飯塚浩のレビュー一覧
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この本の中で、最も関心を持った内容は、オーソモレキュラー分子栄養学の考えかたが、取り入れられ、紹介されていたこと。
若い頃、大病をしたことより、食事を見直したのは良かったが、基本的には動物性のものを口にしない、白砂糖などたくさん使ったようなお菓子や、嗜好品を避けるような食事法を長期にわたって続けた。気がつくと抜け毛がひどく、もともと痩せていたこともあり、年々ひどくなる冷え性にも悩まされた。そしてメンタル的にも問題があった。そんな時に分子栄養学を知り、メンタルにまで食べ物が影響するの?と半信半疑であったが、その考えを取り入れ試してみたところ、抜け毛がかなり減り、ひどい冷え性も改善されていること -
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食育につながると思う。
よく高価な化粧品を試してみるけどあんまり効果がなく、ポイントメイクより肌づくりベースメイクへ、その土台となるスキンケア、その前のクレンジングにお金をかけるべき‥とどんどん核に迫っていくと結局は体内に入れるもの、何を口にするかになる。特効薬でもなく日々の積み重ね、栄養になるもの。
吸収の仕組みなど専門的なところはわからないけれど、
多分現代は良いものをと思ってもそのタネがそもそも組み換えであったり、加工食品添加物、化学物質にあふれているので完全にいいものだけはもはや無理だと思うし、気をつけすぎるとストレスになってしまう。ただほんの少しでも気にかけてたり、それが習慣となり -
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完璧主義ほど、自分を蝕む思想はない。私もそう思う。
人は多面体のミラーボールだ。輝いている部分もあれば、影になり闇を持つ部分もある。
常に自分が見ている部分がその人そのものではない。知らない部分のほうがずっと多い。
自分の性格が暗いのは腸の調子が悪いのかもしれないし、同僚の顔色が悪いのは睡眠不足のせいかもしれない。
私は居酒屋の誘いを平気で断る。実は肉と揚げ物が苦手なのだ。食べると、仮にどんなに楽しいデートの最中だとしても、トイレにこもって出てこれないだろう。
読んでいるとどうやらタンパク質不足で肉を消化しきれてないみたいだが。
パフォーマンスを上げるために色々試してみるのはアリ -
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なんだかんだと言っても最終的にCBDオイルの有用性を語った宣伝かー、と思うかもしれませんが。
私は読みながら納得する部分が多く、かつ論理的なので信じてみたいと思いました。
様々な事例が出てきますが、それが本当に臨床結果なのかどうかは読者にはわかりません。
自分が過去に読んだ「脳の寿命を延ばす脳エネルギー革命」の理論や、「トータルワークアウト」の実践とほぼ合致する。改めてケトン体質の良さを確認できました。
アルコールなど様々なものを止めるように警告されているけど、コーヒーだけは困ったなぁ。
「カフェインはアドノシン(有用な物質)と化学構造が類似しており、アデノシンを感知する受容体に蓋をしてしまう -
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薬を使った対症療法だけでなく、食生活や生活リズムの改善指導など多角的に組み合わせアプローチをしている飯塚浩医師。
自分の
ミトコンドリアを元気にする栄養素、マグネシウム、鉄、ビタミンB群。ああ、摂れてないなあ。でも、運動は意識して行なっているから、ミトコンドリアにはよさそう。副交感神経を優位にすることも大切。
でも、カフェイン、グルテン、糖質大好きだし。少し食習慣を変えないと。
電車内の広告を見て、読んでみたら、かなり医学専門的用語が出てきて難しかったけど、これから、レバー、肉魚、あさりの味噌汁、納豆、豆乳ヨーグルトを摂ろうと思った。
音楽、文学、自然、スポーツに親しみ、ストレスを遠ざける生活 -
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ネタバレ入院していると、退行する。そのほうが安心するから。退行とは安心、安心は病気を癒す。
ATPの95%はミトコンドリアが作っている。ミトコンドリアを元気にするものは、深呼吸、運動、ファスティング、低体温、入浴。サウナと水風呂。
血糖値スパイクが現代病を悪化させる。
プリン体の70%以上は体内合成。
意欲や集中力は、リラックスとセット。根性ではない。
「嫌なことはしない」あと半年の命と言われても同じ生活をする。
真のメンタルの強さは安定していること。
すべての悩みは解決できる。
起きたらすぐ散歩する。
入浴は、エプソムソルト(炭酸マグネシウム)を入れる。
興味関心があることを仕事にする。仕事はつらく -
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『メンタルを強くする食習慣』というタイトルですが、これを食べればメンタルが強くなるというものではなく、必要な栄養素を摂ることで体調が改善されメンタルも安定するという内容です。
私自身体調を崩すことが多いため、納得できるところや参考になるところが多かったです。
著者の患者さんの実例があるので分かりやすく、また同じ症状でも人によって対処法が異なる例も理由とともに書かれているのがよかったです。
ただ、根拠を示して説明するために体のつくりの説明が細胞レベルで書かれているので、専門用語が多く理解するには難しいと感じることが多かったです。
各説明の中で大事な箇所は分かりやすい言葉でまとめられているので -
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本書は西洋医学が主流となりつつある日本に東洋医学のいろはを教えてくれます。
私が本書で気に入っている点は東洋医学のありとあらゆる活用法を教えてくれる点です。医学のことを教えてくれる本ですので、当然医師の力が必要。病気にかかってないから問題ないと思いつつ読み進めましたが、仕事の疲れ、ダイエット、気分のアップダウンと日常生活を送っていると必ず該当する要素が盛り込まれており、誰が読んでも損をしない方法が盛り込まれています。
本書では西洋医学は菌を殺す方法であり、効果は強いが、不可もある。
対して、東洋医学は免疫を高めるので、大きな怪我や病気には心許ないが、慢性的な病(鬱等の精神疾患)はこちら