小倉紀蔵のレビュー一覧

  • 日中韓はひとつになれない

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    中国・韓国は性善説の国であり、日本だけでなく中国・韓国もそのことを理解していないために、東アジアの相互理解が進展しないということを説いた本です。

    性善説は、道徳的に優位に立つ者が社会をリードするべきだという「ベタ」な立場を意味しています。著者によれば、中国の民衆は性善説的なメンタリティに基づいて行動へと駆り立てられがちなのに対して、政府はそれを抑える「鍋の蓋」の役割を果たしていると考えます。一方韓国は、上も下も性善説に支配されているため、政府がつねに不安定な状況に置かれがちだと論じています。

    一方日本は、少し前までは「ベタ」な価値にコミットすることを忌避して「メタ」な立場を取る国民性を持っていました。これは、日本国憲法という中立的な「手続き的民主主義」によって実現されたものです。ところが、最近になって日本は急速に「ベタ」な価値へのコミットを強め、「東アジア化」していると論じています。

    おもしろかったのは、地域史の研究者としての立場から、左右両翼の東アジア観を批判している箇所です。著者は、国家のヘゲモニーという考えに捕らわれている「右翼」を批判するとともに、返す刀で反日米同盟の口実としてアジアとの友好を説く「左翼」や、西欧の出来合いのポストコロニアル理論を当てはめようとする学者を批判します。東アジア全体に通用するような「ベタ」な価値を求める「未来志向」を絶対化することは危険だという主張も、よく納得できるものでした。

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    2014年02月24日
  • 入門 朱子学と陽明学

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    「儒家の「愛」の概念においてもっとも強力なのは、「差等」という考え方である。」「親や子を愛するというもっとも自然で強力な感情を、少しずつそのまわりにひろげていけるのが人間」こういう儒学の思想には非常に納得。

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    2014年02月23日
  • 入門 朱子学と陽明学

    Posted by ブクログ

     革命。エネルギー。ダイナミック。立ち止まるのではなく、在るはずの理想状態を求めて徹底的に行動しづける。

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    2013年03月04日