ブライトンのレビュー一覧
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いじっぱりなふたごが、気に入らない新しい学校でひと嵐起こしていく。
はんこうし、いたずらしながらも、ひきょうなことはしない2人がかっこいい。ふたごと周りの子たちが、おたがいをだんだん受け入れ、助け合って行く姿もすてきだった。
主人公もクラスメートも、ものすごい才能をもつ子でもかわいそうな境遇の子でもない。どこにでもいるような等身大の子どもでも、物語の主人公になれる。そして、自分たちの学校生活のドタバタも、物語を飾る1ページになるんだって、感じることができると思う。
「あのふたりは、それほどひどくないわよ。ただちょっとだけぎゃふんとなれば、みんなとなかよくやっていけるのよ。きっかけがありさえすればね。」P27 -
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ネタバレおちゃめなふたごシリーズ第3巻。
季節は春から始まる。
新入生は以下5人。
ボビイ…いたずら大好き。ジャネットと気が合う。
カーロッタ…運動神経抜群だが乱暴。サーカス育ち。
プルーデンス…偽善者でずる賢い。貴族と繋がりがある事を誇っている。
パメラ…勉強にしか頭がない。最年少13歳。
サディ…ファッションにしか興味のないアメリカ人。アリスンに大きな影響を与える。
本巻の悪者キャラはプルーデンス。
貴族自慢やお堅い議論ばかりで周りに馴染めない。気弱で友達のいないパメラを取り込み、カーロッタの秘密を暴いて彼女の評判を落とそうと画策するが、逆効果に終わる。
学期末には退学となるが、それまで「周りと馴染めない真の原因」に気づけなかった残念な少女。
1,2巻同様、生徒たちによる先生への悪戯が繰り広げられる。今回のターゲットは又嘆きのマドモアゼル。プルーデンスの密告で悪戯と知るが、密告自体を非難する(本シリーズによるとイギリスでは告げ口は最も嫌われる行為だそう)。冗談の分かる性格が勝ち、主犯格のボビイへ罰は与えない。
本巻でもやはり「嫌われ者に対しても周囲が一度はチャンスを与える」場面はある(学期終了2.3日前にプルーデンスに対して)。
なお本巻ではみんな大好き真夜中のパーティーは残念ながら開催されない(笑) -
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おちゃめなふたごシリーズ第2巻。
季節は二学期(1巻は一学期?)
新入生として卑怯者のエリカと捻くれ者のマージェリーが登場。この2人のエピソードが2巻のメインかな。
マージェリーにふたご達が一度は与えたチャンスによって改心すると思いきや、エリカから濡れ衣を着せられて皆から再び嫌われてしまう。
このシリーズの世界では、嫌われ者に対しても周囲が一度はチャンスを与えてくれる優しさがある。
1巻のケネディ先生同様、生徒たちの悪戯が繰り広げられる。今回のターゲットは嘆きのマドモアゼル。最後には生徒全員で謝って大団円。
自分が小学生から中学生だった当時は、見た目が不潔とか暗いと言った明確な理由なきイジメがいつもそこにあった(自分もターゲットになった)。
おちゃめな〜の世界では、先生も生徒同士も、例え一旦嫌った相手であっても、事情を理解したり、謝罪があればその勇気を称えて許す寛容さがある。
なお2巻でもまた真夜中のパーティーは開催される(笑) -
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イーニッド(エニド)・ブライトンをあまり読んだことがないので、古本で読んでみた。はじめは、「だわ、なの、のよ」全開の語尾が読みにくく感じたけれど、それ以外はとてもテンポがよくて、するする読めた。
いくつか問題が起きるものの、生徒同士でけんかしながらおさめたり、先生に厳しく叱られながらもちゃんとつぎのチャンスをもらったり、とても良識的で明るいのだった。ふたごは、たしかに意地っぱりだったりけっこうないたずら者だったりもするけれど、ちゃんと思いやりのあるまともな子たちだし、まわりの友人たちも、陰湿ないじめをするような子はいないし。今のスタンダードから見ると、健全すぎるのかもしれないけど、たまにこういうのが読みたくなる気持ちはわかる。
(あと、個人的な感慨。そうかそうか、Natasha Farrant のいう、寄宿舎の真夜中のパーティーって、これが出典なのか。読んでみてよかった。) -
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ネタバレおちゃめなふたごシリーズ第4巻。
季節は二年生に進級した新学期からクリスマス休暇前まで。
新入生はグラディスとミラベルの2人。
そして、3年に上がれなかったエルシーとアンナが新メンバーに加わる。
グラディス…いつも暗く1人めそめそしている。実はラクロスと演劇の才能あり。
ミラベル…誰に対してもつっけんどんな言い方や反抗的な態度。特技はピアノとバイオリン。
エルシー…ずる賢く意地悪。支配的。アンナと共に二年生の級長になる。
アンナ…怠け者でのんびり屋。意地悪さはない。
本巻での悪者キャラはエルシー。
新二年生を見返してやりたいと常に息巻いている。
反抗的なミラベルを懲らしめる為に、ミラベルに恨みのあるアリスンや級長仲間のアンナを取り込み、様々な画策を実行する。しかし、やり過ぎではないかと周囲から声が上がるにも関わらず耳を貸さないエルシーは孤立してしまう。
一方ミラベルは自身のこれまでの態度を反省し改心し始める。ふたご達はミラベルにチャンスを与える。これをきっかけにミラベルは皆に馴染む。
本巻初登場でアリスンの憧れクウェンティ先生は、残念な人柄である事が最後に判る。
1〜3巻同様、生徒たちによる先生への悪戯が繰り広げられる。今回のターゲットは又しても(3回目!)嘆きのマドモアゼル。3回目ともなるも、もはや生徒達からのイタズラに慣れてしまったのか、怒るどころか大笑いする始末。なお主犯格はボビイ。
本巻でもやはり「嫌われ者に対しても周囲が一度はチャンスを与える」場面はある(ミラベルやエルシーに対して)。エルシーは折角のチャンスを無下にしてしまう。
なお本巻では、みんな大好き真夜中のパーティーが久しぶりに開催される。