「世界の歴史」編集委員会のレビュー一覧

  • もういちど読む 山川世界史

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    高校時代にお世話になった山川世界史の大人向けバージョン。この分量で世界史をまとめ切るのはすごいと思う。あの頃より頭に入るように感じるのは見識が広がった成果かな。

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    2026年04月21日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    大学受験以来、特に世界史には触れて来ませんでしたが、さすがに昨今の世界情勢を理解するのに、歴史的経緯を復習しておきたいと思い、挑戦しました。当初の目的は、概ね達成感出来ましたが、やはり教科書1冊では足りない部分も多そうです。ただ今後に向けてとても良いガイドとなりました。これから特定のテーマや時代にフォーカスした本にも挑戦してみたいです。

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    2022年10月30日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    通史がわかりやすい、そして、それぞれの戦争や事件などに諸説あるのが歴史だが、山川だけに信頼して読めるのがよい。

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    2017年10月15日
  • もういちど読む 山川世界史

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    日本史に続いて、世界史も読破!

    しかし、学生時代の私は、徹底的に社会科が嫌いだったんだと
    つくづく思い知らされました。

    高校レベルの教科書では、中学レベルまでの内容が必然で
    そこまで詳細に載っていないのですね。
    ※たとえば、第二次世界大戦の連合国にどの国が
     参戦していたかとか。

    う~ん、小学校・中学校からやり直しか?

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    2012年01月31日
  • もういちど読む 山川世界史

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    ネタバレ

    自分が地理は得意だが、世界史は不得意なので言うわけではないが、
    世界史は、地理がわかっていないと、組み立てがうまくいかないと思う。

    高校時代は、山川の教科書だけでなく、教師が補助教材をいろいろ勧めていた。

    西洋史は、世界史とはいいがたいと思っている。
    インカ文明や、アフリカの文明、インドの文明など、もっと詳しく歴史を追った説明があるとうれしい。

    各地域の歴史と、地域ごとの関連、その結果としての全地域に共通の歴史という組み立てを、もう少し、明確にしてもらえると嬉しい。

    学校で授業ではやらなかった第二次世界大戦以降についても、西洋史ではない視点での整理があるとうれしい。

    勝者の歴史ではなく、失敗の歴史を教えないと、現代に役立たないのではないだろうか。

    勝者の歴史をなくす必要はないが、失敗が4分の3以上にすると、教訓になるような気がしています。

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    2012年01月15日
  • もういちど読む 山川世界史

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    ネタバレ

    事実の列挙が端的につづられており
    世界史の内容を振り返るには丁度良い
    重要なできごとが要領よくまとめられている

    事実の列挙なので(近代までは特に)、
    ほんとうにはじめて世界史を...と言う人には退屈かも

    どうして、なぜそういった出来事がおこったかについては
    あまり言及されていない

    冷静になって考えてみると初めて歴史を学ぶ高校生が、
    これと似たような物を読むのである。

    はじめて世界史をと言う人にこの本が薦められないというのは
    おかしな話だと思う。

    端的な事実の列挙にとどめ、
    高校の先生が授業で活躍する場を残しているのだろうか

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    2011年01月07日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    世界史全体の流れをサラッと読み返すための本。
    一つの時代を全て横並びに書くのではなく、たとえば中世なら東アジア世界、イスラム世界、ヨーロッパ世界、というようにある程度の地域でまとめて歴史の流れがまとめてある。用語の解説や出来事の細かい諸事情は省略して、歴史全体の流れをつかむためのテキストになっている。同シリーズにアメリカ史やアジア史などにクローズアップした本もあるようなので、特定の地域を詳しく勉強したい人はそちらを買っても良い。

    自分が子供の頃から現代までのアメリカの話がたった 1頁で終わると、長い歴史の中では人一人の人生なんてちっぽけなものだなと痛感する。

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    2026年08月30日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    駆け足で世界史を巡る、薄味だがバラエティに富んだ一冊。300ページという制約もあってか、歴史の細かいところは省略されているので、受験生には物足りない内容だと思うが、学び直しがしたい方や雰囲気だけでも知っておきたいという方にはうってつけであろう。

