J・さいろーのレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
原作とは一部キャラや組織など設定が繋がってますがこれ単品で読んでも特に支障はありません。
自動人形の産地・ベルモント。
一匹狼のマフィオーゾ・アレッシオがボスから託された双子の自動人形を巡る物語。
性描写や暴力描写が多く、硬質な文体と乾いた雰囲気が堪能できます。
孤独なアレッシオと彼を親父と慕う少年ギャングパロットラの交流、魂のあり方について苦悩するノヴェラとの深遠で哲学的な会話、小悪魔的魅力と媚態をもつフォーラの甘美な誘惑……
男の美学とでもいうべきストイックな慕情が凝縮されていて、マフィア物のラノベの中でもレベルが高いです。
ダークでピカレスクな雰囲気は好きな人はとことんハマること請け合い -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
中学生の少年主人公がネットのチャットルームで出会った謎の人物「にゃー様」と交流しつつ、幼馴染の不登校少女や同級生の優等生少女と触れ合っていくちょっとエッチな青春恋愛もの。
不登校少女の問題解決や優秀な同級生少女との恋愛と競争など、一般的なボーイミーツガールライトノベルの要素に、謎の少女とのエロチャットという劇薬を放り込んであるところが異色。
にゃー様とはいったい何者なのか。
香苗の不登校はどうなってしまうのか。
なかなか続きが気になる展開で、続巻にも期待したい。
この作者は成人向けノベルも書いているので、一般向けノベルでエロをどこまで盛り込んでくるのか、不安と期待が半々で楽しみ。
エロ過ぎ -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
ニトロプラスのPCゲーム『月光のカルネヴァーレ』ノベライズ版。イラストは原作通り大崎シンヤさんが担当されています。カバー絵がとても綺麗で殆ど一目惚れ状態でした。原作は、『スマガ』を担当されたシナリオライター、下倉バイオ先生です。
ところで、こちらの作品では月カル本編で出てきたキャラクターが殆ど出てきません。一部出演しているキャラクターもいるにはいますが、基本的にオリジナルのキャラクターたちを中心に物語が進行していきます。しかし、物語から伝わる空気は間違いなく原作のベルモンドのもので、ゲーム本編をプレイされた方にも楽しめる内容となっているのではないかと思います。
『物語(ノヴェラ)』と『御伽 -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
シリーズ完了。にゃー様は誰だったのか、なぜこんなことになったかなどすべてが明らかになった。
途中、カナエ(=輪玖)の信奉者であった草食さんが死ぬかもしれないという事件があり、リアルで逢いに行くシーンがあるのだが、正直私なんかは、こんな奴ほっとけばいいと思った。正直それまでネットでなにかになりすましていた彼が起こした行動に何か唐突感すらあり、違和感を感じていた。しかし、最後まで読み終わった今ではこの行動を起こせる輪玖でなければ、このエンディングは迎えられなかったと思う。
2巻ではエロティックな演出が目立ったシリーズだが同じことを安易に繰り返すようなことはなく3巻まで飽きさせない濃厚な内容だ -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み