清水大吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書では、資本主義の根本は「所有の自由」×「自由経済」であり、「成長の目的化」はその結果に過ぎないとしているが、むしろ「成長の目的化」が資本主義の根本であり、「所有の自由」・「自由経済」はその手段なのではないかと感じた。(資本主義は産業革命から始まったと言われるが、その前から所有の自由やそれを前提とした市場での自由な交易は存在していた。資本主義の弊害としてよく語られる”環境汚染”や”人間疎外”は、”資本蓄積を最優先するという考え”(成長の目的化)が蔓延した結果であり、ここに資本主義の根本があるのではないか)
また、この「成長の目的化」を正すことで資本主義をいかに修正するのかという話が本書では -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は証券に22年務められ、うち16年勤務してきたゴールドマン・サックスから、2023年1月に突然解雇される。
資本を売りとするビジネスの最先端で、資本主義の極みに位置する生き方の今日について共有されています。
GSでのタブーな言動の存在などを知り、今もこのような働き方があるのだなーと思いながら読む。そして同時に、この金融業界が世界の資本を動かしていると考えるとぞっとする…。
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- 資本主義の罪
著者は、資本主義を否定するのではなく、資本主義の非本質的な以下の3点が問題を生んでいるという。
①成長の目的化、②時間軸の短期化、③会社の神格化。
まず、一つ目について、資本主義の本質