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    2025年12月13日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    博士号を持つ職場の先輩から、国際関係とか基礎から学びたいならこれを読むべしと聞いて読んでみた。やはり教科書であるだけあって無味乾燥ながら世界史の重要な事項を網羅して、豊富な図解やコラムなども充実している。誤字脱字がちょっと多いな。

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    2022年08月09日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    高校時代に学んだ世界史も、少し大人になってから振り返ると解像度が大きく変わる。
    大学で学んだことや過去の読書、どこかで得た知識などが時の流れに紐付いて整理されていく。
    改めて痛感したのは、全ての出来事が綿密に繋がっていたということ。事象には必ず背景と理由があり、それは複雑に絡み合っている。

    飽くまで高校の範囲の通史であるため、詳細を知るにはのも足りないが、読書として大枠を掴むのには適した一冊。

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    2022年03月25日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    社会人向けの世界史のテキスト。情報量としては、高校世界史Aと世界史Bのちょうど中間あたり、といった印象。ただ、図表(特に地図)が多くないため、別途手元に資料集(図説)があると、より理解を深めることができる。教科書として書かれているだけあり、文章は単調だが大変読みやすい。

    社会人向け、学び直し向けということで、以下の二点を特徴として挙げておきたい。
    まず第一に、適宜コラムが設けられている。そこでは「歴史」(あるいはその解釈)がどのように変化していったかを垣間見ることができる。第二に、ポピュリズムやクリミア半島の歴史など、今日的なイシューに関わるトピックも扱われている。

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    2022年03月14日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    論述される内容は、近年の研究動向などを広く浅く反映しており、とても興味深い。単なる世界史教科書にならぬよう、気合いを入れて執筆したのに違いなく、秀逸な一冊だ。よくある固定観念(ex.西太后=悪)に縛られない柔軟な観点を紹介してくれるのは、とてもありがたい。
    文章自体も非常に読みやすいし、問われる知識レベルはセンター程度だ。ただ、登場する語句の細かな説明や、地図・図解などは一々ないため、受験から遠ざかり知識が抜けた状態で読むのは難しいかも。私自身は、世界史の講義系参考書を3週読んでおいたところ、本書をすらすら読むことができ、とても楽しく充実した時間を過ごせた。

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    2021年09月14日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    学び直し世界史通史。中世のペスト、新大陸の天然痘、第一次世界大戦時のインフルエンザなどの影響。農業、兵器の発展、宗教、民族など少しだけ理解できたような

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    2020年11月20日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    高校の時に世界史を選択していたこともあり改めて読んでみることに。
    基本的には世界史履修者向けの内容のため、初めて世界史を学ぶ人には向かない。
    大人になって世界史を改めて学ぶと社会構造の基本的知識が身に付いていることもあり、高校時代よりとても面白く感じた。

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    2020年08月05日
  • もういちど読む 山川世界史

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    タイトルの通り。
    これだけを読んでも世界史は理解できないが、
    個別的に歴史を知っている人が、
    これを読むことで全体像が改めて見えてくる。

    総覧としてさすがに良くまとまっている。

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    2018年01月27日
  • もういちど読む 山川世界史

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    ネタバレ

    世界史の年表が欲しくて書店を探していたが、案外充実したものが少ない。
    最後のページに今の世界地図が載っていたので一石二鳥で購入。
    読みやすい。

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    2017年02月04日
  • もういちど読む 山川世界史

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    高校の山川世界史教科書の社会人版(2009年出版)。30数年振りにこういったものを読むのも悪くない。

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    2014年11月09日
  • もういちど読む 山川世界史

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    ちょうどいい暑さの本に世界史がざっくり網羅されている。教科書のように見出しもわかりやすい。
    もう少し詳しくても良かったかもしれない。

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    2013年10月08日
  • もういちど読む 山川世界史

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    世界史系の基盤となる知識がなくてわからないことがちらほらあったので読む。他の分野でも言えるが細かいこと覚えるのは壊滅的だけどざっくりした流れは十分把握できたしそういうのは好き。

