榎木えのすけのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「抵抗しなきやダメだってわかってるのにコイツのペースに流される(リツ)」
“If it’s going to be painful anyway, then I’d rather walk the path I chose myself. Besides, after being with Ritsu, I realized that even if it’s a detour and I’m clumsy about it, the guy who walks his own path is strong. So I can keep moving forward.”
Eros度★★★★★★
おやおや。「規則を守る代わりにSEXをさせてほしい」という大胆な提案から始まる作品ですが、その刺激的な導入以上に印象深いのは、まったく異なる価値観を持つ二人が互いを理解し、心を通わせていく過程です。
真面目で努力家のリツは、勉強こそが自分の存在価値であり、家族を支えるために努力を積み重ねてきた学生。一方のユウジは、自由奔放で軽薄に見えながらも、家庭環境の影響から自己肯定感を失い、自分の人生に希望を見いだせずに生きています。
最初はユウジのペースに翻弄され、「こんな奴に人生を乱されたくない」と抵抗していたリツが、次第に彼を目で追い、その存在を気に掛けるようになる心情の変化は非常に丁寧に描かれていました。理性では割り切れない感情に戸惑う姿は初恋の瑞々しさに満ちており、思わず応援したくなります。
そして何より心を打たれたのはユウジの成長です。誰かに必要とされることも、自分で人生を選ぶことも諦めていた彼が、リツの真っ直ぐな生き方に触れ、「苦しくても自分で選んだ道を歩きたい」と決意する場面は、本作を象徴する名シーンでした。リツはユウジにとって、自分自身を肯定できる光そのものだったのだと感じます。
前半はテンポの良い掛け合いや色気のあるやり取りを楽しみつつ、後半では家族や将来、自分らしい生き方といった重厚なテーマへと物語が広がり、読後には大きな満足感が残りました。
恋人になった後の描き下ろしでは、不器用ながらも自然に想いを伝え合う二人の姿が微笑ましく、本編で積み重ねてきた絆の深さを改めて感じられます。
刺激的な設定の奥に、優しさと成長、そして希望が丁寧に描かれた、心温まる青春ラブストーリーでした。 -
ネタバレ
良かった
片方だけで読めば短編集。ミルクとシュガーで短編リバ。
お手軽にただのリバを色々楽しみたい方にオススメの短編集です。
しかし、短編ゆえに本来じっくり堪能したい要素が足りません。
キャラ達の内面の変化等プロセスを大事にしたい方には向かないと思います。 -
ネタバレ 購入済み
クラブの話はよかったかもしんないけどメインのシュウとシンヤが微妙な感じで終わったのがなんかなー
シンヤに感情やら行動がなさすぎてイマイチ盛り上がりに欠けたかも -
購入済み
濃いのが読みたい気分だったので
これは...なんというか、濃厚そうなパッケージを見て期待して買ったスイーツが予想以上にあっさりしていた時のがっかり感に近いです。
ああ、物足りない...!
『恋愛禁止』ルールの下で隠れて恋する切なさも足りないし、えっちシーンの濃厚さも足りなくて、全てがあっさり。
濃いのを期待してたのに。惜しい!