ブルース・フッドのレビュー一覧
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レッスン1 自己重要感
「重要なのは何が起こったかではなく、それにどう反応するかだ」哲学者エピクテトス(古代ギリシア)
「私はあなたにこうだと思われていると思っている人間なのだ」社会学者クーリー
想像に合わせて常に自分を絶えず変えていくことになる
自己は他者というゴーストライターによって描かれている
自己感覚は 意識的な経験を記録して「記憶」として保持したり、思考を整理したり人と交流したりするのに役立つ
自己は「錯覚」
自己は固定されたものではなく、私たちは自分の考えや行動などを絶えず意識的に自己評価し、これまでの人生で経験してきたことを蓄積することによって、常に自己 -
Posted by ブクログ
ネタバレモノの所有に関する人間的心理について、さまざまな角度で研究結果を踏まえて説明されている。全てを通してみると、人を物の所有に駆り立てる原因は全て関連しあっているということがわかる。
所有欲は他者よりも優位に立ちたいという顕示欲や競争欲が発端。これを基盤に社会が発展したことにより、所有の数で豊かさを図ったり、所有するものによって人を判断したりする社会が広がった。
人は他者との比較でしか自己を認知できない。モノによる比較がある社会では、他者との比較は所有欲を駆り立てる。
そして人間は、自身の所有物に対して自己のアイデンティティとして情緒的愛着を持つ。所有物も含めての自己であるという認識を持ち、モノ -
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ネタバレ「私たちは、所有という悪魔に取り憑かれている」
「どうしたらもっと獲得できるかではなく、どうしたらいま手にしているもので幸せになれるか」
「必要なのはもっと多くのモノではなく、いま手にしているものの価値にきづけるだけの十分な時間」
所有について心理学や法学、歴史学、社会学、行動経済学、しんか生物学、文化人類学、哲学などなど
様々な幅広い分野で検討される
様々な例が載っていてわかりやすいけれども、なかなかな量、、、(^-^;
「所有の追求が幸福に結びつかない」
全ては”足るを知る”という事が、自分にも地球にも優しいと言う事なのかも知れない
今こそ1人1人が考えなくてはならない局面に来て