アン・ウーキョンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
人間というものは、錯覚の動物で、だれも、そのバイアス(思い込み、錯覚、偏見・・・)の影響からは逃れられないからこそ、日常で陥りがちなバイアス=思考の穴について、それにどう対抗していくのかを示した本でした。
自分のまとめのためにも、本書にあげられていたバイアスとその対処法(矢印の先が対処法)について箇条書きしてみます。
・流暢性の魔力
頭の中で容易に処理できるものに対して人は自分の能力を過信する。
→流暢性効果で過大評価となった自分の自信や知識はやってみることで軽減される。
ダンスなら踊ってみる、知識なら説明をしてみる。するとできないことがわかり、人間は謙虚になる。
意見が異なる人と対話するこ -
Posted by ブクログ
大好きな学問ジャンル“心理学“。
色々な心理学系の本は読んできたので、どっかしらで聞いたことがあるものも多かったですが、それでも面白かったです。
色々な認知的な不合理や、誤った判断の実験や事例を紹介されると、あの人のあのことだなとか思ってしまいました。ですが、それこそ認知的な不合理なのかもしれません。
もちろん具体的な事例を周りの人に当てはめて、ああだこうだ言うのは簡単です。
ですが「人の袖見て我が振り直せ」ですね。
パッと思いつくのは他の人ですが、自分にも当てはまるものはないか考えました。
基本的に自分はバイアスなんかかからない、実験を紹介されても自分は上手くできるなんて思ってます。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ翻訳にありがちな分かりづらい表現や例え話あり。しかし、日常でおそらく人間が感じたことがあるだろう疑問を解説してくれる内容だと思う。
中でも印象に残ったのは、「遅延割引」の「嫌なことも未来にやるほうがラクだと思ってしまう」というもの。私もよく嫌なことは先延ばしにしてしまい、自分に嫌気がさす場面が何度もあった。
未来をより現実的に考えて、未来を軽んじることのないようにしたい。
他にも、曖昧な表現を使った場合は、例え相手が旧知の仲でも、理解度は初対面の人と変わらないということも、覚えておいたほうがいいと思った。
「家族だから言わなくても分かってくれる」ということはない。なるべく素直に気持ちを表現 -
Posted by ブクログ
心理学の知見があってもなお、私たちは「わかっていても陥ってしまう」思考の穴に足を取られる。
本書は、イェール大学での膨大な研究データと緻密な事例紹介によって、その不可避な脳のバグを鮮やかに解き明かしている。
印象的なのは、これらが単なる知識ではなく、確かなエビデンスに基づく「抗いがたい事実」として提示されている点だ。
正直なところ、本書を読んだからといって、明日から全てのミスを回避できるわけではない。
しかし、自分が今まさに穴に落ちようとしていることを「認識」しているか否か。
その微かなメタ認知の有無が、意思決定の質を決定的に分けるのだと感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ思考の不具合について、現実問題と関係が深い8つのテーマについて述べた本。
ストーリー仕立てではなく、各章ごとで完結している。
個々の思考の不具合についての説明は具体例(実験)も補足があった為、理解自体はしやすかったが、総括何を伝えたい本なのかが分からなかった。
極論バイアスに気をつけましょう、以外のメッセージが見当たらないという感想
この本を通して、何か思考法を身に着けたいといった思惑であれば、他の本が適切かもしれない
【自分用】
・面接の練習では、想定問答の解答を実際に口に出す
自分の回答を客観視でき、過信も減る
知識を言葉で表したり、実際に試すことで過信減る
・計画見積は5