ケン・アシュウェルのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
薄めの図鑑かつ実写ではなくイラストによる解説。なので一目で分かりやすい利点がありつつ、しかし質感や構造の複雑さが伝わり難い点もあり、長短ある感じ。と言いながら、内蔵器官は実写の方が分かり難いのだろうとも思う。解剖学というより、人体図鑑だ。
ー 骨格系は骨と、骨と骨とのあいだにある関節からなる。成人には約206~213の骨がある。数に幅があるのは、腱のなかにある(ゴマ粒みたいな)種子骨の数が人によって異なるからだ。
ー 線維軟骨結合が見られる関節は、強いがいくらかの柔軟性があり、わずかに動く。妊娠後期には、リラキシンホルモンによって恥骨結合の柔軟性が高まり、産道が広がる。
ー 肺胞は生まれ