白川尚史のレビュー一覧

  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    古代エジプトで起きた先王のミイラ消失事件、それと時を同じくして蘇ったセティには自らの心臓の欠片を3日以内に見つけ出し棺に戻らないといけないという決まりがあった。親友のタレクと奴隷少女のカリの助けを受けながら、自分の死と事件の真相を見つけるという物語。
     エジプト神話が大いに関与しており、普通のミステリーではなくエジプト特有の死生観がキーワードとなっていたと思う。唯一エジプト人でないカリの存在がなければ、真相にたどり着けなかった気もする。
     信仰の強さで神の力が強くなり、現世に影響を及ぼすという考えが出てきた。神への信仰が昔より廃れている現代に於いては想像し難いが、とても怖いものなんだなとも感じ

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    2026年03月07日
  • ファラオの密室

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    セティとカリが主役級!?奴隷カリを応援したくなった。励まし合う友に裏切られ、親には捨てられたと思わされ、主人には鞭打たれ、それでも必死に生きようとする姿に力をもらえた。カリが死にそうになった時はハラハラして読んだ。最後はセティの助け手になって活躍。嬉しい。

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    2026年03月07日
  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    エジプトミステリー。ほえー、エジプトってすごいぜ、死者も蘇るし冥界はあるしそれをミステリーに組み込んでるぜ。めちゃくちゃ特殊なミステリーだとは思うけどそれがうまい具合にハマっていって確かに道理はあってるな…となんか納得するミステリーでした。終盤まではまぁ面白かったなぁ〜くらいだったんですが、セティの真実とタレクへの愛の言葉を聞いた瞬間に心がときめいてしまった。タレクも好きだったんじゃん…。
    死に別れになってしまったけどきっとタレクもイアルの野に来てセティと幸せになれるんじゃないかな〜……。

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    2026年02月12日
  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    面白かった!好きな物語の一つです。
    推理ものなのに神様が出てくる、死後の話なのに青春の煌めきがある、切なさがある、とても好きな物語です。

    本当これだけ、素敵な表紙ですが、何をどう見ても女の子なので本編を読んだ時にむしろ混乱してしまいました。そこら辺も含めて表紙は選定して欲しいです。

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    2026年02月08日
  • ファラオの密室

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    紀元前の古代エジプト×密室ミステリー。歴史好きにはたまらん一冊だと思います。私にとっては文句なし★5!
    死生観には一定の理解が必要だと思いますが、そもそもこの時代を舞台に、ミイラを利用した密室ミステリーをよくぞ思いついたな、と感心が先に立ちました。
    謎解きの要素に、登場人物たちのそれぞれの役割を上手く絡ませ、不自然さなく答えに導かれた感覚。
    次回作が楽しみです。

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    2026年01月18日
  • ファラオの密室

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    一気に面白く読み切れた。名前が頭に入るまでは初めの登場人物欄を行ったり来たり。

    装丁の見た目と内容が合っていない気がする。エジプトっぽさがいまいち伝わらないし、AIっぽい女性もなんだかな…

    アシェリに救いがあるといいと思う。

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    2026年01月02日
  • ファラオの密室

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    ほかの誰でもない、自分自身を偽らないこと。それこそが、私の真実です。

    ・面白かった!ファンタジーかと思いきや、トリックはしっかり根拠のあるものでバランスがよく、色々な意味で温かい気持ちになれた。

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    2025年12月24日
  • ファラオの密室

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    「エジプトの民にとって、人は死んだら終わりではなく、冥界で得る永遠の生のために現世を生きる」


    ピラミッドの崩落事故により死んだセティは、心臓に欠けがあるため冥界へ行く審判を受けることが出来ない事を知る。
    真実を司る神により、3日間の猶予をもらって現世に辿り着く。

    親友でもある、ミイラ職人タレクによりミイラに施されたセティが、最初の「見たのか?」が、最後の最後で真実が語られ、なるほどと1人納得。

    古代エジプト文明のエジプト人の信仰、生死観が独特であるため、セティがミイラ姿となり、自分の死の真相と心臓の欠片を探すためにに戻って来たことを、親友や神官長や父親に話しても、さして驚かないのは、蘇

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    2025年12月08日
  • ファラオの密室

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    久しぶりに当たりに出会ったと感じました。
    めちゃくちゃおもしろかった!

    欠けた心臓を探す中で、主人公はなぜ死んだのか、葬送の儀はなぜ失敗したのかが少しずつ解明していき、古代エジプトの死生観への理解が深まりました。
    謎が解けたり登場人物が真実を告白するシーンはあまりにも予想外で毎回驚いてしまいました。
    意味がわかってからもう1度読むのも新しい発見がありそうです。

    言葉を映像化してイメージするのが楽しく、映画にしたらおもしろいと思います!

