Yehonathan Sharvitのレビュー一覧

  • データ指向プログラミング

    Posted by ブクログ

    「データ指向」というキーワードが気になって購入。
    データ指向プログラミング(DOP)の4つの原則について、個人的に共感できたのは原則#1と#3。
    時が経ち仕様が複雑になってくるに連れて既存のクラスがカオスになってくる…という点や、副作用を発生させない静的な関数(メソッド)の安心感は普段の業務でも痛感するところ。
    とはいえ#1は、付録Aで紹介されているような、オブジェクト指向プログラミング(OOP)でデータクラスとコードにわざわざ分ける点にはあまり賛同できないかも。

    0
    2023年08月13日
  • データ指向プログラミング

    Posted by ブクログ

    データ指向プログラミングの4つの原則
    1. コードをデータから切り離す
    2. データを汎用的なデータ構造で表す
    3. データはイミュータブルである
    4. データスキーマをデータ表現から切り離す

    ストーリー仕立てなので楽しく読めたが、3しか共感できない。
    拡張性と柔軟性が高まるようだが、可読性は低くなるように感じる。

    0
    2023年05月30日
  • データ指向プログラミング

    Posted by ブクログ

    データ指向プログラミングについて、小説形式での対話を通して解説されており、とても読みやすかった。まえがきに書いてある通り、ザ・ゴールに影響されてのものらしい。

    データ指向プログラミングは以下の4つの原則からなると書かれている。
    1. コード(動作)をデータから切り離す。
    2. データを汎用的なデータ構造で表す。
    3. データをイミュータブル(不変)として扱う。
    4. データスキーマをデータ表現から切り離す。

    個人的な感想としては、同意できるのは原則1と3。
    他の原則は、型などの静的な制約を極力排除し、拡張性と柔軟性を最大限担保するための設計判断として捉えれば妥当だと思う。
    が、個人的にはド

    0
    2023年05月14日
  • データ指向プログラミング

    Posted by ブクログ

    データ指向プログラミングというワードを最近見聞きするようになったので読んでみた。
    400ページ以上あるが情報量は多くない。この本だけでデータ指向プログラミングを完全に理解できるわけではなく、実際の開発シーンで採用しようと考えるならば、ここから更に多くの文献に当たる必要があるだろう。
    恣意的に感じられる部分があり、本書の中に利点とコストを記載しているが、読み手は冷静に客観的に評価しなければならないと思う。
    翻訳に関しては、できれば用語のようなものは訳語のみでなく、原著の英語表現も併記してあると良かった。

    0
    2023年06月23日