「世界の歴史」編集委員会のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高校の教科書「世界の歴史(改訂版)」をベースに、一般の読者を対象として記述を見直し、時代に即応した簡潔かつ明確なかたちに書き改めた通史。現代の理解の手助けとなるテーマを解説したコラムも掲載。見返しに地図あり。
目にしたのが大学受験の時以来と言う地名、人名、出来事がどれだけ多くあったことか。大学受験がそれだけ「無駄な知識の詰込みだった」とは思わないけれど。当時は「オスマントルコ」と覚えていたのが、最近では必ずしも「トルコ人の」国家ではないので「オスマン帝国」と呼ぶようになったとか、ルイ16世やロベスピエールらフランス革命の主人公たちの伝えられる姿とは違う面とか、新たな「発見」が本書内にいくつも -
Posted by ブクログ
少なくともいま読むと世界史は面白い。
中学のときは時間が少なく、もっと要点だけだったので、「なんでそうなったの」とか「このとき他の地域はどうだったか」とか複合的に考えることができなかった。
高校では歴史は取らなかったのが悔やまれる。それでも地理も大事だから、時間を作って自分で学べということか。
いろいろな出来事や人名を聞いたあとで歴史の本を読むと、ああここに出てくるのね、という復習のようになって、興味が持てるのだと思う。それがないまま読んだり勉強したりすると、面白くないのかもしれない。
同じ時代をいくつかの視点でまとめてあり、理解の助けとなる。一方でページ数が限られているので、もっと知りた -
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基本的にはよい本だと思います。高校時代を思い出しました。,約300ページで、人類の誕生からオバマ大統領の誕生までざっと追えるので、その点は非常に良いです。,,2点ほど気になったことが。,○図が少ない。特に古代・中世などは結構チンプンカンプン。これはページ数の関係から難しいのかもしれないが。,○カタカナの読みが、慣れ親しんだ読み方でないものがある。例えば、「ターリバーン」「セオドア・ローズヴェルト大統領」「リンカン大統領」とか。厳密にはこちらが正しいのかもしれないが、日常生活で触れる(TVや新聞)とは異なることに違和感を持った。一般的な読み方で統一した方がよいのでは。
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一行で国が分裂し、一行で他国と戦争し、一行で国が統一する。ただその繰り返しを記しただけの記録物になんの面白味もあるはずがなく、これを読んで歴史を好きになれる生徒は稀だろう。だだ、教科書の果たすべき役割を考えると、これが正解なのかもしれない。
大河ドラマの秀吉、横山光輝の三国志、手塚治虫のブッダ、るろうに剣心、SDガンダム円卓の騎士、プライベート・ライアン。作品に触れるのと授業で学ぶのとどっちが先だったかは覚えていない。確かに教科書には興味が持てるような詳細や、歴史好きになるためのエピソードは書いていないが、無理矢理にでも歴史のありようを、全体の概要を、共通見解を叩きこまれたからこそ、歴史的事 -
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3,4時間まとまった時間をとって、細かいことは気にしないで一気に読むのが最善。記述がシンプルなので、単調ではあるが、山川出版なので信頼に足るし、概観するには必要十分。まえがきにもあるように、高校生のときは受け身だったが、今は「そうだったのか」とすっきり爽快感がある。常識として、一年に一度は読み返す習慣をつけたい。
今回気になったのは、
◯九品中正など、平等に開かれたはずの制度も、富裕な一族など有力者が有利になるなど、腐敗していくこと。長い年月にとっては、平等というのは社会を不安定にさせ、アブソーバーのように貴族や富裕層などの階層が形成されるというパターンがみられる。
◯フランス革命の記述 -
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