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    2013年06月11日
  • 新もういちど読む山川世界史

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    ネタバレ

    本書は山川の教科書で世界史を学んだことのある人が昔を懐かしむには良いのかなという感想の書籍。
    山川の詳説世界史ほど中身が詰まっているわけではなく、それでいて歴史の流れやポイントを強く意識した文章というわけでもない(悪い意味で山川の教科書らしい)ので、本書ではじめて世界史を学ぼうとはしない方が良いと思う。
    また、大まかに世界史を学んでいても省略されている箇所が多く、「現代から遡及的に描いた歴史を年代順に説明したような内容」だという思いが強かった。
    


    本書内容として良い点としてはコラムが面白い。
    受験期ではないので、こういった寄り道部分が歴史の理解を深くしてくれる。もし、単調な本文に飽きてしまって読むのを止めようと思っても、このコラム類だけはつまんで読むと良いと思う。
コラムはどれもハズレはないのだが、面白い内容として思いつくものを挙げると、
    ハンムラビ法典は、「目には目を」の「血の報復」よりも、被害者に代わって国家が司法権を行使することが注目ポイントだということ。
    インダス文明の滅亡がアーリア人の侵入以前に起きており、その滅亡理由は環境の変化によるものであろうこと。
    "黄河文明"とはもはや呼ばないこと。
    倭寇が東アジア各国人の集合体で日本人だけでないこと。
    ノルマン・コンクェストにより英語にフランス語が混じっていく(妙な綴りと発音の英単語があるのはこのため)こと。
    など、歴史的事象の羅列から一歩踏み込んで受験用語に意味を持たせ、考えるきっかけを与えてくれる。
    中盤の、
    『ロマネスクとゴシック』では、西欧社会のローマからの文化的な自立とその独自性や、文化を育んだ政治的背景がまとめられ、続く『東西交渉Ⅱ』ではヨーロッパ側を視点にイスラーム、東洋との文化的交流の中でヨーロッパ側も発展していく過程がまとめられており面白い。
    啓蒙思想の起点の中には他の文化を知ることで「系の外から自らの文化を見る事ができた」ことが役立っているとは思いもよらなかった。
    高校生の頃には有機的なつながりを上手く見いだせなかった政治史と文化史だが、相互にしっかりと絡み合っているのだと理解できるこれらのコラムも、良い内容だと思う。


    本書の構成は、
    全編を古代・中世・近代・現代と大まかに4つの時代で分け、地域ごとに内容がまとまっている(例えば中国史は『中世』の部で後漢末から清までが一気に書かれている)。これにより地域ごとの歴史の流れがつかみやすい。
    この時代区分は社会構造を元にしているため、同じ区分内でも地域によって収められている年代に数百年のバラツキがあったりするが、すでに世界史をある程度知っているので違和感はなく、むしろ分かりやすく感じた。
    一方で、この書き方は年代の感覚が大雑把になってしまうので、地域間のつながり(:隣の文化圏はどんな様子なのか?)はわかりにくくなる。


    以下は本書に対する文句の羅列である。

    本文の内容に入って「えっ」と思ったのが、人類進化の部分が全くアップデートされていないことだった。
アウストラロピテクス以前の人類化石が数種類あるはずだが触れられていない(年代は合っているが固有名詞がアウストラロピテクスだけしか出ていないので知らないと勘違いしそう)。
    21世紀に入っての、より古い時代の化石の発見で人類種発展の過程も大きく書き変わったはずなのだが、この部分は新しい知見が反映されていないように見える。
    本書は高校教科書ではないのだから取り扱う内容の縛りはないし、現代の歴史学はすでに複合科学の様相を呈している。そういう意味で史料によらない歴史、生物学や古気候学、放射年代学寄りの分野も少しだけ触れておいても良い(コラムでも良かった)と思った。ちょうど最初の内容であるので「発掘や文献以外にも歴史を知るすべが増えている」と意識すればこれ以降の見方も変わるし、気になった部分をより深く知ろうとする場合にも幅が増える。

