鬼塚ツヤコのレビュー一覧

最高でした。3Pものの小説で1番好きかも。
どんなに快楽を与えられても靡かない受がよかったです。他の作品も読みたいです。

最高だった。
893×弁護士 子飼いの調査員×弁護士
性癖全部盛りって感じ。
道徳的な話苦手だし、打算的な感じも、心は完全に靡かない受も最高だった。

幸村佳苗さんのイラストが好きで、ジャケ買い。大当たりでした。

受の黒江がとにかく、ふてぶてしく強く、まったくと言っていいほど甘くなく、そして絶対になびかない。そこが最高に好みでした。底辺の生活を経験しているからこそ、したたかに生きたい、利用できるものはすべて利用したい、というモノローグが何度も出て...続きを読むくるのですが、同時に、自分なんてどうなってもいい、どうでもいい、好きにすればいいと自分をも愛せない感じが素敵。でも、メランコリックにならないのが、また。くうう。

攻は二人。一人は武闘派のインテリ経済ヤクザ（すごい肩書き）で、もう一人は高校からの唯一の友人。このヤクザさんも、惚れてるとか好きだとか言いながら、ずっと怖いのがよかったです。ほだされないというか。何回か、ヤクザの「制裁」について書かれているのですが、そこにも甘さは微塵もなく、そこがかえって良かったです。

個人的には、もう一人の攻の八束が大変好みでした。高校から執着していて、刑事になった（捜査一課）のに、黒江のそばにいたいからとフリーの調査官に転向し、黒江の犬のようにそばを離れないけれど、蓋を開けたら犬でもなんでもない、ただの執着の塊という。しかも、身長は190cm越え、ガタイも良くて、オフィスのドアを身を屈めてくぐるタイプ。「気持ち悪い」と言われれば「俺もそう思う」と答えてしまうような。「10年執着してるやつは違うね」と揶揄されても「15年だ」と答えてしまうような。いまいち掴みきれない八束が、好みにどストライクでした。

非常に濃ゆい内容で、まったく甘さがない、カカオ100％みたいな本です。ハードボイルドで素晴らしかったです。

いつもながら話の構成まとめるのが上手いと思います。しっかりした設定で、読みやすい。そして大泣き。切なくてきゅんとします。

弁護士の黒江は最低辺の暮らしから這い上がってきた。
ヤグザの若頭補佐の研城に執着され苛立つ毎日。
ある日黒江は硏城を怒らせ強引に犯され…。

ここまで「クソが！」と言いまくる性格の歪んだ受けは初めてで驚きました。
生い立ちが黒江をそうさせてしまっているのは分かるけれどここまで来るともう清々しい程で。...続きを読む

そんな黒江に執着する硏城もかなりの性格で。
そして黒江の友人である八束も長年黒江を想っていたのに硏城に先を越されて本性を顕にして、と中々凄かった。
結局黒江はどんな目に会おうとも変わらずふてぶてしくて硏城と八束も凄いけどある意味最強だと。

濡れ場が凄く多く濃いのでそういうのが好きな人にはたまらない作品かと思います。

エロ満載な1冊！
ヤクザに弁護士に同級生…ちゃんとしたストーリーもあるものの、こんなにエロシーンがあってもいいの？と思うくらい『エロエロ祭り』でした。
ごちそうさまです。

これは続きがでるのでしょうか？
もうちょっと3人の関係がどう続くのか気になりました。
よいエロサプリ。

んー、かなり早いところで先が読めちゃう割に、ズルズル感があって、途中飛ばしながら読んでしまいました。
エッチなシーンも、たくさんあちこちに散りばめられ、それも、焦らしプレイなのか、内容が薄く感じてしまった。広く浅く〜な感じ！
途中で飽きてしまった(笑)

もうちょっと深いストーリーがあったら良かったかな、と思う。

売れっ子設計士　Ｘ　アルバイト学生　年上攻　勘違い　すれちがい

平凡な大学生の悟が憧れ目指す建築業界随一の新鋭設計士・暮林は、切れ者で人望も厚く、おまけに身が震えるほど美しく精悍な色男。「悟、お前がたまらなくほしい」と暮林の甘く艶のある低音で囁かれ、獰猛なキスで奪われる!飢えるように激しく求められ...続きを読むれば、しだいに悟の身体は甘く疼き、感じることを止められなくなっていき―このままではおかしくなってしまう―!!傲慢で危険な男との熱く淫らな恋、書き下ろしは甘くて濃厚なエッチ満載。暮林のバースデイ編。

　
攻・暮林が何でか分からないけど、
受・悟が気になって仕方がないのも面白かったし、
悟が思い込みから一人でグルグル悩んじゃって
暮林を避けていく過程がけなげだったね。

恋愛に奔放なのはいいけどさぁ～
以前付き合ってた相手と会社の喫煙所でキスするかね？
その上、誕生日のプレゼントにＨＷのリングだし、
そりゃあ悟が勘違いしてもしゃーないよね。