キャサリンレイヴンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
過酷な自然が残るモンタナで、生物学者レイヴン氏が出会った一匹のキツネ。午後4時15分の定刻に交わされる言葉のない対話や獲物のプレゼントは、命への敬意を呼び覚ます。鳥たちの羽ばたきや小枝のようなセージブラッシュリザード、バイソンを巡る生態系の歴史、そして『星の王子さま』や小泉八雲の思想が交差する世界は、「人間の傲慢さ」を優しく解きほぐしてくれる。山火事の猛威に火を吐くドラゴンが谷をのぼりおりしているという破壊力。種を超えた結びつきの尊さと命を愛することの真理に満ちていた。心の結びつきは時代と場所を超越する。
彼がわたしを信頼してくれた。重要なのはそれだけだったと。彼はもちろん、キツネ。あえて名 -
Posted by ブクログ
ネタバレEテレで放送されている「地球ドラマチック」が好きです。
特に好きなテーマは動物のドキュメンタリー。
大自然の生き物より、人のそばで生きる動物たちの姿を見るのが楽しいです。
最近見たイギリス湖水地方の話も面白かったです。
この話を読み始めて「これは地球ドラマチックだ!」と思いました。
丁寧な自然や動植物、昆虫や風景の描写。
キツネとの交流。
以前、キツネを庭で見たことがあります。
びっくりするくらい自由な生き物ですよね。
大きな枝を咥えて持ち運んでいたと思ったら、突然地面にぼとりと落としてそのまま…。
スタスタ歩いていたのに、急に地面に丸くなり眠る…。
絶対にまずいと思う渋柿を嬉しそうに持ち -
Posted by ブクログ
モンタナ州のボーズマンに住む友人宅に厄介になり、イエローストーン国立公園へ行った事を思い出した。あの経験が無ければ、この本は手に取らなかっただろうし、実際に体験したことやみた風景と重ねて読むことはなかっただろう。
野生生物やワイルドライフについて知る機会を与えてくれたスティーブ・ブラウン氏とマユさんに感謝です。
この本には、まだまだ読み深める余地がありそうである。文中に登場する日本の狐と神社、そしてラフカディオ・ハーンの著作からの引用。ネイティブ・アメリカンから土地を奪って作られた国の、国立公園や自然という概念。私たちはどこへ向かって生きていくのだろうか。