NHK_PR1号のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ユルい」公式企業ツイッターアカウントの先駆けとなったNHK広報局(@NHK_PR)の「1号」としての日々を振り返り、ツイッターでやりたかったことの真意を説明。
読みやすい軽妙洒脱な文章で、著者のセンスを実感するとともに、不特定多数の人とやりとりができるという媒体としてのツイッターの魅力も改めて感じた。
アカウントに、担当者自身ではない、はっきりとした「企業そのもの」を感じさせる性格の設定をすること、「いじられやすさ」が必要であることなど、企業の公式アカウントとして成功する秘訣も垣間見えた。
東日本大震災のときの、放送の再送信を黙認するツイートを独断でしたこと、あえて日常的なユルいツイートをす -
Posted by ブクログ
ネタバレ宣伝ではなく、イメージを作る広報として、非公式で始まったアカウント。その後公式アカウントとなるが、普通の会話をめざし話したくなるようなツイートを目指す。NHKは放送局だからこそ、考えが及ぶのか。
震災の時は責任を覚悟しつつ、でも逃げ道を用意しながら、報道の意味に基づいてツイート。その後は意図的に緩くして長期戦をみすえる。
ツイッターはリアルタイムではないことも把握。読むタイミングはバラバラだし、すぐに伝わっているとは思わないほうがいいくらい。あとはフォロワーを信じて。
「中の人などいない」というのは、NHKの中に閉じこもらないということ。