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オバマ元大統領も、レディー・ガガも、デビッド・ベッカムも… 海外セレブが日本の魚に魅了されている! おさかなコーディネータが教える、ビジネスパーソンが知っておきたい「魚の教養」 食として魚の魅力をわかりやすく解説し、日本テレビ系ドラマ「ファーストペンギン!」の漁業監修も手がけた著者による、世界に誇るべき日本の魚文化について紹介します。
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Posted by ブクログ
魚食べるのが好きだから読んでみた。 魚関連の知識面白くてわかりやすかった。 ついでにドラマ「ファーストペンギン」もみた!
魚という身近な食品をテーマに川上から川下まで満遍なく触れられており、教養が高まった。 特に印象に残っているのは以下2点。 ①寿司は産地で食べるよりも都市部で食べた方が良い(熟成が旨み成分を引き出し、熟成による臭みをシャリが除いてくれるため) ②細胞培養の存在 天然と養殖しか認識しておらず、とくに養殖...続きを読むでは昨今ゲノム編集など新たなテクノロジーによる生産を耳にしたが、培養は初耳。投資コストが莫大にかかる点はネックであるものの、タンパク質クライシスと呼ばれるほど魚不足に直面している現代においてはキーメソッドとなる可能性も感じた。
魚全般に対して様々な知識が書かれており、勉強になった。特に天然魚、養殖魚、培養魚の今後の役割については興味深い。培養魚は食べたことないので抵抗があるが!今後増えていくのだろうか?
獲るところから食べるところまで、魚の流通の上流から下流にかけて、それらに関係する商売の成り立ちや文化、課題について書かれている。門外漢の私には知らなかったことが多く、新鮮だった。幅広い知識がある著者だからこそ書ける本だと思う。表紙のデザインが良くて目を引いた。ただかつて読んだどの本よりも誤字脱字スペ...続きを読むル間違いが多い…。 海産物は安定供給、鮮度維持が難しい。それを克服するという考え方と、その性質を受け止めるという考え方とがあると感じた。 日本の周りには豊かな漁場があって、日本には昔から魚を食べる習慣がある。そこで自分たちが食べる分を獲って、すぐに食べたり保存できるようにしたりしてきた。それが食文化を作ってきた。 ビジネスとしても、それで漁師も加工屋さんも魚屋さんも食堂も成り立ってきていた。1億人くらいの日本人が食べるだけの国内需要だけなら、そのバランスが保てていた。 季節が変われば初物をありがたがる。獲れる魚種が変わればそれなりにやってきた。気候が変わって獲れないときには獲れないなりにやってきていたように思う。 誤解を恐れずに言えば、日本の10倍もの人口を抱える中国が、それまで食べる習慣のなかった種類の魚まで資本に任せて節操なく獲ったとすれば、バランスが崩れないわけがないと思う。 日本の食文化を守るためには(日本での消費のされ方も変わってしまっているけれど)、著者の言っている大量少品種と少量多品種という考え方が重要だと思う。嗜好に合うものだけを大量に食べるなら養殖や培養肉を食べるべき。その技術は飢餓救済にも役立つだろう。 個人的には魚ビジネスは内需産業でいいと思っている。少なくとも鮮魚は。安定供給が難しいんだし、鮮度維持が難しいんだから。みんな自分の国の周りで獲れるもの、自分の国の中で養殖できるものを食べればいいじゃん、と思う。そのための技術を輸出するのはありだと思う。資源の方までグローバルビジネスにする必要あるのかな?供給の不安定さとか鮮度維持が大変なことが強く影響して育まれた食文化を、同じ魚が獲れないところに無理矢理輸出する必要があるのかな? 「世界のセレブに日本に魚を食べに来続けてもらうためにどうして行くべきか」という書き方をされているのもちょっと違和感を感じる。それくらい魅力を発信し続けられるようにするために、ということの一つの表現だとは思うけれど。日本人は日本人として、自分たちのためにやり続けて、それが文化となって、その文化をクールとかカッコイイと思う外国人には「日本に来たときには体験させてあげるよ」くらいでいい。外国人のために何かを変える必要はない。 処理水問題で止められていた中国への海産物の輸出が先日再開された。関係する方々はホッとしたと思うけれど、私個人としては「「汚染水」とか失礼な事言うヤツには売らねぇ」と、デンと毅然とした態度でい続けてほしかった。ホタテ値上がりし過ぎだし。 季節季節の天の恵みに感謝していただくという精神は、日本人として持ち続けたいものだと思う。
料理、漁、販売などの魚のビジネスに関するあらゆる知識を広く浅く、著者の経験に基づいて書いてある。 刺身は漁場の方が美味いが、寿司は都市部の方が美味いことがあるという話が面白かった。 ビジネス書というよりは手記に近いかもしれない。初心者向けに優しく書かれているので、気負わず読める。 この本を読んだ...続きを読むあとは寿司か鯖缶が食べたくなることだろう。 私は翌日に鯖缶を食べました。
肉と比較して、魚は人の生産から販売までより人の力が重要であると感じました。あらためて勉強になりましたな一冊。
こんなにも優しく書いてくださる本はありませんでした。普段馴染みのある魚がどれほど変化しているのか、読んでいくほど「なぜ?」が止まらない本です。 私は仕事に役立てようと思って読んだのですが、日常生活でも使えることが書いてあります。飲み屋での選び方、観光地での得する食べ方など、知ってるとちょっと自慢でき...続きを読むます。
魚ビジネス、というより魚に係る教養本。 仕事で使うため、正月休みを利用して読んでみたが、なかなかに分かりやすい。魚一つとっても奥深い。 今後、日本企業が当該分野でどうやって展開すれば世界に勝てるのか、作者の見解を聞いてみたい。
ビジネスの話を通じて、魚の魅力や特徴、扱われ方など様々な角度の情報を得られた。日常での例えなどの表現も多く、内容も分かりやすかった。
内容はとても簡潔だが、実践的な知識が詰まっている。 例えば ・各地域、市場ではどの魚を食べるべきか ・美味しい寿司屋、定食屋の見分け方 ・有名魚屋と、なぜそこが有名なのか この知識に至る背景情報として、漁の仕方から流通方法、養殖ビジネスなどが説明されており、上の実践的知識と繋がってわかりやすく説明...続きを読むされている
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