齊藤貢のレビュー一覧

  • なぜ米国はイランに負けたのか

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    先日行きつけの本屋さんの店頭で見つけた本です、タイトルを見て驚いてしまい、中身も殆ど見ずに購入してしまいました。著者の経歴を見て、イランやイスラエルの外交官であることから、著者にしか得られない情報もあると思いました。

    連日のニュースを見る限りでは、アメリカはイラン相手に苦戦をしているようには思いましたが「すでに負けている」との認識はありませんでした。本の帯にあるように「世界最強の米国を打倒した・非対称戦略」がイランの勝利(少なくとも米国に負けなかった)をもたらしました。戦争はスポーツと違って、明確なルールのもとに戦う者ではなく、兵器だけでなく、政治の力や地形の力、相手国及び自国の国民の支持に

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    2026年07月27日
  • イランは脅威か ホルムズ海峡の大国と日本外交

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    昨今のイランを巡る情勢の背景の理解のために読んでみたのですが、良書でした。著者は2018〜2020年の駐イラン大使。
    前半は2019年の安倍首相(当時)のイラン訪問時の回想録、後半はイランの現代政治史・米イ関係史。とても分かりやすく非常によく理解できた。
    それにしても、2019年に米国とイランの橋渡しを試みた安倍外交(成功はしなかったものの)の姿勢を日本は忘れてはいけないですね… 中東・ホルムズ海峡の平和は日本にとっての死活問題。

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    2026年03月19日
  • なぜ米国はイランに負けたのか

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    ネタバレ

    【なぜ米国はイランに負けたのか】 齊藤 貢 著

     このところ、よくメディアに登場される元・駐イラン大使の最新著。外交官として、イランのみならず、エジプト、サウジアラビア、イスラエル、イラク、UAE、オマーン(大使)に勤務し、独特の分析をされています。漫画・アニメ好きで、「トムとジェリー」「呪術廻戦」などを例に挙げて解説されるのでとても分かりやすいです。

     本書は普段話されていることをまとめた内容。①トランプは名前だけにブラフをかけて短期間でケリをつけようとする「ポーカー」に対しイランはじっと盤上を眺めて先手を読む「チェス」、②「ニューヨークの不動産屋」(即断即決型)対「ペルシャ絨毯の商人」

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    2026年07月31日
  • イランは脅威か ホルムズ海峡の大国と日本外交

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    湾岸諸国について池上さんの知ら恥シリーズで重ねて学ぶも、いまだ恥ずべき状態にある。学生時代に勃発したイラン革命は、なんら記憶に残っていない。アメリカ大使館占拠は、そういえばあったっけ。イライラ戦争も何やら宗教対立によるらしい程度の曖昧さ。さすがに湾岸戦争は報道を見守り、イラク戦争も記憶に新しい。サッダーム・フセインと同列にジョージ・W・ブッシュは胡散臭かった。でもって現在のイランとアメリカの対立。イランの核兵器開発は脅威だが、明らかにトランプの幼稚な対応に非がある。日本の立ち位置を含め、勉強になりました。

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    2022年08月23日