ながさき一生のレビュー一覧

  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    魚という身近な食品をテーマに川上から川下まで満遍なく触れられており、教養が高まった。
    特に印象に残っているのは以下2点。
    ①寿司は産地で食べるよりも都市部で食べた方が良い(熟成が旨み成分を引き出し、熟成による臭みをシャリが除いてくれるため)
    ②細胞培養の存在
    天然と養殖しか認識しておらず、とくに養殖では昨今ゲノム編集など新たなテクノロジーによる生産を耳にしたが、培養は初耳。投資コストが莫大にかかる点はネックであるものの、タンパク質クライシスと呼ばれるほど魚不足に直面している現代においてはキーメソッドとなる可能性も感じた。

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    2023年12月31日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白い。
    科学✕経済✕環境✕文化、様々な視点が絡み合って特殊な経済様式を生み出してる。

    ①鮮度=ATP
     魚の鮮度を一言で言うならATP量。動物が死後硬直するのは酸素供給の中止によってATP生成が停止し、ミオシンの伸縮が固定化される。ATPが残存している間は収縮状態で硬直するが、ATPが完全枯渇すると次にプロテアーゼによるタンパク質の分解が始まる。これを緩解と言う。鮮度の高い切り身は硬直しているために角が立つが時間が立つとヘタる。これが鮮度が落ちるという現象。

    ②鮮度が高い≠美味しい
     鮮度の高い魚は産地でこそ食べられる。しかしながら、鮮度が高い=美味しいとは限らない。具体例と

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    2023年11月05日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    魚全般に対して様々な知識が書かれており、勉強になった。特に天然魚、養殖魚、培養魚の今後の役割については興味深い。培養魚は食べたことないので抵抗があるが!今後増えていくのだろうか?

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    2023年07月23日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    魚食べるのが好きだから読んでみた。
    魚関連の知識面白くてわかりやすかった。
    ついでにドラマ「ファーストペンギン」もみた!

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    2023年05月06日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    獲るところから食べるところまで、魚の流通の上流から下流にかけて、それらに関係する商売の成り立ちや文化、課題について書かれている。門外漢の私には知らなかったことが多く、新鮮だった。幅広い知識がある著者だからこそ書ける本だと思う。表紙のデザインが良くて目を引いた。ただかつて読んだどの本よりも誤字脱字スペル間違いが多い…。

    海産物は安定供給、鮮度維持が難しい。それを克服するという考え方と、その性質を受け止めるという考え方とがあると感じた。

    日本の周りには豊かな漁場があって、日本には昔から魚を食べる習慣がある。そこで自分たちが食べる分を獲って、すぐに食べたり保存できるようにしたりしてきた。それが食

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    2025年07月12日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    料理、漁、販売などの魚のビジネスに関するあらゆる知識を広く浅く、著者の経験に基づいて書いてある。

    刺身は漁場の方が美味いが、寿司は都市部の方が美味いことがあるという話が面白かった。
    ビジネス書というよりは手記に近いかもしれない。初心者向けに優しく書かれているので、気負わず読める。

    この本を読んだあとは寿司か鯖缶が食べたくなることだろう。
    私は翌日に鯖缶を食べました。

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    2025年02月18日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    肉と比較して、魚は人の生産から販売までより人の力が重要であると感じました。あらためて勉強になりましたな一冊。

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    2024年11月28日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    こんなにも優しく書いてくださる本はありませんでした。普段馴染みのある魚がどれほど変化しているのか、読んでいくほど「なぜ?」が止まらない本です。
    私は仕事に役立てようと思って読んだのですが、日常生活でも使えることが書いてあります。飲み屋での選び方、観光地での得する食べ方など、知ってるとちょっと自慢できます。

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    2024年04月02日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    魚ビジネス、というより魚に係る教養本。
    仕事で使うため、正月休みを利用して読んでみたが、なかなかに分かりやすい。魚一つとっても奥深い。

    今後、日本企業が当該分野でどうやって展開すれば世界に勝てるのか、作者の見解を聞いてみたい。

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    2024年01月20日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    ビジネスの話を通じて、魚の魅力や特徴、扱われ方など様々な角度の情報を得られた。日常での例えなどの表現も多く、内容も分かりやすかった。

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    2023年07月08日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    内容はとても簡潔だが、実践的な知識が詰まっている。
    例えば
    ・各地域、市場ではどの魚を食べるべきか
    ・美味しい寿司屋、定食屋の見分け方
    ・有名魚屋と、なぜそこが有名なのか

    この知識に至る背景情報として、漁の仕方から流通方法、養殖ビジネスなどが説明されており、上の実践的知識と繋がってわかりやすく説明されている

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    2025年11月20日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    漁業のこと、鮮度のこと、魚文化の違い、ようしょくや培養肉の事など網羅的に書かれてあって、全く知らない!みたいなことは少ないけれど、頭を整理するのには、良い一冊。
    鮮度を数値化するK値、東日本はやや熟成、西日本はバキバキのピチピチを好むことなど、へぇ~と思う事もあり、ためになった。あまり難しくは書かれておらず、サラリと読める本。

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    2025年04月27日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    最近お寿司にハマっているので読んでみました。
    薄く広く魚についての知識や現状が書かれているので、そこまで新しい発見はないが、軽く読めた。

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    2025年01月28日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    魚ビジネスに関わる事を9章に分けて、説明している本書。
    9章と多くの章に分けている事から、各章の具体的なところまで話は出来ていないが、魚を知るための取っ掛かりとしては幅広く話を展開している為、良いかなと感じた。
    自分自身は水産業界で働いてることもあり、目から鱗な情報はなかったが、改めて業界を振り返るには良かった。

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    2024年07月21日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    魚の流通の仕組みが様々な目線でかかれている。天然と養殖の違いから締め方の違いまで知らないことがたくさんあり目から鱗だった。魚を取り巻く経済的問題や環境問題にも言及しているのでそこに興味がある人も楽しめる気がする。どちらにしても魚好きは必読と思われる。3.7

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    2023年09月05日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    ネタバレ


    魚ビジネスの基礎や寿司、基本的な魚の知識を知ることができる本。

    以下備忘録
    ・世界の食用水産物は1.57億トンへと年々増加。世界で魚人気が加速している。
    ・海外からは、日本で本場の寿司を食べたいと言った目的で来日する人も増加。魚を知っていることは日本のアイデンティティになる。
    ・寿司は各国でアレンジをされているため、本来の寿司は日本に来なければ食べられない。
    ・寿司の歴史、なれずし(鮒寿司)。ご飯と一緒に発酵→発酵から酢を使う、酢飯に変化→稲荷寿司、ちらし寿司、箱寿司(関西)→握り寿司(関東)、おにぎりぐらいの大きさのファーストフード(コハダが人気)屋台→冷蔵技術が発展し、生のネタが増え、

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    2023年08月15日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    魚はローカルだがグローバルな食材であり商材。持続可能な魚ビジネスに向けた現状把握と課題認識。

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    2023年08月06日
  • 魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本

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    魚ビジネスをするための参考に購読したつもりだったけど、内容としては魚ビジネスの基礎知識という感じの内容でした。基礎知識の確認のためには役に立つと思います。培養魚肉、細胞水産業の話は知らないよく世界だったので一番勉強になりました。

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    2023年06月05日