【感想・ネタバレ】イランは脅威か ホルムズ海峡の大国と日本外交のレビュー

あらすじ

二〇一九年六月安倍元首相は米国との間で高まる緊張を緩和しようと日本の首相として四一年振りにイランを訪問した.知られざる積極外交の意味とは何か.需要の九割を中東産原油に依存する日本は,ペルシャ湾の安全のカギを握るイランと,米国の狭間でどのような外交を展開できるのか.四〇年を中東の現場で過ごした外交官の提言.

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Posted by ブクログ

湾岸諸国について池上さんの知ら恥シリーズで重ねて学ぶも、いまだ恥ずべき状態にある。学生時代に勃発したイラン革命は、なんら記憶に残っていない。アメリカ大使館占拠は、そういえばあったっけ。イライラ戦争も何やら宗教対立によるらしい程度の曖昧さ。さすがに湾岸戦争は報道を見守り、イラク戦争も記憶に新しい。サッダーム・フセインと同列にジョージ・W・ブッシュは胡散臭かった。でもって現在のイランとアメリカの対立。イランの核兵器開発は脅威だが、明らかにトランプの幼稚な対応に非がある。日本の立ち位置を含め、勉強になりました。

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2022年08月23日

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