追跡団火花のレビュー一覧

  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    普通の、今まで自分が読んできた事件のルポルタージュや本とは一線を画す内容だと思う。
    まず、被害内容がほぼ書かれていない。被害者がどのような目にあったかの具体的内容が書かれていないことがとても印象深かった。追跡団火花が被害者の事を考え、事件をただの消費物としないように最大限配慮している事が伝わってきた。センセーショナルな書き方は避け、あくまでも追跡団火花が行ってきたことを視点として書いている。なので、前知識がないと少し事件を把握するのが難しいところがあるかもしれないし、n番部屋事件を知りたいという欲求には少し物足りなさを感じるところがあるかもしれない。でもそれはこの事件をセンセーショナルに消費し

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    2024年04月04日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    悪いのは加害者

    時代やテクノロジーはどんどん進むが
    法や人々の認識は同じスピードでは進まない

    でも、だからこそ!

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    2024年01月05日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    韓国サイバー性犯罪ドキュメンタリー

    記者志望の大学生二人がネット上で盗撮、児童ポルノなど性搾取を行うチャットルームを見つけ、通報先の警察と連携して潜入捜査を進めていく

    これは五年くらい前の韓国が舞台になっていますが最新のニュースで同種の加害者が無期懲役になっており韓国の時代の進化を感じます

    表沙汰になっていないだけで日本にもこういう物があるであろう事は容易に想像ができ、被害者の救済もされていなければ身近に潜む盗撮などの性加害も周知されていないと思うと考えさせられる

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    2025年11月26日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    韓流ブームにもK-popにも特に興味がなく、韓国という国について今まで知ろうとしてこなかったことをまず反省。そしてデジタル犯罪の変化の速さにめまいを覚え、日本の闇バイト問題にも通じる加害者の倫理観のなさに恐怖を感じました。あと、日本も家父長制を引きずっていますが、韓国の方がより強く縛られているように見えました。なんで彼女の服装や髪型に彼が口を出すの? そんな中、戦い続けた追跡団火花の2人に拍手を。文章も構成も荒削りで読みやすくはないけど、その分、生々しい力強さを感じました。

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    2025年02月19日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    N番部屋事件とは何か?という詳細を知れる本かと思って手に取ったので、火花の2人のエッセイ集的な第2章が正直長すぎて読むのしんどいなと思ってしまった。
    2人が今は実名を公表して活動されていることは知らなかったが、こんな壮絶な体験を経てその決断をした勇気に驚くし、彼女たちが安全で幸せに日々を過ごせていてほしい。

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    2024年10月05日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    本書では被害者のことを考慮し具体的な被害内容は描写されていない訳だけれど、断片的な情報だけで日本で女をやってる身としては何が起きたのか想像がつく。むしろ具体的に書かれてたら読み切れなかった気がするので助かった。
    第2部では追跡団火花の2人の現在に至るまでの経緯が書かれている。彼女達の経験している侮辱やセクハラやからかいは、私にも身に覚えのあるもので、それらはn番部屋事件と地続きにあるものだと思う。けれど「その程度で被害だなんて」って言われちゃうんだよな。

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    2024年09月11日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    挫折しそうになったが、読み切った。ショートカットとノーメイクにそんな深い意味があろうとは全然知らなかった。恋人がいてもええやんか。

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    2024年04月07日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    ネタバレ

    第一章はN番部屋との遭遇と、テレグラムコミュニティ内の女性や児童への虐待画像、盗撮、個人情報などを上げる加害者たち、嗜好別にまとめられた部屋、集うギャラリーなどの状況を警察に通報し犯人逮捕に至るまでがざっとまとめられている。

    読んでいる間、コミュニティ内の行為に動悸が止まらなくて吐き気がした。

    第二章からは大学生だった著者らが何故このテーマを取り上げたのか、フェミニズムに向きあっていく過程が緩やかに語られ、事件への追及へと向かっていく。

    韓国の中の染み込んだ"強姦主義"(原文表記)に知らず知らず女性らしくと抑圧され、成長過程で様々な加害を受けていた彼女たち。違和を覚え

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    2024年02月05日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    n番部屋事件というネット上で起きた性犯罪についてのノンフィクション。
    記者志望の女子大生2人が事件を追跡して、その実態を社会に知らしめるまでの一部始終が書かれている。

    性犯罪に対する社会の目は昔と比べたら確実に厳しくなってきていると思う。
    それでもまだ「そんなことくらいで騒ぐなんて大袈裟だ」とか「被害者側にも隙があったんじゃないか」みたいな声はあって、いい加減にしてくれよ令和になってもこれかよって怒りを感じる事がたくさんある。
    そしてn番部屋事件のようにネット上でも事件も増えてきていて、この世から性犯罪が無くなる事なんてあるんだろうかと絶望的な気持ちにもなる。

    n番部屋事件を取材した女子大

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    2024年10月20日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    実話ベースというんだからすごいな。女性であること、搾取される側であること、それを痛いほど実感させられる一冊だった。家父長制が根強く残る日本にも、きっとn番部屋はある。アダルトサイトがこの世から消えることはないだろうけど、合意なき性搾取がなくなることを切実に願う。

    p.234 「いつか枯れる花ではなく、燃え上がる火花のように生きたいのです。私たちは女性をきれいな花として他者化し、ついには『性器』として対象化する家父長制と資本主義のスクラムを断ち切りたいのです。私たちは花ではなく、火花です」

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    2024年07月12日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    日本の性的物の取り扱いについてや性犯罪について考えさせられた。
    これを読み、n番部屋について初めて知ったが、専門用語などがわかりやすく丁寧にまとめられていて読みやすい印象。
    ただ、追跡花火団の生い立ちや結成秘話の掘り下げの方が多いため、n番部屋についてより詳しく知りたいと思って読むにはイマイチかなと感じた。

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    2024年04月28日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    韓国のデジタル性犯罪に、女子大生ふたりが挑み、その実態を明らかにする実録のおはなし。女子大生ふたりが明らかにしてゆき、警察と国を動かす。犯罪そのものもしんどいし、体験記のような側面もあり、精神がやられていく2人の話もしんどくて、つい目を背けたくなる。

    本としては、評価分かれるかも。事件そのものと、韓国フェミニズムを女性視点からひろく捉えた読み物としては良いと思う。
    ただ、純粋に事件そのものをルポとして読みたい向きには合わない。エッセイとルポとが混ざった独特の感じ。個人的には読み物として好む形式なんだけど、好みは分かれると思う。

    ただこれ、そうなるのも事情があって、先に書いたとおりこの女子大

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    2024年02月26日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    *被害者に「なぜ?」と問うことは加害に他ならない。私たちは加害者に「なぜそんなことができるのか」と問うべきだ。

    *それより、こんな質問をして欲しい。いまの被害者の日常はどうか、政府の被害者保護対策はしっかりなされているのか、必要な立法は何か、裁判所の軽すぎる判決はどうすれば変えられるのか。

    *遭うべくして被害に遭う被害者はいない。いくら説明してもこのことを理解できない人がいる。理解できないなら(たとえ嫌でも)ただ暗記してほしい。

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    2023年12月06日