バリー・マイヤーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【騒ぎが収まれば、民間スパイが手玉に取るのはターゲットだけではないことが明白になる。顧客も手玉に取られるのだ】(文中より引用)
フュージョンGPSやブラック・キューブなど、近年顕著になりつつある民間"諜報"会社の活動を追った作品。著者は、ピューリッツァー賞の受賞経験も持つバリー・マイヤー。訳者は、ノンフィクションの翻訳に定評のある庭田よう子。原題は、『Spooked: The trump Dossier, Black Cube, and the Rise of Private Spies』。
トランプ元大統領のいわゆる「ロシア疑惑」を軸に展開するため、相応の背景知識がな