玄田有史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
「希望」が「喪失」とセットで語られる現代。
希望とはそもそも何なのか?
社会のなかでの希望の意味とありかについて、一人ひとりが探求するための科学的プロジェクト、それが「希望学」だ。
[ 目次 ]
序章 希望学がめざすもの
第1章 希望がある人、希望がない人
第2章 希望、失望、仕事のやりがい
第3章 友だちの存在と家族の期待
第4章 恋愛と結婚の希望学
第5章 挫折と幸福、希望を語るということ
第6章 格差社会に希望はあるか(対談 宮崎哲弥×玄田有史)
第7章 絶望の淵で語れよ希望(対談 山田昌弘×玄田有史)
おわりに データは何を語ったか
[ POP ]
[ おすすめ度 -
Posted by ブクログ
玄田有史は「仕事の中の曖昧な不安−揺れる若者の現状」という、当時、結構話題になった本を書いた人。その本は、僕も面白く読んだ記憶がある(どんな内容だったかは記憶が曖昧だけれども)。
現代は希望が持ちにくくなった時代であると言われたりするが、その理由は何で、どうやっていけば良いのか、といったことを考える「希望学」という新しい学問分野をつくることを筆者は提唱していて、実際にその研究成果を専門書にまとめて発表したりしている。この本は新書なので、その「希望学」の内容を、かいつまんで、分かりやすく解説したものである。
前提にうまく、入っていけない。「希望を持つことが難しい時代」「何となく閉塞感を感じる時代 -
Posted by ブクログ
「そもそも、希望って何なんだ?」
そんなことを疑問に思った人にはおすすめの一冊。
仕事、友達、恋愛と結婚、挫折経験、格差社会などとのかかわりから「希望とは何か」をとらえようとしている。
まだまだ研究としては物足りない感じが否めず(アンケート調査の回答数が少ない気がする)、研究結果に納得するというまでにはいかなかった。
でもこれは研究の初めのほうで書かれた本で、まだ序章。
まずは「希望」を学問的に考えたことが、大きな一歩ではないかと思う。
国際社会より、政治より、身近に感じやすい「希望」(あるかないかは別として)。
研究結果に自分の経験を照らし合わせたりして、読んでて楽しかった。
この本を