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    2025年12月03日
  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    2025/5/2 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2026/3/2〜3/5

     本屋で表紙を見て即買い。古代エジプトのピラミッド建築現場で起こった殺人。被害者の神官書記のセティは冥界から蘇って自分を殺した犯人を探す。そんな中、先王のミイラが密室から消失する。いくつもの謎が絡み合いながら、最後に解き明かされる展開は見事。古代エジプトを舞台に選ぶことでSF的仕掛けもすんなり読ませる。デビュー作とは思えない筆力。第22回このミステリーがすごい大賞を受賞したのも頷ける。

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    2026年03月05日
  • ファラオの密室

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    現在みなとみらいで「ミステリー・オブ・ツタンカーメン~エジプト展」が開催されているので家族で行こうかと話をしていた矢先に、ふと気になっていた本書を思い出し手に取った。
    3300年前の王墓発見と、年代もタイミングもドンピシャ。
     
    想像していたより壮大な内容にびっくり仰天。
    登場人物の多さと物語の設定に、ちょっと難儀したが重厚な史実とエジプト神話のオカルト的な不気味さのブレンド具合が絶妙。

    本書の魅力は、今では観光名所の「王家の谷」「カルナック神殿」などの世界遺産の舞台裏にある物語と当時の独特な死生観、「死後の審判」を垣間見れること。
    「死後の審判」の天秤の傾きには「どっちに傾く?」祈るような

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    2026年03月08日
  • ファラオの密室

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    エジプト史好きな私にとっては、この世界観は抵抗なく受け入れることができたけど、この独特な設定や前提条件があるおかげでストーリーが入っていかない人もいるだろうなぁと思ってしまった。
    ただ、個人的にはすごく面白く最後までイッキ読みでした。ミステリというよりは、壮大な愛の物語って感じですね。

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    2026年02月27日
  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    エジプトが舞台のミステリー。

    終盤までは、あまりミステリー要素が感じられなかったが、最後の章で謎が一気に解決する感じでした。

    一度は聞いたことのある、エジプトの神々の名前が出てくるので、そこの部分も含めて楽しめた。

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    2026年02月23日
  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    ちょうど読んでる時に、青木崇高さん主演の邪神の天秤を観てたからか内容がリンクした感じ。

    最後の最後で、セティ…そうだったのね、と良い意味で裏切られる。
    いつかタレクにまた会えると良いね。

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    2026年02月21日
  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    店頭で表紙絵に惹かれて購入しました。
    ミステリーではありますが、ファンタジー色が強い点は人を選ぶかもしれません。
    表紙の印象が強かったため、本文読みはじめはこれは誰だ?と思っていましたが、ある会話シーンでたぶんそういうことだなと。
    エジプト文明は調べたことがあり、神話やミイラ造りの意味、アクエンアテンの宗教改革についてはある程度知識があったので読み進められました(ピラミッドの形が時代的に合わないのではと思いましたが、歴史物ではないのでスルー)。神話や社会構造について本文でも説明はありますが、全く知らないとまず世界観に入り込むのにてこずりそうです。
    キャラクターたちの描き方は好きでした。クライマ

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    2026年01月22日
  • ファラオの密室

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    わぁー……数ヵ月後にエジプトに行く予定で、勉強中だったので、面白……かった。オドロキもあるんだけど、オドロキとゆうか、感嘆とゆうか。ミステリーだけど続編はラブストーリーかもしれないとゆう不思議で素敵なお話でした!ますますエジプトに行くのが楽しみになったというか、エジプトについての勉強欲が再び熱くなりました!

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    2026年01月20日
  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    古代エジプトを舞台にしたミステリーで、主人公がミイラであるという点が新鮮で面白かった。もう死んでいるのに、たった3日で自分の死の真相を暴いて、かつエジプトの危機まで救わなきゃならないという無茶っぷりが良かった。
    多神教から一転して一神教の信仰を推し進める唯一の王と、権力者たちの策略、振り回される民の不安と暴走、古代エジプトの死生観などが絡み合って特殊なミステリーに仕上がっていた。
    奴隷少女のカリが良い塩梅で、現代日本人の読者に多いであろう視点を代弁してくれて、読みやすかった。
    周囲の人々の助けがなければ成し遂げられない内容でもあったし、親と子や人と人の信頼関係についても理想と希望が込められた作

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    2026年01月14日
  • ファラオの密室

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    トリックそのものがどうとかいうよりも、古代エジプトの中に息づく人たちの悲喜交々を味わう作品のように感じた。

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    2025年12月31日
  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    面白かった。
    ミステリー部分よりも、エジプトの死生観や宗教のあたりが刺さった。
    ブルーオーシャンを狙ったということだが、古代エジプト×ミステリーは斬新で、ダレることなく最後まで読んだ。最後のあたりは涙ぐんだ。
    イアルの野っていう場所は、現世の苦しみとか悲しみ等から解放される場所なんだろうか。
    善人しか行けない場所だから、そういうのも生まれないのかな…。

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    2025年12月28日
  • ファラオの密室

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    ネタバレ

    時代設定が馴染みがないので最初頭に入りにくかったが登場人物が把握できてからは読みやすい、トリック自体やオチ?叙述トリックになるのかな?は予想できたがミステリとしてじゃなくファンタジーより歴史小説として読めば楽しめる作品

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    2025年12月27日