熊本県庁チームくまモンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
くまモンの企画チームが、大阪と熊本でいかにしてくまモンを広めて行ったか?についての本。
地方公務員という立場から、くまもとサプライズという企画を通して様々な発信をし、くまモン、そして熊本の魅力をアピールしてゆくことが、面白おかしく紹介されています。
くまモンの仕掛け人である小山薫堂さんの著書の引用が多く、事前に読んでいると一層面白いと思います。私も序盤でオススメされている「もったいない主義」を読んでから本書を読みました。
かなりライトな文体で書かれており、とってもポップで、ブログを読んでいるような感覚で楽しみました。
あとがきを読まない派の人にも、この本では最後のあとがきまで読んで欲し -
Posted by ブクログ
2011年、ゆるキャラグランプリ1位に輝いたくまモン。
「くまもとサプライズ」キャンペーンのキャラクターとして生まれたくまモンが、人気者になって知名度も上がって、ゆるキャラグランプリ1位になるほどになったのか。
くまモンを育て上げた、熊本県庁のチームくまモンが行ってきたことを記録した本です。
くまモンは始め大阪で神出鬼没の活動をしていましたが、面白い名刺を配る、Twitterにアップして人々の興味をひくなど、その当時の公務員の方としては、驚くほど自由なアイデアで動いてきたのだなと思いました。
熊本出身のくまモンの産みの親、小山薫堂さんの著書に則り、ある意味常識を打ち破ってきた活動が -
Posted by ブクログ
いまや日本各地で見かけるゆるキャラですが、その中でも最も(と言っても過言ではない!?)有名なくまモンがいまの地位を確立するまでのお話。
当たり前ですが、ただゆるキャラをつくれば良いというのではなく、適切なブランディング戦略とそれに関わる人の本気度が重要だと改めて感じました。
くまモンの知名度アップ、グッズによる経済効果については割と詳しい記載がありますが、地域活性化についてはどうなのでしょう。新幹線開通から2年半、結果というにはまだ早いかもしれませんが、途中経過でもあると、より参考になって良いかなと思いました。
くまモンですが一過性の人気で終わることなく、持続的に、熊本、そして全国で愛さ