    本書は山川の世界史の教科書を懐かしめるのだが、内容が薄く、本書だけでは全く本質が掴めないと思うことも多かった。
例えば、フランク王国とローマカトリック教会の繋がりやその後の叙任権闘争(さらに後の教皇権の絶頂期)への流れは直前に読んだ『地図で学ぶ 世界史再入門』の方がかなり分かりやすかった。
    本書の記述では重要な用語を並べて覚えるだけで、前後の出来事との本当の意味でのつながりはわからないなと思った。本書の記述では、「短命だった他のゲルマン系王国とフランクの違いを生む大きな要因の一つが、異端であるアリウス派からアタナシウス派への改宗だった」とは思いつけないだろう。

    内容が薄いと言えば、現代世界へ直接のつながりの薄いアジアアフリカ史、インド史もごっそりと抜け落ちている。
    確かに現代の元となる近代の主役はヨーロッパ世界で、そこへつながる歴史の流れの太い幹があることはわかるが、本書構成では「植民地化で失われた文化」というものがまるっきり抜け落ちてしまっている。
    抜け落ちている部分こそがどのくらいアップデートされたかを楽しみにしていた部分でもあったので、その点は残念だった。
    紙面の都合も理解できるので、姉妹書(?)の『もういちど読む 山川世界史 PLUS アジア編』でも読んで補完しようかと考えている。



    また、本書内容からは外れるが、読みながら考えたこととしては以下のことがあった。

    構成としてどうしてもヨーロッパ史が中心となるならば、中世から近代までのヨーロッパ史の背景としてローマ帝国の“呪い”をもっと強調しても良かった(これもコラムでも良い)のではないかと思った。
「近世までのヨーロッパでは「皇帝」とは「ローマ皇帝」の意味である」という認識があれば、ヨーロッパ史の見方が変わり、主要な国の動きが理解しやすくなる。
同じフランク王国(= “新”西ローマ帝国)を祖としながら、ドイツ(神聖ローマ帝国)が皇帝位を持つことへのフランスの嫉妬やコンプレックス。そこからくる神聖ローマ皇帝位への執拗な干渉。一方のドイツはドイツで、“ローマ”皇帝であるために国内の統一よりもイタリアへの侵攻を繰り返し、皇帝の威信や権限を消耗し、ドイツ帝国統一以降も残る分断状態が進んでいく。他方、モスクワ大公国(= ロシア)は空位となったビザンツ(=東ローマ)皇帝を継ぐことで権威を示した。と、”ローマ”に対するヨーロッパの強烈な感情は我々には分かりづらい。
この状況を打ち破り「皇帝」を称したのがナポレオンで、そこから各国が「帝国」を名乗るようになっていく。
ナポレオンは18世紀末から19世紀の人だ。いかに長くローマ帝国がヨーロッパ人の心理に影響しているかがわかる。教養としてはこのくらいの背景を知っている方が歴史の繋がりや背景を理解できるのではないかと思っている。

    「本書は誰をターゲットにした本だったのかな?」というのも読みながら/読み終わって思うことだった。
本書は、知識がほとんどない人には書き方が不親切で力不足だし、断片的に知識を持っている人が系統的に学ぼうとしても抜け落ちている部分が大きすぎて網羅的でもない。
    基本的な知識がある人が詳説世界史のような圧倒的な容量を期待すれば物足りないだろうし、新しく分かってきたことを知るにはコラムでは面白いが分量が少ない。
    高校時代を懐かしむ以外の目的にはなんとも中途半端な内容だったかなという印象だった。
山川の教科書を知っている人は知識の密度を期待するだろうし、名前だけを知っている人も似たような印象だろう。上下巻にするか、もっとぶ厚くてもよかったのではないか。その役目を2種の『もういちど読む 山川世界史 PLUS』が担うというならば、山川の名前を知らない人にも取りやすいように「簡約版」であることをもっとわかりやすくしたらよかったのではないかなと思う。

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    2026年06月20日