アン・ウーキョンのレビュー一覧

  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    イェール大学集中講義 思考の穴
    わかっていても間違える全人類のための思考法
    著:アン・ウーキョン
    訳:花塚 恵

    思考の穴とは、バイアス、つまり思い込み、錯覚のことです。
    人間は、錯覚の動物、だれも、そのバイアスからは逃れられない

    思考の不具合の解決策は、必ずしも簡単に手に入るとは限られない
    それ...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    「人間が」って言う分母クソデカで言うことでも無いけど、自分が逃れられないものの一つに「確証バイアス」があるし、それに同意してくれる人はもううなずき過ぎて首が疲労破壊でもげてると思う。

    その確証バイアスを本書は多方面から解き明かしてくれてる。
    「単純接触効果」「サンクコスト」「因果と相関」とかだと思...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    人の心理が、例を用いて説明されていて、とても分かりやすかった。なるほど、と思いながら読み進めた。
    そして、本当に思考の穴、という表現がぴったりな内容だった。
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    理性の限界を体感せよ。
    短冊に書かれているその一言に衝撃を受けて購入をしてみた。これはもちろん読者を惹きつけるためのタグのようなもので、内容と比較すると人によっては誇張し過ぎと感じるかもしれない。ただこれはあくまでも大学で行われた講義やその研究内容を一般におこしたものだからだ。内容には思考実験が多く...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    こういう本は面白いので好きです。

    そして、なるほど洋書には具体例が多くてボリュームがある書籍が多いのも納得です。
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    本の内容は日常的な思考の中で生じるバイアスと、それに対してどのように対抗・認識していくのか説明されているものです。

    何か問題が起きた時、なぜこれが起こったのか原因を考えますが1つの原因がわかると他の原因となる要因については深くとらえない事があります。これは仕事でも私事でもある話だと思います。
    しか...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    人間が陥りがちな「考え方のクセ(バイアス)」を一章一話題形式で記している本。

    「人は大きな出来事には大きな原因が、小さな出来事には小さな原因が潜んでいると考えてします」といった、膝を打つような内容がふんだんに散りばめられている。


    変に考えすぎて周囲の人と摩擦が生じつつある人にもオススメ
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    所詮人間は人間、完璧ではない。それでも、この本に書いてあるバイアスを知ることにより、少しは思考の穴を埋めることができるかな?
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    様々なバイアスを例を元に説明してくれるから、わかりやすい。
    作者曰く、思考を操るべき理由は、
    自分に対しても、他者に対してもフェアであるべきだから、というのは納得。
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    自分の都合のいいことばかり耳に入ってしまう確証バイアス、しなかったことよりしたことに対して批判してしまうバイアス、損失を過大に捉えてしまう問題、未来の報酬を不当に低く評価してしまう問題、、すべてが当てはまり嫌になったが、皆も同じということで少し救われる思いもあった。全体的に面白く読めたが、まぁそんな...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    日々、仕事で起こる問題に対して、なぜあのような議論になるのか?そして、自分はあんな風に議論を進めてしまったのか?そこには思考の穴・罠があるという話。この本によって思考のトレーニングができた。ステークホルダーなどの調整に日々奔放しているビジネスマンに薦めたい
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    様々なパターンの「無意識な思い込み」が解説されている。

    研究結果(実験)や実体験を交えた解説になっており、実際に読み手がバイアスを体験しながら理解できる構成になっている。

    実例を2例以上用いることで人は納得感を感じやすくなるというバイアスがここにも活かされている。
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    生きている以上、どうしても避けられないことはある。




    分かったつもり、思い込むなどもそうだ。




    「思考の穴」は、イエール大学の人気講義「Thinking(シンキング)」がきっかけで誕生した。




    この本はハウツーものではなく、様々な科学的なリサーチを活用して、「思考の不具合」について...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    あまり新し感はなかったけど、巷で良く言われていることを分かりやすく解説してあります。自分的には第二章と第三章がためになったかと思います。「確証バイアス」つまり、「思い込み」、ということ。生存のために身につけてきた合理的な反応が、現代では厄介なことを生み出す。分断、とか。CMでもこの手のもの、良く見ま...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    心理学と行動経済学の本

    流暢性効果=何回も映像を見ると、自分もできる気がすること。
    TEDでは、1分あたり1時間のリハーサルが必要だと教える。1時間の講演は、60時間は練習する必要がある。
    ただ、やってみる、が対策。

    計画錯誤=完成までの時間と労力は少なく見積もられる。
    楽観主義者は、ストレスを...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    ◆因果関係を認識する手がかり

    ①類似性 : 原因と結果は同程度のもの
    →原因と結果はたいてい大きさや特徴がマッチする(ex. いい香り=身体に良い、大きな音=大事故)
    →が、そうとは限らない (ex. 納豆、バターたっぷりのケーキ)
    →結果が原因とあまりにかけ離れていると感じると、明白な原因を受け...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    バイアス、認識や思考の偏りは、無意識にあり、それを意識して正すことは難しい。読めば読むほど脳の省エネ活動のために人が持ち得た術なのだろうと理解した。
    その中で特に自分が気になったのは、2、3章。まずは確証バイアス。これは自分が正しいと思える証拠ばかり集めてしまうというバイアス。内容で怖かったのは、「...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    【感想】
    市場調査会社・YouGovが、成人のアメリカ人を対象に「非常時に自らの手で飛行機を緊急着陸させる自信があるか?」とアンケート調査を行った。結果、アメリカ人の32%が「自信がある」と答えた。別の調査では「さまざまな動物と素手で戦って勝てると思うか」とアンケートを取った。結果、8%のアメリカ人...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    人の思考は、自らの視覚、触覚、嗅覚、味覚、聴覚で感じ取れるものに基づいて行われる。
    そして、わかっていてもヒトは自分の信じたいことであれば、怪しい嘘にも飛びついてしまう...という行動経済学本。人間の判断は、合理的ではないにも拘わらず、なぜ合理的だと錯覚してしまうのかを客観的に理解できる。

    ダニエ...続きを読む
  • イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法
    身近な例を取り上げながら、人間の思い込みや損をしたくない感情といった意識外の事象を扱った本。内容はわかりやすいが、それでなんなの?というところの記載が甘く、ためになったのかならなかったのかイマイチよくわからない内容であった。