玄田有史のレビュー一覧

  • 希望学
    玄田先生がたちあげた希望学、社会科学するには難しい「希望」というものであるが、釜石でのフィールドワークもこれから行われるし、成果がでるとすればこれから。フリーターニート問題にひとつの方向性を与える学問として期待したい。
  • セーフティネットと集団 新たなつながりを求めて
    コロナ禍で浮き彫りになったセーフティネットの在り方を振り返るって感じの本。
    6章のドイツの例はなかなか興味深かった。
  • 希望のつくり方
    超斜め読み

    Hope is a wish for something to come true by action
  • 希望のつくり方
    ★本書のメッセージ
    困難に直面したときに「希望」は訪れる。希望は、探しつつづけることに価値がある

    ★読んだきっかけ
    好きな本である「働く理由」に紹介されていたため

    ★本の概要・感想
    労働経済学者である弦田氏による「希望」の研究。希望とは何か、どのようなときに希望は訪れ、そして去っていくのか。
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  • 希望学
    希望という、あいまいで扱いにくい概念を統計的に分析するとともに、対談を通じて「希望とは何か」を議論した書。
  • 希望のつくり方
    初めの本は読んでいてもわからない点が多かったけれど、終わりにつれて面白くなっていった。希望とはなんだろうと改めて考えさせられました。
  • 希望のつくり方
    三人に一人は希望がないかもしあっても実現できないと思っているらしい。わたしは希望がないから三人のうちの一人だな。結構みんな希望がもてているみたいでよかったね。

    著者の玄田さんの生き方は希望を体現してらっしゃる。



    Mahalo
  • 希望のつくり方
    労働経済の問題を経由した著者による
    未来への種の蒔き方講座。

    一定の意味はあると思われるが、
    未来への打開を信じるからこそ希望があり、
    希望があるゆえ、未来への打開を信じられるような
    そんな循環もうっすらと見える。

    詰まる所、ある種の余裕が必要であり、
    完全に個人の技量に任せるには限界も感じない...続きを読む
  • 希望のつくり方
    何かをしよう、または、したいという気持ちだけではなく、行動することも含めることが希望の実現になる。勇気を出させてくれた本。
  • 希望のつくり方
    情報の正確さ、証拠不足を感じさせる。そのため、説得力に欠けていると思った。とくに宗教については、知識不足が感じられあまり深く学ばれていないように思う。希望に関することだけではなく、宗教についても深く研究し、書き直したほうがよいと思う。
  • 希望のつくり方
    著者は希望を次のように定義する。
    「Hope is a Wish for Something to Come True by Action.」

    特に、Action、つまり自分が行動を起こさない限り、希望は生まれない、自ら作り出すものである、という部分になるほどなと思った。
  • 希望のつくり方
    希望学という言葉が気になったので読みましたが
    ちょっと内容があっちに行ったりこっちに行ったりで読みにくかったです。

    ただ一つ。2006~2008年に行われた岩手県釜石市での調査というのがとても興味深く、詳しく知りたくなったので、「希望学」の2巻、3巻(東京大学出版会)は読んでみようと思います。
  • 希望学
    2012.03.13 挫折経験がある方が希望を持っている人が多いという調査結果。子供のころ、なりたい職業を持っていた人の方が希望を持っている人が多いという結果。希望は本当に奥が深そうだ。この本は2005年ごろのものだが今後はどうなっていくのだろうか。希望を持つ人はどんどん減るのだろうか?
  • 希望のつくり方
    前半はちょっと薄っぺらいな、という感じ、幸福や希望に関しての統計データもあまり好きではないけど、途中から目に留まった言葉があったのでメモっときます。

    ・ウィークタイズ=緩やかな信頼で繋がった仲間のこと。遠くにいてたまに会うくらいの関係の友人。まったく違う環境に居る彼らが何かヒントをくれることがある...続きを読む
  • 希望学
    「希望学」とタイトルを見たときは、いったいどんな内容が書いてあるのかとワクワクした。しかし、内容がよく分からなかったので、時間をあけて、もう一度読んでみるのがよいと思いました。
  • 希望学
    [ 内容 ]
    「希望」が「喪失」とセットで語られる現代。
    希望とはそもそも何なのか?
    社会のなかでの希望の意味とありかについて、一人ひとりが探求するための科学的プロジェクト、それが「希望学」だ。

    [ 目次 ]
    序章 希望学がめざすもの
    第1章 希望がある人、希望がない人
    第2章 希望、失望、仕事の...続きを読む
  • 希望のつくり方
    希望学の研究成果のサマリ。
    メッセージは希望は自分で作る(?)もの。

    無駄を無駄と考えない、挫折からの立ち直りなど
    人生の物語化(物語を作る能力)をキーとして主張
    そこは、私の考えとも通じるので共感した。

    ただ、全般に内容が散漫な感じがした。
  • 希望のつくり方
    玄田有史は「仕事の中の曖昧な不安−揺れる若者の現状」という、当時、結構話題になった本を書いた人。その本は、僕も面白く読んだ記憶がある(どんな内容だったかは記憶が曖昧だけれども)。
    現代は希望が持ちにくくなった時代であると言われたりするが、その理由は何で、どうやっていけば良いのか、といったことを考える...続きを読む
  • 希望学
    「そもそも、希望って何なんだ?」
    そんなことを疑問に思った人にはおすすめの一冊。

    仕事、友達、恋愛と結婚、挫折経験、格差社会などとのかかわりから「希望とは何か」をとらえようとしている。

    まだまだ研究としては物足りない感じが否めず(アンケート調査の回答数が少ない気がする)、研究結果に納得するという...続きを読む
  • 希望学
     竹内先生の授業で紹介された本です。「希望学」って何だろう?と思って買ってみました。
    希望についてさまざまな観点から調査されてありました。面白いと思ったのは希望がもてるかどうかは、周りの誰かに自分の努力を評価してもらえるかどうかが大きなポイントだそうです。また仕事や職業と希望について分析されていたの...続きを読む