スティーヴン・コンコリーのレビュー一覧
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スティーヴン・コンコリー『救出 下』扶桑社ミステリー。
元海兵隊員で人質救出を専門とする民間軍事組織ワールド・リカバリー・グループ(WRG)を創設したライアン・デッカー・シリーズの第1作。
よく解らぬ描写があったり、あの話はどうなったのかと疑問に感じるところやもあり、小説としてはかなり粗い感じの作品だ。こういうシリーズの場合、正義が勝つのは当たり前なので、もう少し捻りが欲しかった。
陰謀に巻き込まれ、妻子まで殺害されたライアン・デッカーの怒りが伝わらぬというのも全く腑に落ちない。
ライアン・デッカーが指揮したWRGによるマーガレット・スティール上院議員の娘メガン奪還作戦は大失敗に終わ -
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スティーヴン・コンコリー『救出 上』扶桑社ミステリー。
元海兵隊員で人質救出を専門とする民間軍事組織ワールド・リカバリー・グループ(WRG)を創設したライアン・デッカー・シリーズの第1作。
描写が粗く、読むのに手こずる。あれよという間にストーリーは展開し、主人公であるライアン・デッカーの復讐劇が描かれるのかと思われるが、ストーリーはなかなか前に進まない。
マーガレット・スティール上院議員の娘メガンが誘拐され、救出依頼を受けたWRGは事件に人身売買に手を染めているロシアの犯罪組織ソルツェフスカヤ・ブラトヴァが関わっていることを突き止める。
メガンを含む子供たちがブラトヴァの所有する隠れ