乾正人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
鉄道マニアとして、鉄道モノの紀行文を読むコトで何かしらの養分が得られるコトはあるなと…。
本著、鉄道好きの産経新聞の偉い記者さんが、内田百閒の『阿房列車』シリーズの令和版ということで新聞に連載されたものを単行本化したもの。先に本著に手を出してしまったのはちょいと体裁が悪いですが、これからチャレンジしようかと…。
1. どこかで説教っぽくなってしまう悲しさ
2. ちょっとアッサリしすぎ?
1. どこかで説教っぽくなってしまう悲しさ
鉄道趣味の悲しいところは、鉄道自体が鉄道会社に必ずしも好かれていない(と思えてしまう時がある)ところにあるのではと…。企業から見たら、儲からない事業なんて株主に激 -
Posted by ブクログ
悪人ばかりが目立つ政治家のニュース。こんなタイトルの本を描く作者は、10万円の商品券問題とか出る前に書いたからきっとこんなこと言えるのだろうー位に思って手にとってみたけど、やはりそんなわけなかった。あんな些末な話でなく、紙袋や分厚い封筒で現金そのものを配っていたという元大物総理たち。
確かに「コンプライアンス」「クリーン」ばかりを求めるいまのマスコミ、世評からは袋叩きだろうけど、「それ」ばかり大事にして選んだ代表者は、果たして現在直面する国難に立ち向かう力のあるリーダーなのか。鉄面皮とも言える共産主義国のリーダーたち。そんなのを思い浮かべながら読み進めると著者のイメージに近づけるのかも。