塩崎省吾のレビュー一覧
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<目次>
第1章 ソース焼きそばの源流へ
第2章 ソース焼きそばの発祥へ迫る
第3章 戦後ヤミ市のソース焼きそば
第4章 全国に拡散するソースの香り
<内容>
もう学術論文やん!?というのが正直な感想。特に第1,2章は様々な文献に当たり、巻末に強烈な出典注がつく。著者をここまで追い込んだ?のは、ソース焼きそば愛だろう。ソースの香り、もちもちとした食感、食事でも酒の肴でもOK!。確かに縁日の屋台に始まり、「日田やきそば」「そばめし」「富士宮やきそば」「横手やきそば」…。B級グルメとしてあちこちで名乗りが上がっている。食べたくなること請け合いである。 -
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audible67冊目。
なんとなく、大阪(関西)発祥と思っていたソース焼きそば。
身近な食べ物だからこそ、その歴史について実は知らないなあというものがたくさんあると思いました。
起源を突き止めようにも、必ず文字資料が残っているわけでもないだろうし、なかなか難しい。
でも、そのために、かつての社会情勢などを踏まえて考察することになるから、それはそれで面白いなあと感じました。
塩焼きそばや海鮮焼きそば、あんかけ焼きそばも好きだけれど。
やっぱりソース焼きそばの、あのジャンキーな感じがいいなあと再認識。
夫が作ってくれる焼きそばと、お祭りの屋台の焼きそば、どっちも食べたくなりました。 -
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ソース焼きそばのルーツを探る一冊。諸説あるらしい起源を迫っていく様が必死で、何とも言えない熱意に溢れています。著者さんの焼きそばブログも見てみようかな。
yakitan.info
■ソース焼きそばは、もともとお好み焼きの一種。
■どうやら戦前の浅草にルーツがありそうというのが著者さんの説。歴史が興味深くて、
日本が関税自主権を取り戻す→海外製の粉と価格勝負できるようになる。粉を清に輸出するまでになる→東武線が出来て東京まで粉を輸送するルートができる→浅草は粉の仕入れに適した場所だった。
■浅草近辺の老舗が気になった。田原町の染太郎、千束のデンキヤホール、清川の大釜本店 -
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現代でもある「ソースあとがけ」の焼きそばは戦中戦後統制で砂糖が手に入らない時に、ソース業者がサッカリンやズルチン代用ソースを作った。それを焼きそばに入れたのがルーツ。サッカリンは熱に弱く、火入れをすると苦くなるため、あとがけにした。尚、代用の代用でチクロが後に使われたが、こちらは大変味が良かったという。166
鉄板でステーキを焼く「高級鉄板焼」の元祖は、
神戸みその。1945年焼け野原のなか、造船所で手にいれた鉄板でお好み焼きを焼いたのがルーツ231
前橋市あくざわは昭和23年以前創業202
「エンコ」浅草公園の愛称。コウエン⇒エンコ63 -
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熱い。
いやいいっすよね。こう言う本。
巻末の参考図書もそうだが、実際足で歩いて色々と検証されている。
焼きそば好きで全国食ってるだけやんと言う面もあるが。
で、著者なりに、仮説を立て検証している。誰もその検証を再検証していないのは学術書じゃないのでしょうがないのだが、それでも何年か何十年か先に、日本の食を研究している誰かが、紹介する一冊になるのではないかね。
大阪人としては、コナとソースは大阪やと思ってるからちょっと辛いが、どうやら焼きそばとかお好み焼きは、大正末期の浅草あたりから発祥したようなのだ。で、お好み焼きというのは料理そのものではなく、どうやら料理の「分野」で、そこに焼きそばも含ま