山国秀幸のレビュー一覧

  • オレンジ・ランプ
    2023/05/29予約 4

    最後のご本人の解説
    『周りの環境で変わることができる。家族だけでなく多くの人々仲間との出会いにより気持ちが変わった。進行は今のところ防げないが、諦めない環境、工夫でよりよく生きることができる。みんなが安心して認知症になれる社会を一緒に作っていこう。』

    認知症本人の気...続きを読む
  • オレンジ・ランプ
    大好きな家族がいて、仕事も順調。平凡で幸せに過ぎる日々に突然、若年性アルツハイマーだと告げられる。

    記憶があるという事が、当たり前だと感じていましたが、何て幸せな事なのだろうと思い知らされました。

    アルツハイマーになった主人公と、アルツハイマーの家族を持つ妻の交互の語り手で、物語は進んでいく。
    ...続きを読む
  • オレンジ・ランプ
    ★4.5
    若年性認知症と診断された39歳の主人公が家族と共に病気に負けずに生きて行くお話

    「認知症じゃない?忘れっぽすぎるよね」なんて、話の中で言ってしまったことがある
    反省した

    当事者にならないと人は真実がわからない
    健康で不自由がないと特にそうだと思う

    自分でできることを取り上げず、困り事...続きを読む
  • オレンジ・ランプ
    泣いた〜
    しっかり泣きました。

    ただ、なにかハンデがあっても前向きに行動すること、そして、家族の支えの大切さを痛感した。
  • オレンジ・ランプ
    実在の人物をモデルにした物語。

    39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された夫。
    営業マンとして致命傷となる物忘れや人の顔すらあやふやになってくる恐怖。
    そう、自分はどうなってしまうのかという恐怖しかなかっただろう。
    もう仕事はできない…と退職届まで出す。

    妻と一緒に認知症本人ミーティングに...続きを読む
  • オレンジ・ランプ
    〈僕は39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された〉

    実話をもとに描く・・・と聞き、読んでみることにした本。
    映画化も。
    貫地谷しほりさん、和田正人さん主演。

    トップ営業マンとして順調な日々を過ごしていたが
    お客様、上司などの顔が思い出せないことが多くなった。
    ストレスか?
    不安がジワジワと...続きを読む
  • オレンジ・ランプ
    39歳で若年性アルツハイマー型認知症になってしまった男性が主人公。正直泣かせる系のお話だと思って読み始めた。最初は本人も家族も辛そうな場面が多かったけど、周りに頼っていいんだ、工夫して自立していけばいいんだと考えられるようになってからは安心して読めた。
    認知症になっても人生終わりじゃない。他の病気で...続きを読む
  • オレンジ・ランプ
     やっぱり、この作品を読みたくて購入してしまいました!

     39歳で若年性アルツハイマー型認知症の診断を受けた只野晃一と、その妻真央の視点で描かれるストーリーです。夫婦にはふたりの娘たちがいます。物忘れが多くなったという自覚が5年ほど前からあったこと、仕事に支障を来すようになってきたことから受診して...続きを読む
  • オレンジ・ランプ
    周りの理解が大事。

    会社の人達がいい人ばかり。

    道に迷うというのは本当に不安になるもので、本人にとっても混乱しかないだろう。 
    家族も最初は受け入れられないだろうが、徐々にどう付き合ったらいいのか対処できるようになっていくのかもしれない。
  • オレンジ・ランプ
    若年性アルツハイマー認知症のことがよくわかった。やはり「知る」こと、正しく理解することがとても大事なことがよくわかった。