岩瀬義昌のレビュー一覧
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エンジニア向けのマネジメント本。そうそう、と納得する部分がかなり多いし、参考にもなる。
橋を建てるのがとても上手になったら、、パン屋に昇進させられた
メンバーが活躍できるようにすることがマネージャーの仕事
個人の価値観をメンバーと共有、確認する
信頼は以下の基礎となる
お互いの傾聴
間違いの中の人間らしさを見つける
創造性
仕事をもっと楽しむ
毎週チームの時間をとる
チームメンバー間含め、それぞれの信頼関係が構築される
雑談を促す、くだらない冗談を言う
チームについて語る時、発言に自分自身を含める。が、チームが成功した時、自分自身を含めずメンバーを褒める。失敗した時、自分 -
4.3 (6)
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4.3 (6)
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4.3 (6)
Posted by ブクログ
ユーザマニュアルの書き方の解説であるが、他の本と一味違うのは公開、フィードバック、メンテナンスまで扱っていること。ドキュメントは多くの場合、作りっぱなしになってしまうが、そうならないようにするにはどうすればよいかというところにまで配慮が行き届いている。作りっぱなしの問題はすでに起きているので対処法は非常に参考になった。また、ドキュメントの管理もプログラムと同様のバージョン管理システムを用いたりするなどプログラマの視点での解説となっており、プログラマとしては非常に理解しやすかった。そして、この解説自体が解説通りの書き方となっており、具体的のどうすればよいのか?にも答えている。ドキュメントの管理
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Posted by ブクログ
読者の皆さんがこの価値観に同意するか、あるいは実際に取り入れるかどうかは、特に重要ではありません。重要なのは、チームとともに価値観を作り上げる機会を設けることです。そうすることで、チームで価値観を支持する方法や、問題があれば異議を唱える方法を見つけられるようになります(実際に問題に巻き込まれてからより、今議論しておいたほうがよいでしょう)。チームで価値観が遵守されていれば、特にキャリアラダーのようなことで慌てる必要はありません。また、私がここで推奨している支持的で協力的な資質は、私がプリンシパルエンジニアを評価する軸とも一致しています。
これらの価値観がしっくりこない人もいるでしょう。その -
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原題は『Engineering Management for the Rest of Us』である。
本書は専門領域としてのエンジニアリングに触れることはほとんどなく、一般的なマネジメントについて記述している。邦題に含まれている「エンジニアリングが好きな私たちのための」という表現は対象を狭めているようにも捉えられるが、逆説的にむしろそのような人に手に取ってもらいたいという気持ちの表れなのではないかという気がする。
平易な文章で書かれていて、読みやすい。
全体的に同意できないような内容の記述はない。啓蒙的な内容も多く網羅的ではないが、著者がマネジメントにおいて大切だと思う要点はよくまとまってい -
4.3 (6)
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4.3 (6)
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エンジニアによるドキュメント作成(ユーザーガイド、運用手順書、APIリファレンス、設計書など)について、架空のプロジェクトを例にして順を追って解説されている。
ドキュメントの種類・書き方・考え方の概念的な方法論や教訓が、ある程度高いカバー率で網羅されている。基礎的な知識・原理を身につけることで長い目で見て役に立つ知識を得られるものであり、これを読んですぐにそのままマネすれば良い、というものではないと思う。
実務でエンジニアがやりがちな失敗や「考えが及んでいなかった」というケースへの言及が多く、経験者としては耳が痛いし、それゆえに学びが多い。
文量が多くて時間がかかりそうだったため、全体的に見出 -
4.3 (6)
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第1章:導入
第2章:組織 機能する組織を作り、維持する
6~8人のエンジニアを支援:マネージャー
4人未満のエンジニアを支援:テックリードマネージャー
4人~6人のマネージャを支援:マネージャーのマネージャー
1~2人の小さなチームはチームではない
→抽象化に漏れが多い 個人で動く場合と見分けがつかない
成長するチームの4段階
1.遅延 ハードワークだが進捗が乏しい 士気低い
→新しく人を増やす
2.現状維持 重要な仕事はできている 士気は多少あり
→現在の仕事を減らす
3.負債返済中 技術的負債の解消に取り組み、その恩恵を受けている
→ゆとりをもた -
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ネタバレ概要:
本書は、システム・エンジニアリング分野におけるチーム・マネジメントの教科書として位置づけられる。ヌケモレなく、マネジメントに必要な基本が淡々と述べられており、筆者の主観的な経験談や感情的な記述はほぼ見られない。そのため、良くも悪くも読み物としての面白さは期待できないが、マネジメントの基礎を体系的に学ぶには最適であると言える。逆に言えば、本書の内容がピンと来ないと感じるマネージャーは、その職を再考すべきかもしれない。それほどまでに、基本に忠実で網羅性の高い内容となっている。
特に印象に残った点:
エンジニアのマネジメントも、結局はマネジメントの基本の組み合わせであるという原則は改め