小倉千明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「嘘」が物語のポイントとなっているミステリーの短編集。
ラジオの生放送や孤立した洋館、かつての同級生との再会等、バラエティーに富んだシチュエーションのミステリーを楽しむことができた。
シチュエーションは様々ながら、どの物語も「嘘」がポイントであるというのが短編集としてのテーマ性も感じられて良かった。
話がひっくり返されるような展開も多かったように思う。
話が二転三転するの楽しさもありつつ、特に印象に残った短編は、「嘘つき」の心情や背景が丁寧に描かれていて良い意味でイヤな読後感のものだった。
個人的には、印象に残った短編と、驚きはありつつもあっさりした読後感のものとの差があったように感じた。
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Posted by ブクログ
誰がどんな嘘をついているのかを堪能出来る5編。
ラジオ番組の放送をしながら、ある犯罪の真相が明らかになる『このラジオは終わらせない』
嵐の山荘に閉じ込められた5人の男女の運命は『ミステリ好きな男』
赤い糸が見えるという女性の不思議な話から導かれる真相は『赤い糸を暴く』
保健室登校をしている転校生と、彼と給食を一緒に食べる担当を任された児童との交流の先には『保健室のホームズ』
小学生時代に自分たちを抑圧していたリーダー格の少年が事故死した事件について語り合う『嘘つきたちへ』
予想がつく部分と、その先を行く部分があり面白かった。
一番好きだったのは『ミステリ好きな男』と『保健室のホームズ』。