高瀬みどりのレビュー一覧

  • ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策

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    人を欺くデザイン ダークパターン
    こういうものがあるのかと知識をつけることができたのと同時に、意識せずダークパターンと付き合っていた自分がいたことを再発見できた。

    「デザインを改良し、顧客の購買行動を最大化する」という本来ポジディブな意味で使われがちのこの言葉が「顧客を欺いている」という視点で見ることが少ないような気がする。

    今まで自分にない価値観のような気がして、勉強になった。

    とはいえモノによっては多少仕方がないものも含まれるのではないかとも思うし、全ての方に適切なUIやUXの提供も難しいので社会的な実装は難しいのではないかと感じる。

    ただヨーロッパの法整備、アメリカの規制なども進

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    2025年10月07日
  • ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策

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    ユーザーから搾取しようとする悪意あるデザインの数々を分類して例示してくれる一冊。日常の光景なのに、こうしてあらためて整理して示されると、なるほど感が強い。

    ■搾取的戦略
    ユーザーは道具、弱みにつけこめ、法律はかわせ、抜け穴を利用しろ

    ■戦略分類と例
    知覚の脆弱性:小さい字、低解像度画像
    理解力の脆弱性:長ったらしい規約文
    意思決定のスキ:デフォルトを受け入れさせる
    思い込み:✕ボタンをYesにする
    消耗:ポップアップ広告
    強制:ユーザー登録しないと次に進まない
    負の感情の喚起:やらないと不利益と思わせる
    依存症:自動でループする仕組み

    ■事例
    ・買い物カートにこっそり入ってる
    ・購入直前

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    2024年10月04日
  • ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策

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    ネタバレ

    デジタルプロダクトのデザインに関わっているのであれば(悲デザイナー含む)、一度は目を通しておくべき内容だと思った。

    ダークパターンが生まれてしまう背景には、ビジネス戦略の結果として生まれてしまうケースと、行動経済学や認知バイアスを用いて自然に生まれてしまうケースがあると指摘しており、その原因とダークパターンの種類を多くの事例とともに解説している。

    印象的だったのは、摂取的なデザイン戦略と協力的なデザイン戦略の対比。デザインとは本来、企業とユーザーのニーズの間でバランスを取るべきものだけど、ユーザー対する意識と法律・倫理感に対する意識が薄れてしまうリスクがあらゆるところに潜んでいるということ

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    2024年05月28日
  • ストリートフォト・マニュアル 偶然を味方にする撮影術

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    自分が好きなタイプの写真はあまりなかった。機材よりも何を撮りたいかということで良さそう。設定も「P」でシャッター速度も通常は気にしなくても良いようで自分の撮り方も同じだった。

    【原題】
    THE STREET PHOTOGRAPHER'S MANUAL

    【目次】
    第1章 混雑

    プロジェクト1 秩序
    プロジェクト2 イベント
    プロジェクト3 シーケンス
    プロジェクト4 並べる

    第2章 静寂

    プロジェクト5 待つ
    プロジェクト6 追跡
    プロジェクト7 後ろ姿
    プロジェクト8 見下ろす

    第3章 抽象

    プロジェクト9 ブラー
    プロジェクト10 レイヤー
    プロジェクト11 影
    プロ

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    2025年06月26日
  • ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策

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    2章で、ダークパターンの戦略が欠かれてるんだけど、すごく良い(逆にうまく使えば、いいUXデザインに応用できるという意味で
    個人的には2章以外はサラッと流し読みでいい気がした

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    2025年04月27日
  • ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策

    Posted by ブクログ

    めっちゃ頭のいい人達が全力で俺の財布に手を突っ込んでくる。よくもまあこんなに思いつくもんだと感心する。バレにくいし、バレても大したデメリットもない、儲かる、ならやるわな。偉い人は頼りなくも見えるが、頑張ってはくれてるのだと思う。
    事例は殆ど外国の話になるので想像しにくいものもある。タイムリーな有罪次期大統領の話題も。

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    2025年01月12日