原賀真紀子のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
理系の人々が第一線で活躍するためには、否応なしに世界の共通言語である「英語」を使わざるを得ない。
各分野のプロフェッショナルたちは、待ったなしの現場でわたり合うための英語力をどうやって身につけてきたのか。
文系の英語の使い手である著者が、その理由に斬りこんでいく。
[ 目次 ]
1 理系の知の巨人たちに聞く(日本人の深層心理と英語(きたやまおさむ(精神科医・作詞家))) 世界の公用語はブロークン・イングリッシュ(小柴昌俊(物理学者)) 日本人の脳のつくりと英語の関係(養老孟司(解剖学者)) コミュニケーションのつぼ(日野原重明(医師)) 「はじめに英語ありき」ではない(海堂尊( -
-
Posted by ブクログ
本書のキーワードは「謙虚に問いかける」だ。
内容も共感する部分も多く欧米と日本の文化の違いを感じざるを得ない。
謙虚さは日本人には馴染み深くDNAにすり込まれてすらいるようだが、どちらかと言えば「遠慮」に近いかもしれない。
最近はディベートのごとく言い負かす、喋り倒すことが目につくため改めて「謙虚に問いかける」 は意識しておくべき。
必要以上に話し手にならず、カウンターのように反射的な言動をとらず、相手が何を求めているのかを理解し、一拍置いてポジティブな謙虚さを持って良質な会話へとつなげていきたい。
傾聴だけでなく、問いかけることも意識しよう。
「謙虚な問いかけ」は相手への興味を示すと共に -
Posted by ブクログ
「謙虚に問いかける」は、相手の警戒心を解くことができる手法であり、自分では答えが見出せないことについて質問する技術であり、その人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築いていくための流儀である。
第1章 謙虚に問いかける
■自分に言い聞かせること
①自分から一方的に話すのを控える
②「謙虚に問いかける」という姿勢を学び、相手にもっと質問するように心がける
③傾聴し、相手を認める努力をする
これらはすべて、リーダーであるブラウン医師の配慮が足りなかったことに起因している。社会的地位の差を乗り越えて相手に意見を言うことに関してはさまざまなルールが存在するのだが、ブラウン医師はそれ -
-
-
-
-
-
-