作品一覧

  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ
    4.6
    1~2巻770円 (税込)
    「記憶喪失で推定年齢13歳で、人類最後の生き残りかも知れないわたし―でも平気。わたしには、みんながいるから。スパイク君やアンジェラさんやクレリックさんやリーブスさんやトリガー君がいるから。だから平気―」廃墟に家族同然のロボットたちと住む少女ハルカはある日、自分そっくりの女の子を見かける。―もしかして自分以外の人間が生きてたの? 大捜索の末、ようやく出会ったその女の子はイーヴァと名乗り、そしてその正体は…。

ユーザーレビュー

  • 鉄コミュニケイション(2)チェスゲーム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    そんな訳で第2巻。『猫の地球儀』が猫の話だとすると、これは犬の話、って書くとネタバレ気味ですかね。
    第1巻のあとがきにあった”SFがこれまでたくさん書かれて……きた理由っていうのは、人間にはそもそも「自分と異なる存在と理解し合えるようになりたい」っていう憧れがあるからのではないか”という言葉通り、人とロボットは互いに理解し合おうとし、「犬」は「犬」として自分の役どころを果たそうとするけど……みたいな。結局どんなデバイスがあってもそういう相互理解はムリなのかなぁ。

    ともあれ、第1巻で示された謎はやはり劇的な形で明かされることとになり、そういう面では作者の謎の散りばめ方、そして拾い方は巧いな

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    2011年07月03日
  • 鉄コミュニケイション(2)チェスゲーム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鉄コミュニケイション第2巻。
    1巻の繋がりをそのままに大展開を起こし物語は新たな面を見せ続ける。

    ・登場キャラクター達がチェスの駒に見立てられ、タイトル通りチェスゲームを髣髴とさせる。
    ・また、登場キャラクターの一部は将棋の駒にも見立てられている。
    ・ハルカとルークの数十年の遊びにケリをつける物語であり、ルークとイーヴァのこれからを作る物語である。

    ノスタルジックな作品が好きな人にはやばい。
    文体がかっこよすぎてどう読んでも泣く。

    0
    2011年05月21日
  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ

    Posted by ブクログ

    ハルカが30年のコールドスリープから目覚めると、戦争によって人類は絶滅していた。
    長すぎるコールドスリープによって記憶を失い、一人ぼっちになってしまったハルカは5人のロボットと一緒に暮らす。

    ある日ハルカとロボットと共に暮らしていたところにハルカそっくりのロボットが現れた。彼女の名前はイーヴァ。
    友達が欲しいハルカはイーヴァと一緒に暮らすことを提案する。
    しかしイーヴァは誰にも言えない秘密を抱えていた。

    一方、記憶喪失のハルカの頭に浮かぶ「ひしゃまる」という名前。
    そしてイーヴァの用心棒ルークもまた、それが何かはかわらないものの「ひしゃまる」という言葉を知っていた――。
    彼女たちはいったい

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    2011年04月11日
  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ

    Posted by ブクログ

    とりわけキャラが立ってる、と思う一冊。
    人間の感情を痛々しいくらい素直に描写してて、リアル。
    ノベライズでこんなに面白い本ってあるんだろうか。

    0
    2009年10月04日
  • 鉄コミュニケイション(2)チェスゲーム

    Posted by ブクログ

    1で手の内全部明かされたかと思ったら、そうでもなかったw
    思春期の少年少女より、大人になった人の方が面白く読める気がする。

    0
    2009年10月04日

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