小木君人のレビュー一覧

  • 森の魔獣に花束を

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     表紙のイラストが良かったので買ってみました。
     一緒に歌を唄ったり、バラを育てたりする2人が微笑ましかったです。クレオは自分が絵などを褒められて、ロザリーヌはクレオに知らないことをいろいろ教えてもらい、2人とも少しずつ変わっていく様子が良かったです。
     終わりの方はちょっといきあたりばったりな感じがしましたが、童話のような雰囲気の温かい話で面白かったです。
     後半はあまり絵の話題が出なくなってくるのですが、クレオが絵を描くシーンはもっとたくさんあったほうが良かったと思います。

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    2012年05月17日
  • 森の魔獣に花束を

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    ネタバレ

    こういう作品を待っていたんだよ、と言いたくなるような、素敵な作品でした。やはり、小木さんはこの系統の、心暖まる話がいいように思いました。種族が違う、背景や価値観が違うものがだんだんお互いを知り合って心が近づいていく描写が、穏やかで優しく、心が優しくなるようでした。なんと言うか、大人の童話、という感じでしょうか。作者には是非ともこの路線で行って欲しいです。

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    2012年04月25日
  • その日彼は死なずにすむか?(イラスト簡略版)

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    某ホームページでオススメになっていたので読んでみましたが、
    予想以上にデキが良く、どんどん読み進められました。
    ただ展開が後半に早くなってしまうのが少し残念、
    全体的に見たらあまり必要ではないのだろうけど、
    それでも最後まで読んだ人にとっては書いて欲しいところです。

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    2010年01月03日
  • その日彼は死なずにすむか?(イラスト簡略版)

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    ちょっと主人公の性格がネガティブすぎて気持ち悪いけど、それ以外のストーリー展開などは、なかなか面白い。

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    2009年10月04日
  • その日彼は死なずにすむか?(イラスト簡略版)

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    TAKE2ものの構造として主人公は無能でなければならないルールのもとで
    狭いなりに良くできている
    こういうようにしか描けないならより工夫が必要だ
    テレビゲーム様式利用は『ソードアートオンライン』くらい開き直らないと逆に悪

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    2019年01月12日
  • その日彼は死なずにすむか?(イラスト簡略版)

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    人生やり直し型デスゲーム←やや語弊があるがそんな感。命を賭けたゲームにしてはルールがアンフェアというか情報少なすぎだが、小学生を中心にした子供達の心理描写が、極端ではあるが良かった。文章と構成に粗さはありつつ良くまとまっている。

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    2016年06月29日
  • その日彼は死なずにすむか?(イラスト簡略版)

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    結局マキエルは何者だったんだろう?
    なんで鋼一は選ばれたのか

    もちろんデビュー作だから次に繋がる伏線は欲しいからこの疑問はしょうがないか

    優しくて可愛い物語
    7年も必要だったのかわからないけど
    1年くらいで良かった気もするけど
    みんなが楽しく暮らせる話って言うのは良いものだ

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    2016年04月01日
  • 森の魔獣に花束を

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    人外少女と落ちこぼれ貴族少年とのファンタジーなボーイミーツガールもの。イラストのためか地の文の書きっぷりのためか、あまり悲壮感を感じなかった。実の父に見放され、森の中に取り残され生きるか死ぬかというところなのに、どこか緊張感を感じさせない。少年少女がもっと上の年齢だったらよかったのかも?ロリっぽく感じる。物語としてはきれいなに一冊にまとまっている。魔獣というあからさまなファンタジーよりは「魔女は世界に嫌われる」のような人間社会が作り出した脅威からくる話の方が好みだなぁ。

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    2015年06月07日
  • 魔女は世界に嫌われる2

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    頼りになりそうな大人の男が共に旅をしてくれるというので頼ってみたら、人攫いでしたの巻。物語の進むペースがゆっくりなので、物足りなく感じる。

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    2015年05月17日
  • 夜が来るまで待って(イラスト簡略版)

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    全3巻完結。
    綺麗な先輩と発育の良いロリ少女と猫娘が怪物と戦いつつ、これといって取り柄も無い主人公にデレる話。
    御月が好き。

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    2015年05月10日
  • 夜が来るまで待って(イラスト簡略版)

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    なぜこんな色物ラブコメにしてしまったのだ!デビュー作「その日彼は死なずにすむか」で子ども心を丁寧にリアルに書いた作者の2作目。能力バトル+お色気+ラブコメとMF文庫によくあるようなチープなライトノベルになってしまっている。この作者の持ち味はそこじゃないだろう!?もっと繊細で心の機微を書く物語を書かせてやれよ!3作目はデビュー作の作風に戻っているらしいので、期待して読む。

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    2015年04月04日
  • 森の魔獣に花束を

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    小木君人『森の魔獣に花束を』
    人に愛されるコトを知らなかった少年が、魔獣と恋をした。
    病弱で絵を描く事
    家督継承の儀式として、魔獣の棲む森から青い薔薇を取りにいくコトになったクレオ。
    護衛に騙され、森で1人になり魔獣の少女と遭遇してしまう。
    彼女のほんの気まぐれで命を拾われ、一緒に暮らすようになるのであった・・・

    聞いたコトのあるような話だったが、自分で立つコトを知らなかった少年が立ち上がる姿
    人と魔獣の垣根を越えて育まれる愛情。
    彼女がとった彼の為の決断。
    全て愛おしく、楽しめた。
    純粋さは忘れたくないねぇ。
    電車で泣いてしまったよ(笑)

    世界観が狭く感じたのは、クレオ・ロザリーヌが知っ

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    2012年07月13日
  • 森の魔獣に花束を

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     すごく純粋な、少年と魔獣の少女の恋物語。
     こういった作品は、どれだけファンタジーの世界に没入できるかで、おのずと感想も変わってきます。読者の適正も言わずもがな、作者の力量にもろに左右されがち。地の文から単語や表現のひとつひとつに、読者を現実に戻さないような配慮がなければいけません。作者の描いたファンタジー世界の書き割りが、見えてしまっては台無し。
     何度かそれを見て見ぬふりをしつつも、楽しめることはできたので、個人的には良作でした。

     誰でも読めるけど、誰でも楽しめるとは限らないのが辛い所。

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    2012年05月25日