメされたので読んだ。
    スマホで単語を沢山調べました。
    うーむ、合わんかったなあ。
    「オニツカのラインみたいな手相」という表現だけが好きな箇所。
    でも、このような新しい感覚の作品は、私みたいな世代に良いと思われない方が良いのであるのだ。

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    2025年04月07日
  • みどりいせき

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    どこで区切るん??何の事??って諦めかけてここに来たら、読みにくいけど慣れてきてって事だったので最後まで読んだ。

    僕は横綱だな、一人相撲界の。
    〜あたりまえのことに浮き足立った。

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    2025年04月05日
  • みどりいせき

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    はじめは文体ちょっとくどいかも、、こういうの好きそうな人に刺さる感じかな、、と思ったけど、
    とんだ感覚とか脳みそ垂れ流しのような言葉の積み重ねにだんだんと順応して、最後は一気に読んだ。
    初めは文体にばかり注目してしまうが、だんだんと感情や感覚が乗ってきて、新しい文学といわれることに納得した。

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    2025年01月11日
  • みどりいせき

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    「初めて聴くジャンルの曲をリズムの乗り方もわからず聴き始めたけど、なんとなくノリ方がわかってきて、その度食らって1人で笑っちゃうとき」みたいな感じ

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    2024年12月31日