久保勇貴のレビュー一覧

  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    淡々とした文章のなかにふと、熱い感情が表れる。そのバランスが心地よくて読み出したら一気に読んでしまった。まるで深夜ラジオを聞いてるような不思議な感覚のエッセイでした。

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    2024年03月24日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    今の自分にマッチして、スーッと入ってきた。
    同年代かつ、近い場にいた経験も相まって、共感と発見が多かった。
    著者に限らず、同世代の人が何を考えながら生きているのか知りたくなった。

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    2023年11月21日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    宇宙工学を研究している人って、エッセイも堅苦しく難しいんでしょ?と思っていました。でも、それは私の偏見であったと思い知らされました。久保さん、Twitterでフォローさせていただいていて、あれだけツイートを読んでいたのに、ごめんなさい。
    久保さんの日常や、過去の体験。その中に、宇宙工学のお話が織り混ぜられています。正しくは宇宙工学の中に…なのですが、そんな堅苦しさはありません。でも、一章読み終えると、小さく知識を得られたり、心が動かされたりします。
    理系の人は…と書くと、また偏見になりますが、文体はエッセイ。こんなにフラットに、こんなにも久保さんのことを書いてもいいの?と思ってしまいます。でも

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    2023年04月30日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    1993年生まれの著者は、

    東大で宇宙工学研究して宇宙飛行士目指していて、

    今はJAXA宇宙科学研究所の研究員をされているそうです。

    学生のときに書いてきた文章をもとに、本にしたエッセイ。

    文字にすること、文章を書くのが好きみたいですね。

    文字は光子だ、っていうのは、

    最近読んでいる思想と重なる部分がありました。

    コロナの時もかぶっていたりするのかな、

    テレワークでロケットの打ち上げのシミュレーションとかしてるらしい。

    だから自分の部屋、ワンルームの部屋から、宇宙につながっている、

    ロマンもあり、夢があり、

    そして冒険心の裏にある、

    おそろしいことのリストアップはリアル

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    2024年09月16日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    JAXA宇宙科学研究所研究員の方のエッセイ。「危険・オブ・ジョイトイ」で一気に親近感がわく。そうそう、自分の部屋の中では自分が世界の中心のように錯覚するけど、ワンルームを出ると、もう自分は何者でもない。時折言葉の洪水が起こり、心が揺さぶられる。先生と宇宙の技術と軍事の技術いついて話をしているところや、研究所の敷地内で死んでいた鳥の話は悲しくなった。科学は平和のためにあるのに、戦争が始まれば、正反対の目的で使われる。

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    2023年12月06日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    う〜ん、、、良かった〜。著者は言葉と発想の天才ではないか? なんか、すっごく、分かる〜って感じ。こんなに心の中を、私が思っている事を書いてくれたんだ〜。そして、全てが優しい。今の世の中に必要なもこですよね!
    一世代分、歳は違いますけど、きっと良い友達になれたかも。是非、頑張ってつぎの作品も読ませて下さい。待ってます!

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    2023年08月16日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    「宇宙」って子どもの頃は何となく本だったり、学校の授業だったりで接したことがあったけど、大人になるにつれて考えることをやめてしまったもの。でもそれを仕事にしている人がいて、そして同世代の人だった。それだけで1歩分だけ身近に思えた。
    宇宙ってそんな遠い世界の話じゃないんだな、と思えた。というか、今自分が存在している(と思っている)"地球"こそ宇宙の一部にすぎなくて、目の前のもの全てが当たり前のように存在しているけど、不思議で、いつ壊れてもおかしくない不安定な空間なのかも、と思うとちょっとだけ怖くなった。
    自分が生きている間に宇宙の全てが解明されることはないけど、宇宙について

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    2023年06月12日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    『いろいろな説があったようだけれど、自分たちの住む世界が中心であるということに関しては、世界中誰も疑うことがなかったらしい。たぶん、生まれた時ってそうなんだろう。誰もが、自分こそがこの世界の中心であるということを疑わない。きっと、僕もそうだったんだろう。だからこそ、死は途方もなくおそろしいことだった。僕は世界の中心ではなくて、僕が死んでもそんなことには関係なく世界は回り続ける。こんなにも僕の命はかけがえがなくて、なのに、世界にとってはほとんど何の価値もない』―『ワンルームから宇宙をのぞく』

    最近の男性ヴォーカルの歌うJ-Popsの歌詞に出て来るような言葉が、時として冗長なくらいに並ぶ。巷に溢

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    2023年06月09日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    宇宙工学を研究している筆者のエッセイ
    理系大学院卒業で宇宙工学という見慣れない学問をワンルームの自宅で研究をしている。

    心地よい言葉選びでコロナ禍というだけではなく、現代社会や学問/研究に対して世間からの眼差しをどのように受け止めるべきか、筆者の過去の経験なども含めて一意見として視点を得られる作品

    また詩的な表現も多く、自分自身を見つめ直すこともできる

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    2023年05月28日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    ネタバレ

    うーん……「面白い」という感じではなかったかもしれません。アラサーの青年(?)の等身大の思いというか、考えや悩みが書かれていて、それが別につまらないというわけではなく、あまり共感する感じではなかったというか……世代の違いなのかもしれません。

    私は穂村弘さんのエッセイが特に好きなのですが、穂村弘さんのエッセイを読んだときに感じる面白さみたいなものをあまり感じませんでした。なんだろう……穂村弘さんのエッセイは奇をてらったような文学的な文章はないのに、言い回しというか表現がとても面白いのですが、この著者のエッセイでは文学的な描写が多々あり、感性が豊かなのだろうなと思う反面、なんだか独自の世界に閉じ

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    2025年03月12日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    頭のいい人って想像よりは身近で、思った以上に頭の中で会話していて、予想外にとってもとってもポエティック。そんなエッセイでした。

    太陽光圧という、太陽の光が私たちの背中を実際に押してくれている話や、愛のリソースの話が印象的でした。

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    2024年03月22日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    子どもの頃からなりたかった宇宙飛行士。その夢を叶えるべく東大へと進む。その夢が叶うといいですねとしみじみ思う。
    エッセイは宇宙ものの題材や数学から子ども時代への思い出に繋がったりして面白かったです。

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    2023年07月13日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    ワンルームのお布団の中から
    一歩も出なくても
    居心地の良い自分の世界があって
    それも良いな何て思ってしまう。

    でもちょっと覗いてみると
    ワンルームの小さな隙間から宇宙に繋がっていて
    果てしなく広がっていく。

    ワンルームも宇宙も
    同じ理屈で存在している気がしてくる。

    最後のほうはついていけなくなるところもあるけれど

    それでも覗いてみてと薦めたくなる本。

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    2023年07月13日
  • ワンルームから宇宙をのぞく

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    JAXA研究員のエッセイ
    軽く読めるが、気取った感じが文字から伝わる。
    宇宙での移動の仕方が面白かった

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    2023年05月28日