小木君人のレビュー一覧
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ワンピースを着た揚羽が可愛い。
まさかミドナが三百年前に支配を崩壊させた張本人だなんてビックリ。長生きにも程がある……。
というよりも、魔女(魔法使い)が長寿すぎるし、見た目からは想像もつかない。
彼女の起こした行動とそれによって得られた結果は、純粋な善意が必ずしも最善の結果につながるわけではないことのいい例だと思う。
アーシェの角が生えていた理由が思ったよりしょぼくてガッカリ。
でも、作品のテーマ(のようなもの?)からは外れてはいないように思う。
今の角人は当時の驕り高ぶった当時の魔法使いたちと大して変わらないのではないかと感じた。
「お母さん」と「ママ」というのは、良い表現だと思う -
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やはり世間に不慣れな二人が旅をしたせいか、直ぐに騙されてしまって見ていられない。
ハンスの甘言に惑わされたとはいえ、すれ違う二人の様子が見ていてもどかしい。
カルロッタがかっこいい。彼女がどことなく、進撃の巨人に出てくるユミルに似ているように思う。
魔女に関わらず、何か特定の対象物に対する嫌悪の感情は共通の敵を作ることで統治者としては統治に便利だとは思うが、実際に魔女を見たことのないような小さな子までもが魔女に対して純粋に憎しみ、嫌悪している光景は、見ていて不気味であり、嫌悪感を感じる。
月光揚羽が蝶から人間になったのにはびっくり。可愛い。
ハンスが魔女と人間のハーフであるから目が光らな -
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流石にネロの父親に掛けられた冤罪は滅茶苦茶すぎる。
追ってから逃れるためとはいえ、妹を連れて不帰の谷へと逃げ込む勇気はすごいと思った。
ミドナの文様もイラストよりももっと蔦状のものだと思っていた。
防腐の結界の張られている保存庫が冷蔵庫よりも有能すぎて、一家に一室?欲しいと思わさせられた。
アーシェの死霊魔術もすごいと思うが、固有魔術以外の魔術は使えないのだろうか?
そこだけが疑問。
確かに昔の魔法使いたちの所業は酷いと思うが、だからといって今弾圧され、迫害されているのは理不尽なように思える。
モーガンが敵ながらかっこいい。同じ女でも惚れる。
たとえ利害の一致だけであっても、アーシェ -
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ネタバレちょっと間が空きすぎの気もしますが、無事刊行されて何よりです。
もしかして煮詰まっちゃってるのかなー?とも思ったのですが、
個人的にはそんな気配も感じず読めました。
むしろ綺麗に纏まってると思います。
さて、こっから前巻のネタバレ含みますが
前回《不帰の谷》を旅立ち《皇都跡地》を目指すことになったネロとアーシェですが、
それによりタイトルの意味につながる世間の風当たりや、
そこから生まれた弊害や悪意に触れていくことになります。
それと同時に個々の理解ややさしさに触れる機会も得ます。
現代マスコミのプロパガンダより根強い浸透を見せている
「魔法使いを拒絶する世界」ですが、
正直これを覆すの -
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- カート
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試し読み
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ネタバレアーシェに角人の血が混ざっていることが分かり、旧ガルディア魔導帝国内に入りギルダと会い儀式の真実が分かってから話は急展開。物語が転がるようになり面白くなった。旧ガルディア魔導帝国の滅んだ真実、ギルダとミドアの確執、アーシェの魔法とアンの蘇生と謎が解明され面白い。
魔法を使えるようになったアーシェが頼もしい。ギルダはただの人間となり、アーシェは不老不死に近い魔法使いとなり、といろいろあったが、アーシェとネロが互いのことを許せて愛し合えるハッピーエンドで良かった。未来のことは誰にも分からない!大好きな人たちに囲まれて、アーシェとネロが穏やかに暮らしていけるといい。ヒトは希望を失っても新しい希望が -
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- カート
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試し読み
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友達も恋人もおらず無為に17年間を過ごし、無差別爆弾爆発に巻き込まれ死んだ主人公が、自らの死を回避するために10歳からやり直す話。人生をやり直すことは小説としてよくあるテーマであり、ケン・グリムウッド「リプレイ」が至高でありはあるものの、本作は子供時代の描写が非常に細やかでジュブナイル小説のような味わいで非常に良かった。17歳から10歳に戻り7年分のアドバンテージがあるはずのものの、あっという間に10歳の小学生男子に戻り、突っかかれてる女子小学生を助けるのに震えるほど勇気が必要だったり、「◯◯だったらどうしよう」となにか一言言うにもくよくよ悩んだり、小学生の時の描写が非常に秀逸。
またマキエル -
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父親が重罪人として殺され、息子である主人公ネロも兵士に追われるところから始まります。逃げていくうちに古い城にたどり着き、そこで魔女の母娘に出会います。ネロは死んでしまった妹を生き返らせるために、魔女の娘・アーシェと旅立つことになります。
ストーリーや設定はわりとよくあるものですが、宝物庫で番人に襲われたり、城に追手の兵士が来たり、といろいろなことがおこり、話のテンポが良かったです。主人公が周囲をゆっくりにする魔剣を持って戦う場面は、面白かったですし。
また、城から出たことがなく外の世界に憧れていて、ときおりずいぶんと幼なくなるアーシェが可愛らしかったです。そのアーシェが悲しむ場面があるの -
- カート
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試し読み
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ネタバレ2009年6月当時の日記です。
いやー、面白かったなぁw
小学生の恋愛が微笑ましすぎるwwソフィアかわいいなぁw
お気に入りは上目遣いではにかんだとこのシーンw
いやー…脳内メモリィがとろけてしまいましたわ…ww
そして浮気騒動で大爆笑wwwあれは面白かったw微笑ましすぎるwww
後半は…まあ、仕方ない部分もあるけど…主人公高校生じゃなくても良かったんじゃない?w
あ、でもソフィアの立ち位置は良かったと思う。直接的なのよりよっぽど素晴らしい奇跡だなと。
繋がりとか絆とか、そーゆー使い古された月並みなテーマをこんな風に綺麗に収めた所がこの作品の素晴らしい所。
総合的には大満