高橋嘉尋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
販売数、価格、コスト の3つが利益の影響要因であり、販売数を増やすこととコストを減らすことには多額の投資がなされてきたのに、価格を最適化することについてはこれまでほとんど投資されていない(特に日本では)というのは目から鱗。
価格の設定方法として、いろいろあったが、まず使えそうなのは、PSM分析(「高すぎて買えない」「安すぎて心配」の顧客数が最も少なくなる価格帯を狙う)と、スプリットテストプライシング(複数の価格表示や、複数の価格帯商品の表示パターンを変えて、顧客の購買行動を分析し、相対的にベターな価格表示を追求する)。
良書だが、内容がそこまでガツンと来る質感ではなかったため星3つ。