かとうひでおのレビュー一覧

  • 鉄コミュニケイション(2)チェスゲーム
    そんな訳で第2巻。『猫の地球儀』が猫の話だとすると、これは犬の話、って書くとネタバレ気味ですかね。
    第1巻のあとがきにあった”SFがこれまでたくさん書かれて……きた理由っていうのは、人間にはそもそも「自分と異なる存在と理解し合えるようになりたい」っていう憧れがあるからのではないか”という言葉通り、...続きを読む
  • 鉄コミュニケイション(2)チェスゲーム
    鉄コミュニケイション第2巻。
    1巻の繋がりをそのままに大展開を起こし物語は新たな面を見せ続ける。

    ・登場キャラクター達がチェスの駒に見立てられ、タイトル通りチェスゲームを髣髴とさせる。
    ・また、登場キャラクターの一部は将棋の駒にも見立てられている。
    ・ハルカとルークの数十年の遊びにケリをつける物語...続きを読む
  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ
    ハルカが30年のコールドスリープから目覚めると、戦争によって人類は絶滅していた。
    長すぎるコールドスリープによって記憶を失い、一人ぼっちになってしまったハルカは5人のロボットと一緒に暮らす。

    ある日ハルカとロボットと共に暮らしていたところにハルカそっくりのロボットが現れた。彼女の名前はイーヴァ。
    ...続きを読む
  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ
    とりわけキャラが立ってる、と思う一冊。
    人間の感情を痛々しいくらい素直に描写してて、リアル。
    ノベライズでこんなに面白い本ってあるんだろうか。
  • 鉄コミュニケイション(2)チェスゲーム
    1で手の内全部明かされたかと思ったら、そうでもなかったw
    思春期の少年少女より、大人になった人の方が面白く読める気がする。
  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ
    初めてこれを読んだときの衝撃が忘れられないです。
    おもろすぎる。実際に世界がそこにあるみたいに見えた。登場人物生きてるみたいに感じた。
    何度も読み返してます。
  • 鉄コミュニケイション(2)チェスゲーム
    鉄の後編。
    小説読み返して、二度泣いたのは鉄だけ。壮絶な心理描写だからこそ、それぞれのキャラに深く愛を覚えます。
    名作。
  • 鉄コミュニケイション(2)チェスゲーム
    じゃあ、どっちへ行く?
    今と思い出と、未来を夢見た世界と全部が終わった世界の話。
    どれを読んでも、この作家が描く情景は綺麗。端的なのに、よく物語る言葉。
  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ
    最初は比較的よくある展開かなぁ、と思わせておきながら、ロボットの描写とか、時折ちらちらっと出てくる思わせぶりな謎やらハルカの過去やらのおかげで最後まで飽きずに読むことができました。
    そうなったらあとはこっちのもんで、ハルカとイーヴァ、そしてルークの謎が解き明かされる2巻に期待が高まる、というわけで...続きを読む
  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ
    鉄コミュニケイションというアニメも展開された作品の小説版を秋山瑞人が書いた。
    作品を終了させないことで有名だがこれは完結している。

    導入部ということで物語のベースはこの巻で出てくる。
    展開はそれほどないが、緊急事態の書き込みは素晴らしいので読んでいてドキドキする。

    私は秋山瑞人がラノベ界一の書き...続きを読む